アタックに次ぐアタックで、激しい展開を見せたブエルタ・エスパーニャ・フェメニーナ第3ステージ。セドリーヌ・ケルバオル(フランス、EFエデュケーション・オートリー)が終盤の石畳坂で飛び出し、2.2kmの独走勝利を決めた。

スペイン・パドロンを出発したブエルタ・エスパーニャ・フェメニーナ第3ステージ photo:A.S.O.
スペイン北西部を巡るブエルタ・エスパーニャ・フェメニーナ(UCIワールドツアー)は3日目を迎え、この日はカテゴリー山岳の登場しない121.2km。平坦基調ではあるものの、後半は細かいアップダウンが繰り返されるため、連日続くパンチャーやクライマーによる集団スプリントが予想された。
スタート直後に飛び出し、エスケープしたのは20歳にしてプロ3年目のフェリシティ・ウィルソン=ハッフェンデン(オーストラリア、リドル・トレック)と22歳のステール・フェルフルート(ベルギー、ロット・アンテルマルシェレディース)。メイン集団はマイヨロホを着用するフランシスカ・コッホ(ドイツ)のFDJユナイテッド・スエズがペースを作り、最大3分以上の差で追いかける。途中でウルシュカ・ジガート(スロベニア、AGインシュランス・スーダル)とパウラ・ブラジ(スペイン、UAEチームADQ)が落車する場面もあったが、大きな怪我なく集団復帰を果たしている。

スタート直後に飛び出したステール・フェルフルート(ベルギー、ロット・アンテルマルシェレディース)とフェリシティ・ウィルソン=ハッフェンデン(オーストラリア、リドル・トレック) photo:A.S.O.

プロトンを走るマイヨロホを着用したフランシスカ・コッホ(ドイツ、FDJユナイテッド・スエズ) photo:A.S.O.
残り41km地点の登り区間ではフェルフルートが遅れ、今年1月にオーストラリアのタイムトライアル王者となったウィルソンが単独先頭に立つ。しかしEFエデュケーション・オートリーも牽引に加わったプロトンは残り15km地点でウィルソンを引き戻し、直後にカタジナ・ニエウィアドマ(ポーランド、キャニオン・スラム・ゾンダクリプト)がアタック。総合優勝候補の筆頭である元ツール・ド・フランス・ファム覇者による仕掛けは、集団を15名まで絞り込んだ。
しかしコースが平坦路に変わると追走集団が追いつき、大所帯になった集団から今度はアシュリー・モールマン(南アフリカ、AGインシュランス・スーダル)がペースアップし、これにマイヨロホのコッホが一時遅れる。その後もパリ五輪の金メダリストであるクリステン・フォークナー(アメリカ、EFエデュケーション・オートリー)や再びアタックしたニエウィアドマなどが動くものの、決定的な抜け出しには繋がらない。そして約30名の集団は、残り4.4km地点から始まる石畳の登り区間に突入した。
繰り返されるアタックから、石畳区間が終わる直前でセドリーヌ・ケルバオル(フランス、EFエデュケーション・オートリー)が飛び出す。残り2.2kmからアタックしたケルバオルはエアロポジションで下りを駆け、残り1km地点を僅かなリードで通過。後続集団でスプリントが始まるなか、ケルバオルが4秒のアドバンテージで勝利した。

独走を決めたセドリーヌ・ケルバオル(フランス、EFエデュケーション・オートリー) photo:CorVos

チームメイトたちと勝利を喜ぶセドリーヌ・ケルバオル(フランス、EFエデュケーション・オートリー) photo:A.S.O.
初日を制し、マイヨロホを着用しながら2日目にリタイアしたノエミ・リュエッグ(スイス)に続き、EFエデュケーション・オートリーが掴んだ今大会2勝目。「今朝、チームで『決まるまでアタックし続けよう』と話し合っていた。それが上手くいった。ノエミの勝利から昨日の落車と、感情の起伏が激しかった。それでも私たちは『彼女のために良いショーを見せないと』と言い合っていた。これはチームのため、そしてノエミのための勝利でもある」とケルバオルは語った。
2位にはロッテ・コペッキー(ベルギー、SDワークス・プロタイム)が入り、3位はサラ・ヴァンダム(カナダ、ヴィスマ・リースアバイク)。総合首位は区間16位でフィニッシュしたコッホが堅守している。

ツール・ファムに続き、グランツールで2度目の区間優勝となったセドリーヌ・ケルバオル(フランス、EFエデュケーション・オートリー) photo:A.S.O.

