アジア大会のBMXフリースタイル・パークの決勝が愛知県国際展示場で行われ、男子は仲村輪夢が優勝し、自転車競技初の金メダルを獲得。小澤楓が2位銀メダルを獲得した。女子は小澤美晴が2位銀メダルを獲得した。



アジア大会のBMXフリースタイル・パークは、9月26日、27日の2日間に渡り開催された。会場は名古屋市から電車で1時間ほどの場所にある中部国際空港近くの愛知県国際展示場。同会場ではeスポーツやフェンシング、スケートボードも行われている。

BMXフリースタイル・パークの会場となった愛知県国際展示場 photo:Satoru Kato

BMXフリースタイル・パークは、2020東京五輪から正式種目に加わった自転車競技。1分の間にジャンプやトリックなどの技を披露し、その得点を争う競技。1人2回の試技を行い、高い方の得点で順位を決定する。技の難易度と完成度が高いほど高得点となり、選手それぞれが複合技を編み出して勝負に挑む。アジア大会で行われるのは今回が初となる。



男子 仲村輪夢が他を圧倒する得点で金メダル獲得 小澤楓が銀メダル

2回目の試技で96.2点をマークした仲村輪夢 photo:Satoru Kato

2回目を終えて観客の声援に応える仲村輪夢 photo:Satoru Kato

男子は前日の26日に行われた予選を勝ち上がった8名による決勝が行われた。開会式で日本選手団の旗手を務めた仲村輪夢は、予選で唯一90点台をマーク。決勝でも五輪2大会連続出場の力を見せ、1回目で92.8点をマーク。2回目の試技で仲村のポイントを超える選手が無かったため優勝が確定していたものの、初めて出したと言う新技を決めて96.2点とし、日本の自転車競技最初の金メダルを決めると同時に初代アジア大会チャンピオンとなった。

2回目の試技で90点台に乗せて2位となった小澤楓 photo:Satoru Kato

2位には2回目に90点に乗せた小澤楓が続いて銀メダルを獲得。日本が金・銀メダルを独占する結果となった。

仲村輪夢「この経験を次のステップに」

BMXフリースタイル・パーク男子 表彰式 photo:Satoru Kato

「ここにかけて練習してきたので、金メダルを取れてホッとしています。1本目で優勝は決まっていたのですが、自己満足ではあるけれどやり切りたいと思って2本目を走りました。本来なら2本目の走りを1本目にしたかったですね。

目指すところは世界一なので、この経験を元に次のステップを踏みたいと思っていますし、日本のBMX普及に向けても頑張りたいです」



女子 小澤美晴が逆転で2位銀メダル獲得

バックフリップを決めるスン・スーベイ(中国) photo:Satoru Kato

女子 2回目に90点を出して2位銀メダルを獲得した小澤美晴 photo:Satoru Kato

女子は1回目を終えて中国勢が1位、2位となり、日本の白井玲恵奈が3位につけた。小澤美晴は痛めていたと言う右足首のため1回目途中で試技を終えて5位となったものの、2回目は難易度の高い技を連続して決めて91.2点をマーク。スン・スーベイ(中国)が93.8点で首位に立った一方、1回目1位のスン・ジャーチ(中国)は得点が伸びず3位となり、小澤の銀メダルが確定した。白井玲恵奈は2回目に得点を伸ばしたものの、4位で終えた。

女子4位 白井玲恵奈 photo:Satoru Kato
BMXフリースタイル・パーク女子 表彰式 photo:Satoru Kato


小澤美晴「点数はまだ伸ばせた」

銀メダルを獲得した兄の小澤楓と妹の小澤美晴 photo:Satoru Kato

「1本目がダメだったので2本目はやるしかないと思って臨みました。大会前に右足首を痛めてしまい、ほとんど乗れていなかったので今日走れて良かったです。点数はまだ伸ばせたと思いますが、足が痛くて無理でした。金メダルは取りたかったけれど銀メダルでも嬉しいです」
アジア大会BMXフリースタイル・パーク 結果
男子
1位 仲村輪夢(日本) 96.2
2位 小澤 楓(日本) 90.0
3位 シャ・ジャオロン 86.2
女子
1位 スン・スーベイ(中国) 93.8
2位 小澤美晴(日本) 91.2
3位 スン・ジャーチ(中国) 90.2
4位 白井玲恵奈(日本)

tet&photo:Satoru Kato

最新ニュース(全ジャンル)