今大会最初の集団スプリントとなったツール第5ステージ。初出場で初勝利を飾ったコーイや単独逃げを敢行したヴェストロフールなど、選手たちのコメントを紹介する。
ステージ優勝 オラフ・コーイ(オランダ、デカトロンCMA CGM)

チームメイトと勝利を喜ぶオラフ・コーイ(オランダ、デカトロンCMA CGM) photo:A.S.O.
レース直後インタビュー
ここまでの厳しい数日間を過ごし、最初のスプリントステージが待ち遠しかった。1つ目のチャンスを射止めたなんて信じられない。今年の辛い春を過ごし、このレベルまで戻ってこれた。できると自分に言い聞かせ、周りにも僕を信じてくれる人たちがいた。また今日のチームメイトには、これ以上ないほど助けてもらった。
ツール最初のスプリントだから、混沌とするのは分かっていた。皆やる気に満ち溢れているからね。終盤は自分で良い位置を見つけ、正しい選手の背後についた。とにかくスプリントに加わり、フィニッシュラインが見えたので全力で踏み込んだ。
本当に嬉しいし、まだツールは続いていく。この調子でチーム一丸となって走っていきたい。この後もスプリントチャンスはあるが、まずはそこまにたどり着かなければならないね。

インタビューに応じるオラフ・コーイ(オランダ、デカトロンCMA CGM) photo:A.S.O.
表彰式後記者会見
今年はじめの2ヶ月は体調を崩し、まともに自転車に乗れなかった。しかしその後チームと計画を立て、ツールに向けた準備を進めていった。
育成チームから所属したヴィスマを離れ、今年デカトロンCMA CGMに加入した。環境の変化は新しい視点を与えてくれ、それがこれまでの経験と組み合わさった。ツールに初出場する機会を得たので、本当にワクワクして今大会に臨むことができた。
この勝利は、フィニッシュラインに先着した事実以上の意味を持つ。コーチをはじめとした周りの人たちの力を借りながら、年明けからのネガティブな状態からここまで回復することができた。取り組んできたことが実を結んだ。
残り1.2km辺りの左コーナーを迎えた時点で、良い位置を取っておきたかった。しかしその前にチームメイトを見失ったので、自力で番手を上げた。

早駆けしたオラフ・コーイ(オランダ、デカトロンCMA CGM)。出遅れたライバル勢は打つ手がなかった photo:CorVos
ステージ2位:マックス・カンター(ドイツ、XDSアスタナ)
終盤は落ち着いて位置をキープし、番手を下げすぎないようにしながら、勝負どころを逃さないように努めた。しかしすべてが想定通りに進まなかった。とても混沌としたスプリントになり、多くのコーナーやラウンドアバウトに苦労した。ツールで初めての表彰台だ。勝利まであと少しだったとは言え、嬉しい結果だ。
ステージ6位:ビニヤム・ギルマイ(エリトリア、NSNサイクリングチーム)
ここ最近、こういうイージーな1日の終わりにはクレイジーな展開になることが多いね。皆がフレッシュだし、アタックを仕掛けるし、クレイジーな動きをする選手も少なくない。なるべく安全な良い位置にいようと試みて、最後にポジションを上げられると思ったけれど上手くいかなかった。まあ仕方ない。オラフは今日本当に強かったよ。
マイヨジョーヌ トースタイン・トレーエン(ノルウェー、ウノエックス・モビリティ)

マイヨジョーヌを守ったトースタイン・トレーエン(ノルウェー、ウノエックス・モビリティ) photo:A.S.O.
気づいたら倒れていた。でもそれ以外、上手くいった日となった。膝に擦り傷ができたが、心配は無用。マイヨジョーヌでの1日を楽しむことができた。明日は厳しい山岳ステージだが、良い脚があることを祈るしかない。マイヨジョーヌを守れるかはタデイ(ポガチャル)次第。それにヨナス(ヴィンゲゴー)次第でもある。彼らは本気を出したらとても速いからね。
1人逃げを敢行したバティスト・ヴェストロフール(フランス、ロット・アンテルマルシェ)

敢闘賞を受け取ったバティスト・ヴェストロフール(フランス、ロット・アンテルマルシェ) photo:A.S.O.
本当に信じられないことをした。僕がプロとして自転車競技をはじめたのは三年前で、そもそも自転車をはじめたのは4年前。その4年後にツール・ド・フランスを走っているなんてクレイジーだよ。観客の声援を自分への後押しにした。そこから自分が持っている以上の力を得た。
ヴィンゲゴーハンセンについて語るヴィスマ・リースアバイクのマルク・リーフ氏

