2011/11/07(月) - 13:41
2011年11月6日、京都府南丹市「府民の森ひよし」で2011〜2012年シーズンの関西シクロクロス第1戦が開催された。C1は40分制限の沢田時(ENDLESS/ ProRide)が序盤から大きくリード。松井や河賀を振り切った伊澤優大(岩井商会レーシング)が優勝した。
国内最大の参加者数を誇る関西シクロクロスが、他のシクロクロスシリーズから遅れて開幕した。第1戦の開催地は、大阪市内からクルマで約1時間半の「府民の森ひよし」。
10月16日にプロローグが開催されているが、成績がシリーズランキングに反映されるのはこの第1戦から。この日は合計297名がエントリーした。
コースはなだらかな斜面に作られた草地と、急坂をジグザグに登る土手区間、シングルトラック、砂利道、舗装路などが組み込まれたもの。前日からの雨によってコースの大部分は泥。グリップを得るために空気圧を落としたいところだが、草地に隠れた石がパンクを誘発する。
C1は年齢規定により40分制限で出場する高校生の沢田時(ENDLESS/ ProRide)が序盤からリード。一人だけ7分台中盤のラップタイムを連発し、後続を引き離していく。
後方では松井正史(シマノドリンキング)と伊澤優大(岩井商会レーシング)、そして沢田と同じ40分制限の中井路雅(瀬田工業高校自転車競技部)がパックを形成。その後方に河賀雄大(立命館大学)や藤川正人(ストラーダR)、稲益拓也(DARK BLUE BIKERS)、久保伸次(岩井商会レーシング)、鳥居新也(竹芝サイクルレーシング)らが続く。
ハイペースで40分間を走り続けた先頭の沢田は、後続を2分以上引き離したまま6周回でレース完了。そして中井が全体の2番手でレースを終えた。40分の制限付きとは言え、ジュニア選手の走りが目立った。
ジュニアのレース終了とともに先頭に立ったのは伊澤優大。ペースを取り戻した松井が河賀を抜いて2番手に上がったが、伊澤のリードを揺るがすことは出来ず。伊澤がそのまま独走でゴールした。
2010〜2011年の関西シクロクロス・シリーズランキングで総合4位に入っている伊澤は「今シーズンはランキング3位、もしくはランキングトップを目指したい」と語る。この日2位の松井とともに、地元勢としてシリーズランキングを守る立場だ。また、C2レースで2位に入った弟の伊澤広大(Bee Club 138)は次戦から同じC1で走る。
関西シクロクロス第2戦は、11月13日に滋賀県高島市マキノ高原で開催される。その翌週、11月20日の第3戦野洲市ビワコマイアミランドはUCI登録レースだ。
レースの模様はフォトギャラリーにて!
関西シクロクロス2011-2012第1戦結果
C1(8周回)
1位 伊澤優大(岩井商会レーシング) 1h03'15"
2位 松井正史(シマノドリンキング) +1'27"
3位 河賀雄大(立命館大学) +1'42"
4位 鳥居新也(竹芝サイクルレーシング) +2'09"
5位 稲益拓也(DARK BLUE BIKERS) +2'12"
6位 久保伸次(岩井商会レーシング) +2'48"
7位 藤川正人(ストラーダR) +3'41"
8位 川村誠(京都大学サイクリング部) +4'07"
9位 中川隆司(つうばいつう) +4'31"
10位 熊崎祥太(R2 SPORTS CYCLING TEAM) +4'49"
CL1(5周回)
1位 宮内佐季子(CLUB viento) 43'43"
2位 福本千佳(クラブシルベスト同志社大学) +28"
3位 上田順子(TEAM884獣遊/シルベスト) +4'14"
CM1(5周回)
1位 吉中和彦(ユーロワークス) 41'39"
2位 大河内二郎(シルクロード) +11"
3位 ビンセント・フラナガン(八ヶ岳CYCLOCROSS CLUB) +19"
C2(5周回)
1位 大渕宏紀(TEAM-NR) 39'45"
2位 伊澤広大(Bee Club 138) +52"
