「総合勢全員を相手に単騎になりたくなかった」と、50km独走の理由を語ったタデイ・ポガチャル。初グランツールで2位に入った20歳ウィダーは「自分の走りを誇りに思う」と喜んだ。ブエルタ4日目の山岳争いを選手たちの言葉で振り返る。
ステージ優勝&マイヨロホ タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツXRG)

残り50km地点で早くも単独先頭に立ったタデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツXRG) photo:A.S.O.
(残り50.5kmで)アタックする必要はなかった。でも1つ目の登りからすでにペースが速く、2つ目の登りも麓からかなりのハイペースだった。ジェイ(ヴァイン)が前を譲ってくれた時、総合勢全員を相手に単独になりたくないと思った。そうなれば彼らは協力して動いてくるだろうからね。だからアタックして、そのままフィニッシュまで行こうと決めた。かなりきつかったけど、本当に素晴らしい1日だった。
どんなリードでも十分だが、(総合2位のログリッチに対し)3分21秒差をつけることができたのはすごく大きい。これでこの先数日間は落ち着いて、自信を持って走ることができる。これからも1日1日、その日のレースに集中していく。少しはストレスも減ると思う。

マイヨロホを着用して、初めての勝利を手に入れたタデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツXRG) photo:CorVos
(2019年にアンドラで初勝利した時)自分がこんな走りをするようになるなんて、一瞬たりとも考えたことはなかった。初めてアンドラで勝った時のことは本当に素晴らしい思い出で、僕のキャリアの中でもお気に入りの瞬間の1つだ。
いまは十分なリードがあるので、(最後までマイヨロホを守るために)毎日全力でコントロールしていく。ただ、もしコントロールできない状況になればその時は戦わなければならない。厳しい戦いになると思うけれど、僕たちには本当に強いチームがいる。僕たちは準備できている。
ステージ2位&総合9位 ヤルノ・ウィダー(ベルギー、ロット・アンテルマルシェ)

区間2位を争うスプリントで先着したヤルノ・ウィダー(ベルギー、ロット・アンテルマルシェ) photo:CorVos
リズムを掴むまで少し時間がかかったが、感触はかなり良かった。予想通りポガチャルが加速して、その後は追走集団の中で自分に合ったペースを見つけなければならなかった。簡単ではなかったし、(最後から2つ目の1級山岳)ドルディノ峠ではかなり苦しんだ。でも幸い、最後の2つの短い登りは長い登りより自分に合っていると分かっていたので、うまくいく自信はあった。スプリントでは、あの大きく回り込むコーナーに向け、後ろからスピードに乗って入る必要があると分かっており、それがうまくいった。
自分を誇りに思う。何より、あの選手たちと一緒に走れていることを光栄に思う。これは子どもの頃からの夢だった。僕は純粋なクライマーではなく、どちらかと言えばパンチャーだ。体重は軽いけれど、それでも最後にはしっかりスプリントできる脚が残っていた。ポガチャルは世界最高の選手だから余裕を持って勝つのは当然のこと。でも、その彼に次ぐ2位になれたのは自分でも少し驚いている。本当に誇らしいよ。
ステージ3位&総合7位 フェリックス・ガル(オーストリア、デカトロンCMA CGM)
今日は総合争いにとって最初の本格的なテストだった。チームが本当に強くて、印象的な走りを見せてくれた。今日の僕たちの走りは誇りに思っていい。僕自身もかなり力を使い、何度か差をつけようと仕掛けた。最終的にはものすごく厳しい1日になったけれど、このステージの結果には間違いなく満足しているし、これからのブエルタに向けて大きな自信になると思う。それにステージで表彰台に上がり、ボーナスタイムを少し獲得できたのも、もちろん嬉しいことだ。
ステージ4位&総合5位&マイヨブランコ オスカー・オンリー(イギリス、ネットカンパニー・イネオス)

オスカー・オンリー(イギリス、ネットカンパニー・イネオス)らをマスとクスが追いかける photo:CorVos
昨晩体調を崩していたこともあり、総合争いから完全に脱落することも半分覚悟していた。だからタデイ(ポガチャル)の後ろのグループで争えて良かったし、ほっとしている。実際、感触は悪くなかった。自分でも少し驚いたよ。幸い昨晩と今朝は食事を取れたので、それほど大きな問題ではないと思う。
白いジャージは(チームの)ビブショーツにも合う。マイヨブランコもいい目標だ。自分が持っている目標を追いかけていけば、白いジャージが嬉しいボーナスとしてついてきてくれればいい。(ヤルノ・ウィダーは)明らかにすごく強い。最後に見せたあの加速は…。この先のステージはかなり厄介になりそうなので、もちろんまだ何も終わっていない。
text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos, A.S.O.
ステージ優勝&マイヨロホ タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツXRG)

