2011/07/26(火) - 19:24
ツール・ド・フランス終了後に行われるシャンゼリゼでのパレード。世界でもっとも美しいレースであるツールを完走した選手たちを、世界でもっとも美しい大通りが祝福します。美しくも楽しいその様子をグラフィックでお楽しみください。
オーストラリアの観客たちとクロコダイルに囲まれたカデル・エヴァンス (c)Makoto.AYANO
オーストラリア人初、そしてツール・ド・フランスの第98代チャンピオンに輝いたカデル・エヴァンスを祝福しようと、オージーたちがシャンゼリゼに駆けつけた。
オーストラリア名物(?)のクロコダイルやカンガルーの着ぐるみや風船がエヴァンスを祝福する!
ユーロップカーは大活躍で大満足のツール・ド・フランスになった (c)Makoto.AYANO
フランスにとって最高のプレゼントはマイヨジョーヌを着て最大級の頑張りをみせたトマ・ヴォクレールと、ラルプデュエズのステージ勝利と新人賞を獲得したピエール・ロランの活躍。もちろん声援はナンバー・ワン。テレビ視聴率も近年最高の数字をマークしたという。
フランスのヒーローになったトマ・ヴォクレールとピエール・ロラン (c)Makoto.AYANO
愛車のコルナゴにキッスするピエール・ロラン (c)Makoto.AYANO
マーク・カヴェンディッシュ(イギリス、HTC・ハイロード)が5勝目をマーク。3年連続で恒例のパリ・シャンゼリゼゴールを制したカヴが、マイヨヴェールを初受賞し、ついに緑のジャージでパリに凱旋した。
これがステージ通算19勝目。チームTTでの勝利を含めると20勝目で、これは歴代6位の勝利数。2008年4勝、2009年6勝、2010年5勝、そして2011年5勝。エディ・メルクスがもつ歴代最高34勝の記録が見えてきた。
念願のマイヨヴェール獲得を果たしたマーク・カヴェンディッシュ (c)Makoto.AYANO
カヴ仮面の応援団登場 (c)Makoto.AYANO
ツール史上初の兄弟表彰台を成し遂げたアンディとフランクのシュレク兄弟。しかし本当に欲しいのは表彰台の真ん中だけ。「来年は勝つ」と凱旋門に誓う。
アンディとフランク、2人のシュレク兄弟は永遠の兄弟愛をみせた。「来年こそ勝ってみせる」 (c)Makoto.AYANO
最近5年間で初めてステージ優勝のないツールを経験したファビアン・カンチェラーラ (c)Makoto.AYANO
近年5年間で初めてのステージ優勝なしに終わったファビアン・カンチェラーラ。シュレク兄弟のアシストに力を使ったこと、TTスペシャリストに向いた純粋な個人タイムトライアルが序盤になかったことが響いた。来年は再び活躍できることを。
チーム総合成績で表彰されたガーミン・サーヴェロは第5ステージの落車でリタイアしたデーヴィッド・ザブリスキーを等身大の看板でシャンゼリゼに凱旋させた。チームワークを重んじる同チームならではの洒落っ気。
第5ステージで落車したデーヴィッド・ザブリスキーは等身大看板になってシャンゼリゼに凱旋。チームワークを大切にするガーミン・サーヴェロならでは (c)Makoto.AYANO
ツール4勝目も、表彰台も達成できなかったコンタドールだが、間違いなくレースの中心人物だった。落車、膝の痛みなど不運が続いたが、さわやかな笑顔で来年の勝利を誓う。そして、もうジロには出場しないだろうとも。
凱旋門をバックに笑うアルベルト・コンタドール (c)Makoto.AYANO
落車で4人を失い、5人きりのシャンゼリゼ。災難続きのレディオシャック (c)Makoto.AYANO