3位 木村吉秀(瀬田工業高校自転車競技部) +1'23"
text&photo:Kei Tsuji
国内最大の参加者数を誇る関西シクロクロスが、他のシクロクロスシリーズから遅れて開幕した。第1戦の開催地は、大阪市内からクルマで約1時間半の「府民の森ひよし」。
10月16日にプロローグが開催されているが、成績がシリーズランキングに反映されるのはこの第1戦から。この日は合計297名がエントリーした。
コースはなだらかな斜面に作られた草地と、急坂をジグザグに登る土手区間、シングルトラック、砂利道、舗装路などが組み込まれたもの。前日からの雨によってコースの大部分は泥。グリップを得るために空気圧を落としたいところだが、草地に隠れた石がパンクを誘発する。
C1は年齢規定により40分制限で出場する高校生の沢田時(ENDLESS/ ProRide)が序盤からリード。一人だけ7分台中盤のラップタイムを連発し、後続を引き離していく。
後方では松井正史(シマノドリンキング)と伊澤優大(岩井商会レーシング)、そして沢田と同じ40分制限の中井路雅(瀬田工業高校自転車競技部)がパックを形成。その後方に河賀雄大(立命館大学)や藤川正人(ストラーダR)、稲益拓也(DARK BLUE BIKERS)、久保伸次(岩井商会レーシング)、鳥居新也(竹芝サイクルレーシング)らが続く。
ハイペースで40分間を走り続けた先頭の沢田は、後続を2分以上引き離したまま6周回でレース完了。そして中井が全体の2番手でレースを終えた。40分の制限付きとは言え、ジュニア選手の走りが目立った。
ジュニアのレース終了とともに先頭に立ったのは伊澤優大。ペースを取り戻した松井が河賀を抜いて2番手に上がったが、伊澤のリードを揺るがすことは出来ず。伊澤がそのまま独走でゴールした。
2010〜2011年の関西シクロクロス・シリーズランキングで総合4位に入っている伊澤は「今シーズンはランキング3位、もしくはランキングトップを目指したい」と語る。この日2位の松井とともに、地元勢としてシリーズランキングを守る立場だ。また、C2レースで2位に入った弟の伊澤広大(Bee Club 138)は次戦から同じC1で走る。
関西シクロクロス第2戦は、11月13日に滋賀県高島市マキノ高原で開催される。その翌週、11月20日の第3戦野洲市ビワコマイアミランドはUCI登録レースだ。
レースの模様はフォトギャラリーにて!
関西シクロクロス2011-2012第1戦結果
C1(8周回)
1位 伊澤優大(岩井商会レーシング) 1h03'15"
2位 松井正史(シマノドリンキング) +1'27"
3位 河賀雄大(立命館大学) +1'42"
4位 鳥居新也(竹芝サイクルレーシング) +2'09"
5位 稲益拓也(DARK BLUE BIKERS) +2'12"
6位 久保伸次(岩井商会レーシング) +2'48"
7位 藤川正人(ストラーダR) +3'41"
8位 川村誠(京都大学サイクリング部) +4'07"
9位 中川隆司(つうばいつう) +4'31"
10位 熊崎祥太(R2 SPORTS CYCLING TEAM) +4'49"
CL1(5周回)
1位 宮内佐季子(CLUB viento) 43'43"
2位 福本千佳(クラブシルベスト同志社大学) +28"
3位 上田順子(TEAM884獣遊/シルベスト) +4'14"
CM1(5周回)
1位 吉中和彦(ユーロワークス) 41'39"
2位 大河内二郎(シルクロード) +11"
3位 ビンセント・フラナガン(八ヶ岳CYCLOCROSS CLUB) +19"
C2(5周回)
1位 大渕宏紀(TEAM-NR) 39'45"
2位 伊澤広大(Bee Club 138) +52"
3位 木村吉秀(瀬田工業高校自転車競技部) +1'23"
text&photo:Kei Tsuji
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