(残り50.5kmで)アタックする必要はなかった。でも1つ目の登りからすでにペースが速く、2つ目の登りも麓からかなりのハイペースだった。ジェイ(ヴァイン)が前を譲ってくれた時、総合勢全員を相手に単独になりたくないと思った。そうなれば彼らは協力して動いてくるだろうからね。だからアタックして、そのままフィニッシュまで行こうと決めた。かなりきつかったけど、本当に素晴らしい1日だった。
どんなリードでも十分だが、(総合2位のログリッチに対し)3分21秒差をつけることができたのはすごく大きい。これでこの先数日間は落ち着いて、自信を持って走ることができる。これからも1日1日、その日のレースに集中していく。少しはストレスも減ると思う。

(2019年にアンドラで初勝利した時)自分がこんな走りをするようになるなんて、一瞬たりとも考えたことはなかった。初めてアンドラで勝った時のことは本当に素晴らしい思い出で、僕のキャリアの中でもお気に入りの瞬間の1つだ。
いまは十分なリードがあるので、(最後までマイヨロホを守るために)毎日全力でコントロールしていく。ただ、もしコントロールできない状況になればその時は戦わなければならない。厳しい戦いになると思うけれど、僕たちには本当に強いチームがいる。僕たちは準備できている。
ステージ2位&総合9位 ヤルノ・ウィダー(ベルギー、ロット・アンテルマルシェ)

リズムを掴むまで少し時間がかかったが、感触はかなり良かった。予想通りポガチャルが加速して、その後は追走集団の中で自分に合ったペースを見つけなければならなかった。簡単ではなかったし、(最後から2つ目の1級山岳)ドルディノ峠ではかなり苦しんだ。でも幸い、最後の2つの短い登りは長い登りより自分に合っていると分かっていたので、うまくいく自信はあった。スプリントでは、あの大きく回り込むコーナーに向け、後ろからスピードに乗って入る必要があると分かっており、それがうまくいった。
自分を誇りに思う。何より、あの選手たちと一緒に走れていることを光栄に思う。これは子どもの頃からの夢だった。僕は純粋なクライマーではなく、どちらかと言えばパンチャーだ。体重は軽いけれど、それでも最後にはしっかりスプリントできる脚が残っていた。ポガチャルは世界最高の選手だから余裕を持って勝つのは当然のこと。でも、その彼に次ぐ2位になれたのは自分でも少し驚いている。本当に誇らしいよ。
ステージ3位&総合7位 フェリックス・ガル(オーストリア、デカトロンCMA CGM)
今日は総合争いにとって最初の本格的なテストだった。チームが本当に強くて、印象的な走りを見せてくれた。今日の僕たちの走りは誇りに思っていい。僕自身もかなり力を使い、何度か差をつけようと仕掛けた。最終的にはものすごく厳しい1日になったけれど、このステージの結果には間違いなく満足しているし、これからのブエルタに向けて大きな自信になると思う。それにステージで表彰台に上がり、ボーナスタイムを少し獲得できたのも、もちろん嬉しいことだ。
ステージ4位&総合5位&マイヨブランコ オスカー・オンリー(イギリス、ネットカンパニー・イネオス)

昨晩体調を崩していたこともあり、総合争いから完全に脱落することも半分覚悟していた。だからタデイ(ポガチャル)の後ろのグループで争えて良かったし、ほっとしている。実際、感触は悪くなかった。自分でも少し驚いたよ。幸い昨晩と今朝は食事を取れたので、それほど大きな問題ではないと思う。
白いジャージは(チームの)ビブショーツにも合う。マイヨブランコもいい目標だ。自分が持っている目標を追いかけていけば、白いジャージが嬉しいボーナスとしてついてきてくれればいい。(ヤルノ・ウィダーは)明らかにすごく強い。最後に見せたあの加速は…。この先のステージはかなり厄介になりそうなので、もちろんまだ何も終わっていない。
text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos, A.S.O.
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