今月行なわれたツール・ド・九州にも出場したニキフォロス・アルヴァニトゥ(ギリシャ)のXDSアスタナ加入が発表された。同選手は現在ギリシャ選手権ロードで3連覇中の23歳で、ギリシャ国内レースなどでは何勝も挙げているスプリンターだ。



XDSアスタナ加入が発表されたニキフォロス・アルヴァニトゥ(ギリシャ) photo:XDS Astana Team

「XDSアスタナは長い歴史があり、これまで大きな成功を収めてきたチームだ。子どもの頃から応援していたチームで、ワールドツアーの一員になれることは夢が叶った」とプレスリリースで喜びを語ったアルヴァニトゥ。契約期間は2027年から2028年末までの2年間だ。

プロトンでも数少ないギリシャ出身のアルヴァニトゥは2003年生まれの23歳。2024年からナショナル選手権のロードで3連覇中で、今年8月からXDSアスタナのトレーニー(研修生)としてトップチームに加わり、アークティック・レース・オブ・ノルウェー(UCI 2.Pro)では集団スプリントで2度トップ10入りを果たすなど、スプリンターとしての力を示した。今月のツール・ド・九州にも出場し、第1ステージ(佐賀・福岡ステージ)ではリードアウト役としてマッテオ・マルチェッリ(イタリア)の勝利に貢献した。

アレクサンドル・ヴィノクロフGMはアルヴァニトゥについて、「トレーニングとレースの両方でニキフォロスを評価する機会があった。若く力があり、チームメイトを助ける準備が常にできていて、目標達成のために全力を尽くす選手だという印象を受けた」とコメント。来年以降の役割について「彼にはアシストやリードアウト役としての力に加え、自ら勝利を狙えるスピードもある。これからの2年間は努力が必要になるが、優れたプロ選手になる可能性を十分に備えている」と期待を語った。

今年は昨年と同じ32勝を挙げ、UCIチームランキングで6位に入るなど、好調を維持したXDSアスタナ。来年はアロルド・テハダやセルヒオ・イギータ(共にコロンビア)、クレマン・シャンプッサン(フランス)、ダヴィデ・バッレリーニ(イタリア)ら山岳の中心選手が多く退団。一方、アントニー・テュルジス(フランス、トタルエネルジー)やアンドレア・バジオーリ(イタリア、リドル・トレック)を獲得している。

text:Sotaro.Arakawa
photo:XDS Astana Team
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