落車に巻き込まれ、カンペナールツのバイクに乗り換えてフィニッシュしたヨナス・ヴィンゲゴーハンセン(デンマーク、ヴィスマ・リースアバイク) photo:CorVos
ヨナスは最終局面でバイクを交換しなければならず、ビクター(カンペナールツ)のバイクに乗り換えてゴールした。幸いにも、チームは最終的に大きなダメージを受けることなく、ヨナスもライバルたちと同じタイムでゴールできた。明日のステージに向けて良い感触を得ているし、ヨナスは総合順位で良い位置につけて調子も良さそうだ。自信を持って明日のステージに臨みたいと思う。
text:Sotaro.Arakawa
photo:A.S.O., CorVos
ステージ優勝 オラフ・コーイ(オランダ、デカトロンCMA CGM)

レース直後インタビュー
ここまでの厳しい数日間を過ごし、最初のスプリントステージが待ち遠しかった。1つ目のチャンスを射止めたなんて信じられない。今年の辛い春を過ごし、このレベルまで戻ってこれた。できると自分に言い聞かせ、周りにも僕を信じてくれる人たちがいた。また今日のチームメイトには、これ以上ないほど助けてもらった。
ツール最初のスプリントだから、混沌とするのは分かっていた。皆やる気に満ち溢れているからね。終盤は自分で良い位置を見つけ、正しい選手の背後についた。とにかくスプリントに加わり、フィニッシュラインが見えたので全力で踏み込んだ。
本当に嬉しいし、まだツールは続いていく。この調子でチーム一丸となって走っていきたい。この後もスプリントチャンスはあるが、まずはそこまにたどり着かなければならないね。

表彰式後記者会見
今年はじめの2ヶ月は体調を崩し、まともに自転車に乗れなかった。しかしその後チームと計画を立て、ツールに向けた準備を進めていった。
育成チームから所属したヴィスマを離れ、今年デカトロンCMA CGMに加入した。環境の変化は新しい視点を与えてくれ、それがこれまでの経験と組み合わさった。ツールに初出場する機会を得たので、本当にワクワクして今大会に臨むことができた。
この勝利は、フィニッシュラインに先着した事実以上の意味を持つ。コーチをはじめとした周りの人たちの力を借りながら、年明けからのネガティブな状態からここまで回復することができた。取り組んできたことが実を結んだ。
残り1.2km辺りの左コーナーを迎えた時点で、良い位置を取っておきたかった。しかしその前にチームメイトを見失ったので、自力で番手を上げた。

ステージ2位:マックス・カンター(ドイツ、XDSアスタナ)
終盤は落ち着いて位置をキープし、番手を下げすぎないようにしながら、勝負どころを逃さないように努めた。しかしすべてが想定通りに進まなかった。とても混沌としたスプリントになり、多くのコーナーやラウンドアバウトに苦労した。ツールで初めての表彰台だ。勝利まであと少しだったとは言え、嬉しい結果だ。
ステージ6位:ビニヤム・ギルマイ(エリトリア、NSNサイクリングチーム)
ここ最近、こういうイージーな1日の終わりにはクレイジーな展開になることが多いね。皆がフレッシュだし、アタックを仕掛けるし、クレイジーな動きをする選手も少なくない。なるべく安全な良い位置にいようと試みて、最後にポジションを上げられると思ったけれど上手くいかなかった。まあ仕方ない。オラフは今日本当に強かったよ。
マイヨジョーヌ トースタイン・トレーエン(ノルウェー、ウノエックス・モビリティ)

気づいたら倒れていた。でもそれ以外、上手くいった日となった。膝に擦り傷ができたが、心配は無用。マイヨジョーヌでの1日を楽しむことができた。明日は厳しい山岳ステージだが、良い脚があることを祈るしかない。マイヨジョーヌを守れるかはタデイ(ポガチャル)次第。それにヨナス(ヴィンゲゴー)次第でもある。彼らは本気を出したらとても速いからね。
1人逃げを敢行したバティスト・ヴェストロフール(フランス、ロット・アンテルマルシェ)

本当に信じられないことをした。僕がプロとして自転車競技をはじめたのは三年前で、そもそも自転車をはじめたのは4年前。その4年後にツール・ド・フランスを走っているなんてクレイジーだよ。観客の声援を自分への後押しにした。そこから自分が持っている以上の力を得た。
ヴィンゲゴーハンセンについて語るヴィスマ・リースアバイクのマルク・リーフ氏

ヨナスは最終局面でバイクを交換しなければならず、ビクター(カンペナールツ)のバイクに乗り換えてゴールした。幸いにも、チームは最終的に大きなダメージを受けることなく、ヨナスもライバルたちと同じタイムでゴールできた。明日のステージに向けて良い感触を得ているし、ヨナスは総合順位で良い位置につけて調子も良さそうだ。自信を持って明日のステージに臨みたいと思う。
text:Sotaro.Arakawa
photo:A.S.O., CorVos