2011/11/10(木) - 10:06
イタリアのビエンメのラグジュアリーウェアシリーズ、B+(ビープラス)。快適性能を追求したそのウェアに、秋冬ラインが追加された。高級感と機能性を両立したB+の新作シリーズを紹介していこう。
Carboion(カーボイオン)テクノロジー搭載
ビエンメはカーボン素材を繊維に織り込む技術をいち早く開発、アンダーウェアに採用していた。この新作ジャージではカーボンの含有率を従来のアンダーウェアの3%から5%にアップ。このカーボンを混入したCarboionテクノロジーは、多くの効果が期待できるという。Carboion(カーボイオン)テクノロジーには、次のような効果がある。
血液の循環を促進しむくみを防止、同時に発散したパワーの回復時間を短縮し、筋肉疲労や腱炎を防ぐ。静電気によって引き起こされる疲れを軽減。身体強度と耐久力を高めて向上させる効果。また抗バクテリア作用もあり、実験によると24時間継続作用によって、バクテリア類を99.53%まで消滅させる効果が実証されているという。
それではCarboion(カーボイオン)テクノロジー搭載のビエンメ秋冬ウェアから2モデルを紹介しよう。
B+18 Milano Violet Jersey
シームレス技術とカーボン素材を融合した新世代ジャージ
縫製による凹凸を極力抑えるため、シームレス技術を応用して伸縮性と適度なコンプレッション効果も併せ持つジャージ。身体全体を包み込むような柔らかな生地は、表裏に無数のリブを設けることでウェアと肌の間に空気層を作り、発汗した際にも体温を適正に保つ。カーボン素材を混入したCarboionテクノロジーもこのジャージの特徴となっている。
価格:18,500円
素材:ポリプロピレン85%、ライクラ10%、カーボン5%
適応気温:+12~18℃
※2012春発売
B+14 Winter Star
クーリングとウォーミングの双方に効果があるウィンタージャージ
生地の表裏に無数のリブを設け、生地の断面に変化を持たせ、ウェアと肌の間に空気の層を作り、身体が発汗した時、体温を常に適正に保つ、クーリングとウォーミングの双方に効果がある技術を採用したウィンタージャージ。
伸縮性に富む生地で、特に収縮時にその特性を生かし、身体全体を包み込むような弱圧コンプレッションが筋肉や関節部等の血行を促進させる。無駄な凹凸のないシームレス縫製で、肌への摩擦を抑え、非常に快適な着用感を実現している。Carboion(カーボイオン)テクノロジー搭載。
¥21,000
適応気温:マイナス1℃~+8℃(ウィンター)
シームレスジャケット
素材:85%ポリプロピレン、10%ライクラ、5%カーボン
インプレッション
「保温性に優れたニットのセーターのような着心地」 鈴木祐一(RiseRide)
着た時のタイトさは、ニットのセーターみたい。保温性に優れた素材で、風をカットするんじゃなくて、素材自体の空気保持性や密着感、身体の発熱をウェアに留めることで保温するという、新しいウェアだ。
密着するウェアは汗をかいたときのべったり感が出ることが心配だけど、この素材は適度に風が抜ける感じで、「ドカ汗」をかかないかぎり暑苦しく感じることがなさそうだ。
インナーとしても使えるし、秋から春の季節の変わり目にも重宝しそう。そう考えると活躍する期間が長いウェアかもしれない。デザインも新しい感じがして、ちょっと注目されそうだ。
「着こなしで人に差を付けたいファッション系サイクリストにオススメ」山本健一
フィット感が良くて、動きを邪魔するものがない。肌の一部といなっているようなピッタリ感で、「ウェアを着ている」という感覚がない。ダンシングをした時などに腕の動きについてくるのと、着圧感があるので着ていて引き締まる感じがする。着心地も良かった。
化繊のすれる感じがなく、素材の肌さわりの良さで肌に優しい感じ。そして、着た瞬間に暖かさを感じる。
風は少し通すけでろ、気持ちよく走れる。
インナーにもなりそう。例えば外側にウインドストッパー系のバリアを着れば冬に着るにも薄着でもかなり暖かく過ごせそうだ。
デザインは一歩進んでいる感じ。素材感で見せる今までにないウェアなので、着こなしで人に差を付けたいファッション系サイクリストにはオススメかも。
インプレライダーのプロフィール
鈴木 祐一(Rise Ride)
サイクルショップ・ライズライド代表。バイシクルトライアル、シクロクロス、MTB-XCの3つで世界選手権日本代表となった経歴を持つ。元ブリヂストン MTBクロスカントリーチーム選手としても活躍した。2007年春、神奈川県橋本市にショップをオープン。クラブ員ともにバイクライドを楽しみながらショップを経営中。各種レースにも参戦中。セルフディスカバリー王滝100Km覇者。
サイクルショップ・ライズライド
山本健一(バイクジャーナリスト)
身長187cm、体重68kg。かつては実業団トップカテゴリーで走った経歴をもつ。脚質はどちらかといえばスピードマンタイプで上りは苦手。1000mタイムトライアル1分10秒(10年前のベストタイム)がプチ自慢。インプレッションはじめ製品レビューなどがライフワーク的になっている。インプレ本のバイブル、ロードバイクインプレッション(エイ出版社)の統括エディターもつとめる。
