和歌山県内と熊野地域を舞台に開催されるステージレース「ツール・ド・熊野」が、明日5月6日にプレイベントの和歌山城クリテリウムで開幕する。日程と出場チーム、注目選手をプレビューする。



今年も和歌山城でのチームプレゼンテーションでツール・ド・熊野がスタートする photo:Satoru Kato

昨年から和歌山県内での開催地を増やし、プレイベントのクリテリウムを含めると計5日間の開催に進化した「ツール・ド・熊野」は、今年もそのスタイルを継承して開催される。ゴールデンウィーク最終日の5月6日に和歌山市内でのクリテリウムで開幕し、翌7日からUCI2.2クラスのステージレースがスタート。4日間4ステージ計464kmで争われる。日程と開催地は以下表の通り。
和歌山城クリテリウム・ツール・ド・熊野 日程
日程 ステージ・開催地 距離
5月6日 和歌山城クリテリウム(和歌山県和歌山市) 30.0km(1.5km×20周)
5月7日 第1ステージ 印南かえる橋周回コース(和歌山県印南町) 125.3km(2.3km+17.9km×7周)
5月8日 第2ステージ 古座川清流周回コース(和歌山県古座川町) 126.7km
5月9日 第3ステージ 熊野山岳コース(三重県熊野市、御浜町) 107.7km
5月10日 第4ステージ 太地半島周回コース(和歌山県太地町) 104.3km(10.5km×10周)
初開催の昨年は多くの観客が集まった和歌山城クリテリウム photo:Satoru Kato

和歌山城クリテリウムのコースは初開催の昨年と同じだが、周回方向が逆となる。これにより昨年は最終コーナーからフィニッシュまでの距離が100mほどだったが、今年は長い直線でのスプリントが見られそうだ。

ツール・ド・熊野の「グラン・デパール」第1ステージ印南町 photo:Satoru Kato
国指定の天然記念物「一枚岩」の前を通る第2ステージ photo:Satoru Kato


クイーンステージとなる第3ステージの丸山千枚田 photo:Satoru Kato
最終日は太地湾沿いの周回コース photo:Satoru Kato


ツール・ド・熊野の4ステージは基本的に昨年と同じ。平坦基調の印南町での第1ステージ、古座川沿いのアップダウンコースを往復する第2ステージ、丸山千枚田を登る第3ステージ、最終日は太地港に面した周回コースを走る第4ステージ。総合優勝争いは秒差で決着することも多く、バーチャルリーダーが毎日動くこともしばしば。最終日の太地町のフィニッシュまで気の抜けない展開が続く。



国内外計16チームが出場 新城幸也は配下の育成チームから出走

出場チームは、海外5チーム、国内10チームと日本ナショナルチームの計16チームとなる。一覧は以下表の通り。
和歌山城クリテリウム・ツール・ド・熊野 出場チーム
海外チーム
リーニン・スター(中国、CT)
トレンガヌ・サイクリングチーム(マレーシア、CT)
チームNIPPO・ヌオーヴァコマウト・オボール(イタリア、CT)
LX・サイクリングチーム(韓国、CT)
ヌサンタラ・サイクリングチーム(インドネシア、CT)
国内チーム
TEAM UKYO(日本、CT)
キナンレーシングチーム(日本、CT)
宇都宮ブリッツェン(日本、CT)
VC福岡(日本、CT)
ヴィクトワール広島(日本、CT)
愛三工業レーシングチーム(日本、CT)
シマノレーシング(日本、CT)
スパークルおおいたレーシングチーム
レバンテフジ静岡(日本、CT)
チームユーラシア・iRCタイヤ(日本、クラブチーム)
日本ナショナルチーム
今年は配下の育成チームから出場する新城幸也 photo:Satoru Kato

新城幸也は所属するチームソリューションテック・NIPPO・ラーリの育成チームとなる「チームNIPPO・ヌオーヴァコマウト・オボール」から出場。鎌田晃輝とイタリア人選手らU23選手を率いる。昨年は個人総合優勝に貢献する走りをした新城だったが、今年はどのような動きを見せるか?

ツアー・オブ・ハイナンでステージ優勝したアレクサンダー・セルビー(デンマーク、リーニン・スター) photo:Tour of Hainan

中国の「リーニン・スター」、インドネシアの「ヌサンタラ・サイクリングチーム」など、日本初登場のチームも揃う。リーニン・スターのアレクサンダー・サルビーは、ツアー・オブ・タイランドなどで今年すでにステージ3勝を挙げており、ツール・ド・熊野でも要注目の選手になりそうだ。

今年キナンレーシングチーム加入のルーカス・カルステンセンはツール・ド・台湾で早速1勝目を挙げた photo:Tour de Taiwan

対する日本チームは、今年も欧州を中心に活動するTEAM UKYOをはじめ、Jプロツアーでトップを争うキナンレーシングチームとヴィクトワール広島、今年は海外レースをメインに活動する愛三工業レーシングチーム、シーズン開幕直後から海外レースに出場してきたシマノレーシングやVC福岡などが揃う。

特にホストチームでもあるキナンレーシングチームは、1月のツアー・オブ・シャルージャで総合優勝したレイン・タラマエ、3月のツール・ド・台湾最終ステージで優勝したルーカス・カーステンセン、同レースでアジアリーダーとなった小石祐馬らを揃え、まだ成し得ていないツール・ド・熊野総合優勝に挑む。



レースの模様はYouTubeでライブ配信

和歌山城クリテリウムを含む全ステージはYouTubeのサイクリングchでライブ配信される。詳細は下記リンクからツール・ド・熊野公式サイトの情報をご参照頂きたい。


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