たった5人で凱旋したのはレディオシャック。ツールにきたときは4人の総合を狙えるリーダーがいたが、 ヤネス・ブライコヴィッチ、クリストファー・ホーナー、ヤロスラフ・ポポヴィッチ、アンドレアス・クレーデンがリタイア。ライプハイマーもトラブル続きでタイムを失った。ツール8勝のブリュイネール監督は何を思う?
落車のヒーローたち
監督のオデコにキスするジョニー・フーガーランド (c)Makoto.AYANO
フランステレビジョンのクルマにはねられたフアンアントニオ・フレチャ(チームスカイ)も完走して笑顔 (c)Makoto.AYANO
テレビ局のクルマにはねられて落車する悲劇がもとでヒーローになったのがジョニー・フーガーランド(ヴァカンソレイユ)とフアンアントニオ・フレチャ(チームスカイ)。フーガーランドは30以上縫う負傷を負ったが、無事完走。フレチャもいい笑顔で凱旋。
プラトー・ド・ベイユで顔面落車し、包帯巻いて走ったローレンス・テンダムも傷が癒えた。補給食を食べるのに苦労したとか。
落車で顔面から地面に落ちてしまったローレンス・テンダム(オランダ) 傷は癒えた (c)Makoto.AYANO
落車で負傷し、総合成績も新人賞も逃げていったロバート・ヘーシンク(ラボバンク) (c)Makoto.AYANO
スーパー敢闘賞はジェレミー・ロワ
昨日の個人タイムトライアル後にすでに今年度のスーパー敢闘賞の受賞を確定させていたジェレミー・ロワ(FDJ)は、シャンゼリゼでもまた逃げた。
スーパー敢闘賞受賞のジェレミー・ロワ(FDJ) フランスを大いに沸かせた (c)Makoto.AYANO
FDJのマッサーの女性も一緒に記念写真 (c)Makoto.AYANO
ロワが今ツール中にアタックしたのは第1・4・12・13ステージ。ヴァンデ県での開幕ステージで3人のファーストアタックに入ったロワは、第4ステージでも逃げた。そしてリュザルディダンにゴールする第12ステージではラスト8kmまでグループで逃げ、翌13ステージでは難関オービスク峠で逃げたが、フースホフトに捕まり、勝利をさらわれている。ステージ勝利は叶わなかったが、逃げた距離は通算700kmに及ぶ。
アタックは個人総合を狙うことが難しいFDJのチーム方針でもある。チームメイトのミカエル・ドラージュ(フランス)と合わせると、獲得したスプリントポイントは200点に及ぶ。
ロワは言う「最初のステージと最後のステージ、そして合計6回アタックをした。この賞をシャンゼリゼで受け取るのは素晴らしい。まだ勝てていないけど、僕にとって間違いなく最高なツールになった」。
ツール出場16回 総合優勝を9度支えたヒンカピー
ツール16回出場、9度のマイヨジョーヌ獲得に貢献したジョージ・ヒンカピー (c)Makoto.AYANOヒンカピーのツール・ド・フランス参加回数はオランダのヨープ・ズートメルクに並ぶ、ツール史上タイ記録となる16回目の挑戦となる。ズートメルクがそのすべてに完走しているのに対してヒンカピーは一度完走していないが、特筆すべきはその16回のツール・ド・フランスのうち9度はマイヨジョーヌを獲得したチームに居たということ。
ランス・アームストロング(1999年から2005年/USポスタル、ディスカバリーチャンネル)、アルベルト・コンタドール(2007年/ディスカバリーチャンネル)、そして今年のエヴァンスの総合優勝。合計9つのマイヨジョーヌ獲得に、ヒンカピーは重要なアシストとして関わってきた。38歳のヒンカピーは来年も現役を続行。ツールに参戦したいという表明をしている。
※その他の写真はフォトギャラリーをご覧ください。
photo&text:Makoto.AYANO in France