Carboion(カーボイオン)テクノロジー搭載
ビエンメはカーボン素材を繊維に織り込む技術をいち早く開発、アンダーウェアに採用していた。この新作ジャージではカーボンの含有率を従来のアンダーウェアの3%から5%にアップ。このカーボンを混入したCarboionテクノロジーは、多くの効果が期待できるという。Carboion(カーボイオン)テクノロジーには、次のような効果がある。
血液の循環を促進しむくみを防止、同時に発散したパワーの回復時間を短縮し、筋肉疲労や腱炎を防ぐ。静電気によって引き起こされる疲れを軽減。身体強度と耐久力を高めて向上させる効果。また抗バクテリア作用もあり、実験によると24時間継続作用によって、バクテリア類を99.53%まで消滅させる効果が実証されているという。
それではCarboion(カーボイオン)テクノロジー搭載のビエンメ秋冬ウェアから2モデルを紹介しよう。
B+18 Milano Violet Jersey
シームレス技術とカーボン素材を融合した新世代ジャージ
縫製による凹凸を極力抑えるため、シームレス技術を応用して伸縮性と適度なコンプレッション効果も併せ持つジャージ。身体全体を包み込むような柔らかな生地は、表裏に無数のリブを設けることでウェアと肌の間に空気層を作り、発汗した際にも体温を適正に保つ。カーボン素材を混入したCarboionテクノロジーもこのジャージの特徴となっている。
価格:18,500円
素材:ポリプロピレン85%、ライクラ10%、カーボン5%
適応気温:+12~18℃
※2012春発売
B+14 Winter Star
クーリングとウォーミングの双方に効果があるウィンタージャージ
生地の表裏に無数のリブを設け、生地の断面に変化を持たせ、ウェアと肌の間に空気の層を作り、身体が発汗した時、体温を常に適正に保つ、クーリングとウォーミングの双方に効果がある技術を採用したウィンタージャージ。
伸縮性に富む生地で、特に収縮時にその特性を生かし、身体全体を包み込むような弱圧コンプレッションが筋肉や関節部等の血行を促進させる。無駄な凹凸のないシームレス縫製で、肌への摩擦を抑え、非常に快適な着用感を実現している。Carboion(カーボイオン)テクノロジー搭載。
¥21,000
適応気温:マイナス1℃~+8℃(ウィンター)
シームレスジャケット
素材:85%ポリプロピレン、10%ライクラ、5%カーボン
インプレッション
「保温性に優れたニットのセーターのような着心地」 鈴木祐一(RiseRide)
着た時のタイトさは、ニットのセーターみたい。保温性に優れた素材で、風をカットするんじゃなくて、素材自体の空気保持性や密着感、身体の発熱をウェアに留めることで保温するという、新しいウェアだ。
密着するウェアは汗をかいたときのべったり感が出ることが心配だけど、この素材は適度に風が抜ける感じで、「ドカ汗」をかかないかぎり暑苦しく感じることがなさそうだ。
インナーとしても使えるし、秋から春の季節の変わり目にも重宝しそう。そう考えると活躍する期間が長いウェアかもしれない。デザインも新しい感じがして、ちょっと注目されそうだ。
「着こなしで人に差を付けたいファッション系サイクリストにオススメ」山本健一
フィット感が良くて、動きを邪魔するものがない。肌の一部といなっているようなピッタリ感で、「ウェアを着ている」という感覚がない。ダンシングをした時などに腕の動きについてくるのと、着圧感があるので着ていて引き締まる感じがする。着心地も良かった。
化繊のすれる感じがなく、素材の肌さわりの良さで肌に優しい感じ。そして、着た瞬間に暖かさを感じる。
風は少し通すけでろ、気持ちよく走れる。
インナーにもなりそう。例えば外側にウインドストッパー系のバリアを着れば冬に着るにも薄着でもかなり暖かく過ごせそうだ。
デザインは一歩進んでいる感じ。素材感で見せる今までにないウェアなので、着こなしで人に差を付けたいファッション系サイクリストにはオススメかも。
インプレライダーのプロフィール
鈴木 祐一(Rise Ride)
サイクルショップ・ライズライド代表。バイシクルトライアル、シクロクロス、MTB-XCの3つで世界選手権日本代表となった経歴を持つ。元ブリヂストン MTBクロスカントリーチーム選手としても活躍した。2007年春、神奈川県橋本市にショップをオープン。クラブ員ともにバイクライドを楽しみながらショップを経営中。各種レースにも参戦中。セルフディスカバリー王滝100Km覇者。
サイクルショップ・ライズライド
山本健一(バイクジャーナリスト)
身長187cm、体重68kg。かつては実業団トップカテゴリーで走った経歴をもつ。脚質はどちらかといえばスピードマンタイプで上りは苦手。1000mタイムトライアル1分10秒(10年前のベストタイム)がプチ自慢。インプレッションはじめ製品レビューなどがライフワーク的になっている。インプレ本のバイブル、ロードバイクインプレッション(エイ出版社)の統括エディターもつとめる。
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