スペイン北西部を巡るブエルタ・エスパーニャ・フェメニーナ(UCIワールドツアー)は3日目を迎え、この日はカテゴリー山岳の登場しない121.2km。平坦基調ではあるものの、後半は細かいアップダウンが繰り返されるため、連日続くパンチャーやクライマーによる集団スプリントが予想された。
スタート直後に飛び出し、エスケープしたのは20歳にしてプロ3年目のフェリシティ・ウィルソン=ハッフェンデン(オーストラリア、リドル・トレック)と22歳のステール・フェルフルート(ベルギー、ロット・アンテルマルシェレディース)。メイン集団はマイヨロホを着用するフランシスカ・コッホ(ドイツ)のFDJユナイテッド・スエズがペースを作り、最大3分以上の差で追いかける。途中でウルシュカ・ジガート(スロベニア、AGインシュランス・スーダル)とパウラ・ブラジ(スペイン、UAEチームADQ)が落車する場面もあったが、大きな怪我なく集団復帰を果たしている。


残り41km地点の登り区間ではフェルフルートが遅れ、今年1月にオーストラリアのタイムトライアル王者となったウィルソンが単独先頭に立つ。しかしEFエデュケーション・オートリーも牽引に加わったプロトンは残り15km地点でウィルソンを引き戻し、直後にカタジナ・ニエウィアドマ(ポーランド、キャニオン・スラム・ゾンダクリプト)がアタック。総合優勝候補の筆頭である元ツール・ド・フランス・ファム覇者による仕掛けは、集団を15名まで絞り込んだ。
しかしコースが平坦路に変わると追走集団が追いつき、大所帯になった集団から今度はアシュリー・モールマン(南アフリカ、AGインシュランス・スーダル)がペースアップし、これにマイヨロホのコッホが一時遅れる。その後もパリ五輪の金メダリストであるクリステン・フォークナー(アメリカ、EFエデュケーション・オートリー)や再びアタックしたニエウィアドマなどが動くものの、決定的な抜け出しには繋がらない。そして約30名の集団は、残り4.4km地点から始まる石畳の登り区間に突入した。
繰り返されるアタックから、石畳区間が終わる直前でセドリーヌ・ケルバオル(フランス、EFエデュケーション・オートリー)が飛び出す。残り2.2kmからアタックしたケルバオルはエアロポジションで下りを駆け、残り1km地点を僅かなリードで通過。後続集団でスプリントが始まるなか、ケルバオルが4秒のアドバンテージで勝利した。


初日を制し、マイヨロホを着用しながら2日目にリタイアしたノエミ・リュエッグ(スイス)に続き、EFエデュケーション・オートリーが掴んだ今大会2勝目。「今朝、チームで『決まるまでアタックし続けよう』と話し合っていた。それが上手くいった。ノエミの勝利から昨日の落車と、感情の起伏が激しかった。それでも私たちは『彼女のために良いショーを見せないと』と言い合っていた。これはチームのため、そしてノエミのための勝利でもある」とケルバオルは語った。
2位にはロッテ・コペッキー(ベルギー、SDワークス・プロタイム)が入り、3位はサラ・ヴァンダム(カナダ、ヴィスマ・リースアバイク)。総合首位は区間16位でフィニッシュしたコッホが堅守している。

ブエルタ・エスパーニャ・フェメニーナ2026第3ステージ結果
| 1位 | セドリーヌ・ケルバオル(フランス、EFエデュケーション・オートリー) | 3:14:17 |
| 2位 | ロッテ・コペッキー(ベルギー、SDワークス・プロタイム) | +0:04 |
| 3位 | サラ・ヴァンダム(カナダ、ヴィスマ・リースアバイク) | |
| 4位 | リアヌ・リッパート(ドイツ、モビスター) | |
| 5位 | パウラ・ブラジ(スペイン、UAEチームADQ) | |
| 6位 | ミーシャ・ブレーデウォルツ(オランダ、SDワークス・プロタイム) | |
| 7位 | ルース・アドヘースツ(オランダ、リドル・トレック) | |
| 8位 | レティツィア・パテルノステル(イタリア、リブ・アルウラー・ジェイコ) | |
| 9位 | マビ・ガルシア(スペイン、UAEチームADQ) | |
| 10位 | アシュリー・モールマン(南アフリカ、AGインシュランス・スーダル) |
個人総合成績
| 1位 | フランシスカ・コッホ(ドイツ、FDJユナイテッド・スエズ) | 9:03:43 |
| 2位 | ロッテ・コペッキー(ベルギー、SDワークス・プロタイム) | +0:02 |
| 3位 | セドリーヌ・ケルバオル(フランス、EFエデュケーション・オートリー) | +0:04 |
| 4位 | エヴィータ・ムジック(フランス、FDJユナイテッド・スエズ) | +0:14 |
| 5位 | サラ・ヴァンダム(カナダ、ヴィスマ・リースアバイク) | |
| 6位 | ルース・アドヘースツ(オランダ、リドル・トレック) | +0:16 |
| 7位 | リアヌ・リッパート(ドイツ、モビスター) | +0:18 |
| 8位 | アンナ・ファンデルブレッヘン(オランダ、SDワークス・プロタイム) | |
| 9位 | パウラ・ブラジ(スペイン、UAEチームADQ) | |
| 10位 | モニカ・トリンカコロネル(イタリア、リブ・アルウラー・ジェイコ) |
その他の特別賞
| ポイント賞 | フランシスカ・コッホ(ドイツ、FDJユナイテッド・スエズ) |
| 山岳賞 | アシュリー・モールマン(南アフリカ、AGインシュランス・スーダル) |
| ヤングライダー賞 | ローレ・デスペッヘル(ベルギー、AGインシュランス・スーダル) |
| チーム総合成績 | UAEチームADQ |
text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos, A.S.O.
photo:CorVos, A.S.O.
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