オーストラリア人初、そしてツール・ド・フランスの第98代チャンピオンに輝いたカデル・エヴァンスを祝福しようと、オージーたちがシャンゼリゼに駆けつけた。
オーストラリア名物(?)のクロコダイルやカンガルーの着ぐるみや風船がエヴァンスを祝福する!

フランスにとって最高のプレゼントはマイヨジョーヌを着て最大級の頑張りをみせたトマ・ヴォクレールと、ラルプデュエズのステージ勝利と新人賞を獲得したピエール・ロランの活躍。もちろん声援はナンバー・ワン。テレビ視聴率も近年最高の数字をマークしたという。


マーク・カヴェンディッシュ(イギリス、HTC・ハイロード)が5勝目をマーク。3年連続で恒例のパリ・シャンゼリゼゴールを制したカヴが、マイヨヴェールを初受賞し、ついに緑のジャージでパリに凱旋した。
これがステージ通算19勝目。チームTTでの勝利を含めると20勝目で、これは歴代6位の勝利数。2008年4勝、2009年6勝、2010年5勝、そして2011年5勝。エディ・メルクスがもつ歴代最高34勝の記録が見えてきた。


ツール史上初の兄弟表彰台を成し遂げたアンディとフランクのシュレク兄弟。しかし本当に欲しいのは表彰台の真ん中だけ。「来年は勝つ」と凱旋門に誓う。


近年5年間で初めてのステージ優勝なしに終わったファビアン・カンチェラーラ。シュレク兄弟のアシストに力を使ったこと、TTスペシャリストに向いた純粋な個人タイムトライアルが序盤になかったことが響いた。来年は再び活躍できることを。
チーム総合成績で表彰されたガーミン・サーヴェロは第5ステージの落車でリタイアしたデーヴィッド・ザブリスキーを等身大の看板でシャンゼリゼに凱旋させた。チームワークを重んじる同チームならではの洒落っ気。

ツール4勝目も、表彰台も達成できなかったコンタドールだが、間違いなくレースの中心人物だった。落車、膝の痛みなど不運が続いたが、さわやかな笑顔で来年の勝利を誓う。そして、もうジロには出場しないだろうとも。


たった5人で凱旋したのはレディオシャック。ツールにきたときは4人の総合を狙えるリーダーがいたが、 ヤネス・ブライコヴィッチ、クリストファー・ホーナー、ヤロスラフ・ポポヴィッチ、アンドレアス・クレーデンがリタイア。ライプハイマーもトラブル続きでタイムを失った。ツール8勝のブリュイネール監督は何を思う?
落車のヒーローたち


テレビ局のクルマにはねられて落車する悲劇がもとでヒーローになったのがジョニー・フーガーランド(ヴァカンソレイユ)とフアンアントニオ・フレチャ(チームスカイ)。フーガーランドは30以上縫う負傷を負ったが、無事完走。フレチャもいい笑顔で凱旋。
プラトー・ド・ベイユで顔面落車し、包帯巻いて走ったローレンス・テンダムも傷が癒えた。補給食を食べるのに苦労したとか。


スーパー敢闘賞はジェレミー・ロワ
昨日の個人タイムトライアル後にすでに今年度のスーパー敢闘賞の受賞を確定させていたジェレミー・ロワ(FDJ)は、シャンゼリゼでもまた逃げた。


ロワが今ツール中にアタックしたのは第1・4・12・13ステージ。ヴァンデ県での開幕ステージで3人のファーストアタックに入ったロワは、第4ステージでも逃げた。そしてリュザルディダンにゴールする第12ステージではラスト8kmまでグループで逃げ、翌13ステージでは難関オービスク峠で逃げたが、フースホフトに捕まり、勝利をさらわれている。ステージ勝利は叶わなかったが、逃げた距離は通算700kmに及ぶ。
アタックは個人総合を狙うことが難しいFDJのチーム方針でもある。チームメイトのミカエル・ドラージュ(フランス)と合わせると、獲得したスプリントポイントは200点に及ぶ。
ロワは言う「最初のステージと最後のステージ、そして合計6回アタックをした。この賞をシャンゼリゼで受け取るのは素晴らしい。まだ勝てていないけど、僕にとって間違いなく最高なツールになった」。
ツール出場16回 総合優勝を9度支えたヒンカピー

ランス・アームストロング(1999年から2005年/USポスタル、ディスカバリーチャンネル)、アルベルト・コンタドール(2007年/ディスカバリーチャンネル)、そして今年のエヴァンスの総合優勝。合計9つのマイヨジョーヌ獲得に、ヒンカピーは重要なアシストとして関わってきた。38歳のヒンカピーは来年も現役を続行。ツールに参戦したいという表明をしている。
※その他の写真はフォトギャラリーをご覧ください。
photo&text:Makoto.AYANO in France
フォトギャラリー
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