終盤の急坂で飛び出したヤン・クリステン(スイス、UAEチームエミレーツXRG)が、猛追するマルコ・ブレンナーをスプリントで退けたツール・ド・ポローニュ5日目。バルト・レメン(オランダ、ヴィスマ・リースアバイク)は総合首位の保持に成功している。

マイカにインタビューを受ける、総合首位のバルト・レメン(オランダ、ヴィスマ・リースアバイク) photo:Tour de Pologne
東欧のポーランドで開催中のツール・ド・ポローニュ(UCIワールドツアー)第5ステージは、218.9kmの長丁場で争われた。コースの大半は平坦路だが、終盤に1級山岳と、フィニッシュまでにも短い急坂が設定されたレイアウト。逃げ切りも十分に考えられたステージだ。
前日に落車したジョアン・アルメイダ(ポルトガル、UAEチームエミレーツXRG)が未出走だったこの日、ドリース・デボント(ベルギー、ジェイコ・アルウラー)らで形成された逃げ集団は7名。そのなかにはスプリンターのポール・マニエ(フランス、スーダル・クイックステップ)も入るなか、選手たちは順調にレース距離を消化していった。そのまま終盤に入り、39秒差で逃げを追うメイン集団ではマグナス・シェフィールド(アメリカ、ネットカンパニー・イネオス)が落車するシーンも。しかし大きな怪我はなく、無事このステージをフィニッシュしている。

タコ・ファンデルホールン(オランダ、ロット・アンテルマルシェ)らによる逃げ集団 photo:Tour de Pologne
終盤に入りスピードを増したプロトンは、逃げを残り4.3km地点で捉え、集団のなかからは16%の勾配区間でヤン・クリステン(スイス、UAEチームエミレーツXRG)がアタック。残り2.1kmでスイス王者が仕掛けた加速に、ついていくことができる選手はいない。前日勝者でマイヨジョーヌを着るバルト・レメン(オランダ、ヴィスマ・リースアバイク)も自ら脚を使うことはなく、総合争いでは遅れているクリステンのアタックを容認した。
唯一マルコ・ブレンナー(ドイツ、チューダープロサイクリング)が猛スピードで追走し、最終コーナーの手前でクリステンに追いつく。そして先頭に立つと、腰を上げてスプリントを開始。しかし爆発力はクリステンの方が1枚上手で、抜き返したクリステンが勝利を手に入れた。

終盤の急坂でアタックしたヤン・クリステン(スイス、UAEチームエミレーツXRG) photo:Tour de Pologne

勝利したヤン・クリステン(スイス、UAEチームエミレーツXRG) photo:CorVos
今年1月のアルウラー・ツアーで総合優勝し、6月下旬のスイス選手権では個人タイムトライアルとロードの2冠を達成したクリステン。「他の選手たちが苦しんでいるのが見えたところで仕掛けた。昨日の落車で背中がかなり痛かったけれどね。ラスト数mでは後ろの集団をコントロールしながら、最後のスプリントに向けて力を残すことができ、それが勝利につながった」と語った。
そしてレメンはトップから5秒遅れの区間11位でフィニッシュし、マイヨジョーヌの保持に成功している。

東欧のポーランドで開催中のツール・ド・ポローニュ(UCIワールドツアー)第5ステージは、218.9kmの長丁場で争われた。コースの大半は平坦路だが、終盤に1級山岳と、フィニッシュまでにも短い急坂が設定されたレイアウト。逃げ切りも十分に考えられたステージだ。
前日に落車したジョアン・アルメイダ(ポルトガル、UAEチームエミレーツXRG)が未出走だったこの日、ドリース・デボント(ベルギー、ジェイコ・アルウラー)らで形成された逃げ集団は7名。そのなかにはスプリンターのポール・マニエ(フランス、スーダル・クイックステップ)も入るなか、選手たちは順調にレース距離を消化していった。そのまま終盤に入り、39秒差で逃げを追うメイン集団ではマグナス・シェフィールド(アメリカ、ネットカンパニー・イネオス)が落車するシーンも。しかし大きな怪我はなく、無事このステージをフィニッシュしている。

