2011/06/17(金) - 13:00
日本学生自転車競技連盟(学連)が主催する全日本学生選手権個人ロードレース大会が、6月18、19日に長野県木曽郡木祖村奥木曽湖特設コースにて行われる。また本大会は、ユニバーシアードの選考対象大会にもなっている。
2010年の個人ロードで、窪木一茂(日大)のアタックに食らいつく野口正則(鹿屋体育大学) (c)日本学生自転車競技連盟
2010年の個人ロードで先頭を追う中尾佳祐(順天堂大学)とマークする吉田隼人(鹿屋体育大学)、笠原恭輔(中央大学)ら (c)日本学生自転車競技連盟
日本学生自転車競技連盟がレースの見どころを解説する。
昨年はコースが土砂災害のため使用できず、急遽大町美麻地区での開催だったが、再び木曽湖に戻ってきた。大会開催に尽力していただいた関係者の皆様に感謝の意を表したい。
コースは1周9kmの奥木曽湖湖畔を、男子が20周+1kmの181km、女子が11周+1kmの100kmで学生ロードチャンピオンを争う。1周あたりの累計高低差は100mとそれほど大きくはないが、道幅が狭く逃げもでき易いので、出入りの激しいレースとなる事が多い。
一昨年の優勝者は木守望(京都産業大学卒)、昨年は内間康平(鹿屋体育大学卒)で、共に今年から愛三工業レーシングとダンジェロアンティヌッチィ・NIPPOに加入するなど、プロへの登竜門といえる大会でもある。
男子レースには156名がエントリーしており、主な大学と有力選手を紹介する。
鹿屋体育大学
2週間前に行われたの100kmチームロードタイムトライアル(チームTT)では、コースレコードで優勝。5月のツール・ド・熊野(UCI2.2)ではチーム総合7位。昨年度本大会で2位の野口正則。先週の全日本U-23個人ロードタイムトライアルで優勝した吉田隼人。昨年度全日本U-23ロードで優勝、インカレロード3位、ツール・ド・北海道でステージ優勝の山本元喜らが有力。
2010年2位の野口正則(鹿屋体育大学) (c)日本学生自転車競技連盟
2010年は内間康平(現:ダンジェロアンティヌッティNIPPO)が優勝 (c)日本学生自転車競技連盟
中央大学
チームTTでは、ラスト周回で落車棄権するものの、途中まで鹿屋を上回る走りを見せていた。昨年度本大会9位、ロードレースカップシリーズ総合2位の笠原恭輔。同4位の堀内俊介。全日本U-23個人ロードタイムトライアル2位の郡司昌紀らが有力。
日本大学
チームTTでは棄権となったが、昨年度インカレロードでは、10位以内に4名を送り込んでいる。昨年度本大会5位で、学生個人ロードタイムトライアル2位、昨年度インカレロード7位の窪木一茂。同8位の中田匠らが有力。
その他、昨年度本大会4位の中尾佳祐(順天堂大学)。修善寺ロードを制した中根英登(中京大学)。同2位の早川朋宏(法政大学)。ロードレースカップシリーズリーダー大中巧基(早稲田大学)らにも注目したい。
インカレロードで優勝した上野みなみ(鹿屋体育大学) (c)日本学生自転車競技連盟女子
昨年は参加者が少なく開催されなかった女子レースだが、今年はオープン参加を含めた21名がエントリーしている。
有力選手としては、昨年のインカレロード優勝の上野みなみ(鹿屋体育大学)。上野は、3月に行われた世界選手権ポイントレースで4位入賞した後、落車で休養していたが、前週の全日本タイムトライアルで2位と復調を見せている。
昨年のインカレ2位で、5月の修善寺カップロードで優勝した朝日大学の明珍裕子や、学生個人タイムトライアルで優勝の田中まい(日本体育大学)も有力だ。
ブログ速報などでWeb観戦を
なお、日本学生自転車競技連盟では、大会速報ブログサイト(http://jicf-sokuho.sblo.jp/)にて途中経過や結果速報を行います。会場にお越しいただけない方もWeb観戦が可能です。母校や関係選手の走りにご注目下さい。
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日本学生自転車競技連盟がレースの見どころを解説する。
昨年はコースが土砂災害のため使用できず、急遽大町美麻地区での開催だったが、再び木曽湖に戻ってきた。大会開催に尽力していただいた関係者の皆様に感謝の意を表したい。
コースは1周9kmの奥木曽湖湖畔を、男子が20周+1kmの181km、女子が11周+1kmの100kmで学生ロードチャンピオンを争う。1周あたりの累計高低差は100mとそれほど大きくはないが、道幅が狭く逃げもでき易いので、出入りの激しいレースとなる事が多い。
一昨年の優勝者は木守望(京都産業大学卒)、昨年は内間康平(鹿屋体育大学卒)で、共に今年から愛三工業レーシングとダンジェロアンティヌッチィ・NIPPOに加入するなど、プロへの登竜門といえる大会でもある。
男子レースには156名がエントリーしており、主な大学と有力選手を紹介する。
鹿屋体育大学
2週間前に行われたの100kmチームロードタイムトライアル(チームTT)では、コースレコードで優勝。5月のツール・ド・熊野(UCI2.2)ではチーム総合7位。昨年度本大会で2位の野口正則。先週の全日本U-23個人ロードタイムトライアルで優勝した吉田隼人。昨年度全日本U-23ロードで優勝、インカレロード3位、ツール・ド・北海道でステージ優勝の山本元喜らが有力。
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中央大学
チームTTでは、ラスト周回で落車棄権するものの、途中まで鹿屋を上回る走りを見せていた。昨年度本大会9位、ロードレースカップシリーズ総合2位の笠原恭輔。同4位の堀内俊介。全日本U-23個人ロードタイムトライアル2位の郡司昌紀らが有力。
日本大学
チームTTでは棄権となったが、昨年度インカレロードでは、10位以内に4名を送り込んでいる。昨年度本大会5位で、学生個人ロードタイムトライアル2位、昨年度インカレロード7位の窪木一茂。同8位の中田匠らが有力。
その他、昨年度本大会4位の中尾佳祐(順天堂大学)。修善寺ロードを制した中根英登(中京大学)。同2位の早川朋宏(法政大学)。ロードレースカップシリーズリーダー大中巧基(早稲田大学)らにも注目したい。
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昨年は参加者が少なく開催されなかった女子レースだが、今年はオープン参加を含めた21名がエントリーしている。
有力選手としては、昨年のインカレロード優勝の上野みなみ(鹿屋体育大学)。上野は、3月に行われた世界選手権ポイントレースで4位入賞した後、落車で休養していたが、前週の全日本タイムトライアルで2位と復調を見せている。
昨年のインカレ2位で、5月の修善寺カップロードで優勝した朝日大学の明珍裕子や、学生個人タイムトライアルで優勝の田中まい(日本体育大学)も有力だ。
ブログ速報などでWeb観戦を
なお、日本学生自転車競技連盟では、大会速報ブログサイト(http://jicf-sokuho.sblo.jp/)にて途中経過や結果速報を行います。会場にお越しいただけない方もWeb観戦が可能です。母校や関係選手の走りにご注目下さい。
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