2009/04/24(金) - 11:43
イタリアのガゼッタ紙によると、開幕が15日後に迫った4月23日、主催者RCSスポルトはジロ・デ・イタリアの出場22チームを発表した。イタリアチャンピオンのフィリッポ・シメオーニ擁するチェラミカフラミニアやCSFグループ・ナヴィガーレを差し置いて、フジ・セルヴェットが最後の一枠を勝ち取った。
昨年のジロでステージ2勝を飾り、リカルド・リッコ(イタリア)を総合2位に送り込んだサウニエルドゥバル・スコット。しかしツール・ド・フランス期間中にエース格のリッコとレオナルド・ピエポリ(イタリア)のドーピング陽性が発覚し、ロードレース界を大きく揺るがした。
新スポンサーを獲得した今シーズンは、フジ・セルヴェットとして新体制で再スタートを切ったが、ことごとくビッグレースに招待されず、当初主催者が発表したジロ出場チームリストからも外れていた。
そんなチームに舞い降りた朗報。4月23日に主催者が発表した最終出場チームの中に、フジ・セルヴェットの名前があった。「最後のイス」を、レース開幕約2週間前に勝ち取った。
最終的にジロに出場するのはプロツアー15チームとプロコンチネンタル7チーム。自主的に辞退したコフィディス、エウスカルテル、フランセーズデジューのプロツアー3チームは出場しない。
フジ・セルヴェットの公式サイトによると、メンバーはファンホセ・コーボ(スペイン)、フレデリック・ケシアコフ(スウェーデン)、エロス・カペッキ(イタリア)、リカルド・セラノ(スペイン)、ヘスス・デルネロ(スペイン)、エルマーノ・カペッリ(イタリア)、ホセアルベルト・ベニテス(スペイン)、イケル・カマニョ(スペイン)、エクトール・ゴンザレス(スペイン)、ホセ・フフレ(スペイン)、ハビエル・メヒアス(スペイン)、アンヘル・ゴメスゴメス(スペイン)の12名の中から9名を選出。ツール欠場が決まっているため、ベストメンバーで挑むはずだ。
一方でジロ出場の道を完全に閉ざされたのが、CSFグループ・ナヴィガーレやチェラミカフラミニア、アミーカチップス。
CSFグループ・ナヴィガーレは、昨年ジロで怒濤の山岳ステージ3勝&山岳賞を飾ったエマヌエーレ・セッラ(イタリア)の元所属チーム。レース外ドーピング検査で陽性反応が出たセッラはEPO使用を認め、出場停止処分を受けている。主催者はこの山岳王のドーピング陽性を重く見て、チームに出場権を与えなかった。
チェラミカフラミニア所属の現イタリアチャンピオン、フィリッポ・シメオーニ(イタリア)は「主催者は“イタリアンスピリット(イタリアチャンピオンジャージ)”を尊重すると思っていたから、最後まで出場を信じていたんだ。とにかくこれはスキャンダラスな決定。未だに信じられない」と落胆の色を隠せない。
22チームが出場するジロ100年記念大会は、5月9日、ヴェネツィアでスタートする。
ジロ・デ・イタリア2009出場チーム(☆はプロコンチネンタル)
アックア・エ・サポーネ☆
アージェードゥーゼル
アスタナ
バルロワールド☆
Bboxブイグテレコム
ケースデパーニュ
サーヴェロ・テストチーム☆
ガーミン・スリップストリーム
フジ・セルヴェット
ISD☆
ランプレ
リクイガス
LPRブレークス☆
クイックステップ
ラボバンク
サイレンス・ロット
セッラメンティPVCディキジョヴァンニ☆
チームコロンビア
カチューシャ
ミルラム
サクソバンク
シャコベオ・ガリシア☆
選手コメントはガゼッタ紙より。
昨年のジロでステージ2勝を飾り、リカルド・リッコ(イタリア)を総合2位に送り込んだサウニエルドゥバル・スコット。しかしツール・ド・フランス期間中にエース格のリッコとレオナルド・ピエポリ(イタリア)のドーピング陽性が発覚し、ロードレース界を大きく揺るがした。
新スポンサーを獲得した今シーズンは、フジ・セルヴェットとして新体制で再スタートを切ったが、ことごとくビッグレースに招待されず、当初主催者が発表したジロ出場チームリストからも外れていた。
そんなチームに舞い降りた朗報。4月23日に主催者が発表した最終出場チームの中に、フジ・セルヴェットの名前があった。「最後のイス」を、レース開幕約2週間前に勝ち取った。
最終的にジロに出場するのはプロツアー15チームとプロコンチネンタル7チーム。自主的に辞退したコフィディス、エウスカルテル、フランセーズデジューのプロツアー3チームは出場しない。
フジ・セルヴェットの公式サイトによると、メンバーはファンホセ・コーボ(スペイン)、フレデリック・ケシアコフ(スウェーデン)、エロス・カペッキ(イタリア)、リカルド・セラノ(スペイン)、ヘスス・デルネロ(スペイン)、エルマーノ・カペッリ(イタリア)、ホセアルベルト・ベニテス(スペイン)、イケル・カマニョ(スペイン)、エクトール・ゴンザレス(スペイン)、ホセ・フフレ(スペイン)、ハビエル・メヒアス(スペイン)、アンヘル・ゴメスゴメス(スペイン)の12名の中から9名を選出。ツール欠場が決まっているため、ベストメンバーで挑むはずだ。
一方でジロ出場の道を完全に閉ざされたのが、CSFグループ・ナヴィガーレやチェラミカフラミニア、アミーカチップス。
CSFグループ・ナヴィガーレは、昨年ジロで怒濤の山岳ステージ3勝&山岳賞を飾ったエマヌエーレ・セッラ(イタリア)の元所属チーム。レース外ドーピング検査で陽性反応が出たセッラはEPO使用を認め、出場停止処分を受けている。主催者はこの山岳王のドーピング陽性を重く見て、チームに出場権を与えなかった。
チェラミカフラミニア所属の現イタリアチャンピオン、フィリッポ・シメオーニ(イタリア)は「主催者は“イタリアンスピリット(イタリアチャンピオンジャージ)”を尊重すると思っていたから、最後まで出場を信じていたんだ。とにかくこれはスキャンダラスな決定。未だに信じられない」と落胆の色を隠せない。
22チームが出場するジロ100年記念大会は、5月9日、ヴェネツィアでスタートする。
ジロ・デ・イタリア2009出場チーム(☆はプロコンチネンタル)
アックア・エ・サポーネ☆
アージェードゥーゼル
アスタナ
バルロワールド☆
Bboxブイグテレコム
ケースデパーニュ
サーヴェロ・テストチーム☆
ガーミン・スリップストリーム
フジ・セルヴェット
ISD☆
ランプレ
リクイガス
LPRブレークス☆
クイックステップ
ラボバンク
サイレンス・ロット
セッラメンティPVCディキジョヴァンニ☆
チームコロンビア
カチューシャ
ミルラム
サクソバンク
シャコベオ・ガリシア☆
選手コメントはガゼッタ紙より。