終盤に入りスピードを増したプロトンは、逃げを残り4.3km地点で捉え、集団のなかからは16%の勾配区間でヤン・クリステン(スイス、UAEチームエミレーツXRG)がアタック。残り2.1kmでスイス王者が仕掛けた加速に、ついていくことができる選手はいない。前日勝者でマイヨジョーヌを着るバルト・レメン(オランダ、ヴィスマ・リースアバイク)も自ら脚を使うことはなく、総合争いでは遅れているクリステンのアタックを容認した。
唯一マルコ・ブレンナー(ドイツ、チューダープロサイクリング)が猛スピードで追走し、最終コーナーの手前でクリステンに追いつく。そして先頭に立つと、腰を上げてスプリントを開始。しかし爆発力はクリステンの方が1枚上手で、抜き返したクリステンが勝利を手に入れた。


今年1月のアルウラー・ツアーで総合優勝し、6月下旬のスイス選手権では個人タイムトライアルとロードの2冠を達成したクリステン。「他の選手たちが苦しんでいるのが見えたところで仕掛けた。昨日の落車で背中がかなり痛かったけれどね。ラスト数mでは後ろの集団をコントロールしながら、最後のスプリントに向けて力を残すことができ、それが勝利につながった」と語った。
そしてレメンはトップから5秒遅れの区間11位でフィニッシュし、マイヨジョーヌの保持に成功している。
ツール・ド・ポローニュ2026第5ステージ
| 1位 | ヤン・クリステン(スイス、UAEチームエミレーツXRG) | 4:53:32 |
| 2位 | マルコ・ブレンナー(ドイツ、チューダープロサイクリング) | |
| 3位 | ルイ・バレ(フランス、ヴィスマ・リースアバイク) | +0:04 |
| 4位 | アクセル・ローランス(フランス、ネットカンパニー・イネオス) | +0:05 |
| 5位 | ポール・ラペラ(フランス、デカトロンCMA CGM) | |
| 6位 | ファビオ・クリステン(スイス、ピナレロQ36.5プロサイクリング) | |
| 7位 | フィン・フィッシャーブラック(ニュージーランド、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ) | |
| 8位 | アルベルト・ベッティオル(イタリア、XDSアスタナ) | |
| 9位 | クリスティアン・スカローニ(イタリア、XDSアスタナ) | |
| 10位 | マッテオ・ソブレロ(イタリア、リドル・トレック) |
個人総合成績
| 1位 | バルト・レメン(オランダ、ヴィスマ・リースアバイク) | 21:09:49 |
| 2位 | クリスティアン・スカローニ(イタリア、XDSアスタナ) | +0:06 |
| 3位 | マルコ・ブレンナー(ドイツ、チューダープロサイクリング) | +0:15 |
| 4位 | ヤン・クリステン(スイス、UAEチームエミレーツXRG) | +0:18 |
| 5位 | ルイ・バレ(フランス、ヴィスマ・リースアバイク) | +0:23 |
| 6位 | マッテオ・ソブレロ(イタリア、リドル・トレック) | +0:27 |
| 7位 | フィン・フィッシャーブラック(ニュージーランド、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ) | +0:28 |
| 8位 | ポール・ラペラ(フランス、デカトロンCMA CGM) | |
| 9位 | アルベルト・ベッティオル(イタリア、XDSアスタナ) | +0:32 |
| 10位 | アンドレアス・クロン(デンマーク、ウノエックス・モビリティ) |
その他の特別賞
| ポイント賞 | ジョナタン・ミラン(イタリア、リドル・トレック) |
| 山岳賞 | ドリース・デボント(ベルギー、ジェイコ・アルウラー) |
| チーム総合成績 | ヴィスマ・リースアバイク |
text:Sotaro.Arakawa
photo:Tour de Pologne, CorVos
photo:Tour de Pologne, CorVos
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