クライマーやパンチャーたちによる集団スプリントに持ち込まれたツール・ド・ロマンディ第2ステージ。タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツXRG)がゴドンらを退け、2日連続勝利で総合リードを広げた。

総合3位につけるレニー・マルティネス(フランス、バーレーン・ヴィクトリアス) photo:CorVos
大会2日目にしてタデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツXRG)が勝利し、総合首位に立ったツール・ド・ロマンディ(UCIワールドツアー)。その3日目にあたる第2ステージは173.1kmで争われ、3級山岳ヴィユン(距離3.1km/平均5.4%)を含むコースを3周する丘陵ステージ。パンチャー有利なレースに99名の選手たちが臨んだ。
昨年6月のイタリア選手権で優勝したイタリア王者、フィリッポ・コンカ(ジェイコ・アルウラー)を含む逃げは4名。それをリーダーチームであるUAEチームエミレーツXRGと、ジロ・デ・イタリアからチーム名を改めるイネオス・グレナディアーズが協力して追走する。特にレース後半に入ると、初日勝者でフランス王者のドリアン・ゴドンで勝負するべく、イネオス・グレナディアーズが積極的にペースメイクにあたった。

イタリア王者フィリッポ・コンカ(ジェイコ・アルウラー)を含む4名の逃げ集団 photo:Tour de Romandie
しかしヤコブ・セーデルクヴィスト(スウェーデン、リドル・トレック)など強力なメンバーを揃える逃げ集団が粘ったため、残り10km地点を過ぎてもプロトンと30秒差をキープ。そして最後の3級山岳ヴィユンを前に、逃げ集団からセーデルクヴィストがアタックし、単独先頭で最終山岳に突入した。
一方のプロトンはそこまでアシストを使ったイネオスに代わり、UAEが主導権を握り、登りに入るとレッドブル・ボーラ・ハンスグローエがハイペースに持ち込み人数を絞り込んでいく。セーデルクヴィストを捉える直前にジェフェルソン・セペダ(エクアドル、モビスター)がアタック。しかしポガチャルら後続を振り切ることはできず、アシストのいないポガチャルが押し出される形で集団の先頭に立った。

プロトンで走るタデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツXRG) photo:Tour de Romandie
頂上までセペダとパブロ・カストリーリョ(スペイン、モビスター)が交互に仕掛けたものの、ポガチャルはもちろん後続を引き離すことはできない。フロリアン・リポヴィッツ(ドイツ、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ)のアタックも実らず、勝負は先頭32名による、スプリンターなき集団スプリントに持ち込まれた。
最終ストレートに入り、真っ先にスプリントを開始したのはゴドンだった。しかしその背後から飛び出したフィン・フィッシャーブラック(ニュージーランド、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ)が迫り、その反対側からポガチャルが加速。そしてフィニッシュラインを先頭で駆け抜けた。

集団スプリントを制したタデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツXRG) photo:Tour de Romandie

2日連続勝利で総合リードを拡げたタデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツXRG) photo:Tour de Romandie
総合リーダージャージを着るポガチャルによる圧巻のスプリント勝利。「タイム差をつけるには最後の登りの厳しさが足りなかった。また追い風もあり、登りはものすごく速かった。ただ限界を超えてしまえば脚の差が出るし、スプリントに影響が出る。自分としては良いスプリントができたよ」とレースを振り返り、2日連続勝利を喜んだ。
2位にはゴドンが入り、3位はフィッシャーブラック。総合上位に変動はなかった。

大会2日目にしてタデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツXRG)が勝利し、総合首位に立ったツール・ド・ロマンディ(UCIワールドツアー)。その3日目にあたる第2ステージは173.1kmで争われ、3級山岳ヴィユン(距離3.1km/平均5.4%)を含むコースを3周する丘陵ステージ。パンチャー有利なレースに99名の選手たちが臨んだ。
昨年6月のイタリア選手権で優勝したイタリア王者、フィリッポ・コンカ(ジェイコ・アルウラー)を含む逃げは4名。それをリーダーチームであるUAEチームエミレーツXRGと、ジロ・デ・イタリアからチーム名を改めるイネオス・グレナディアーズが協力して追走する。特にレース後半に入ると、初日勝者でフランス王者のドリアン・ゴドンで勝負するべく、イネオス・グレナディアーズが積極的にペースメイクにあたった。

しかしヤコブ・セーデルクヴィスト(スウェーデン、リドル・トレック)など強力なメンバーを揃える逃げ集団が粘ったため、残り10km地点を過ぎてもプロトンと30秒差をキープ。そして最後の3級山岳ヴィユンを前に、逃げ集団からセーデルクヴィストがアタックし、単独先頭で最終山岳に突入した。
一方のプロトンはそこまでアシストを使ったイネオスに代わり、UAEが主導権を握り、登りに入るとレッドブル・ボーラ・ハンスグローエがハイペースに持ち込み人数を絞り込んでいく。セーデルクヴィストを捉える直前にジェフェルソン・セペダ(エクアドル、モビスター)がアタック。しかしポガチャルら後続を振り切ることはできず、アシストのいないポガチャルが押し出される形で集団の先頭に立った。

頂上までセペダとパブロ・カストリーリョ(スペイン、モビスター)が交互に仕掛けたものの、ポガチャルはもちろん後続を引き離すことはできない。フロリアン・リポヴィッツ(ドイツ、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ)のアタックも実らず、勝負は先頭32名による、スプリンターなき集団スプリントに持ち込まれた。
最終ストレートに入り、真っ先にスプリントを開始したのはゴドンだった。しかしその背後から飛び出したフィン・フィッシャーブラック(ニュージーランド、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ)が迫り、その反対側からポガチャルが加速。そしてフィニッシュラインを先頭で駆け抜けた。


総合リーダージャージを着るポガチャルによる圧巻のスプリント勝利。「タイム差をつけるには最後の登りの厳しさが足りなかった。また追い風もあり、登りはものすごく速かった。ただ限界を超えてしまえば脚の差が出るし、スプリントに影響が出る。自分としては良いスプリントができたよ」とレースを振り返り、2日連続勝利を喜んだ。
2位にはゴドンが入り、3位はフィッシャーブラック。総合上位に変動はなかった。
ツール・ド・ロマンディ2026第2ステージ結果
| 1位 | タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツXRG) | 4:08:11 |
| 2位 | ドリアン・ゴドン(フランス、イネオス・グレナディアーズ) | |
| 3位 | フィン・フィッシャーブラック(ニュージーランド、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ) | |
| 4位 | クレマン・シャンプッサン(フランス、XDSアスタナ) | |
| 5位 | ヴァランタン・パレパントル(フランス、スーダル・クイックステップ) | |
| 6位 | アルバート・ウィゼンフィリプセン(デンマーク、リドル・トレック) | |
| 7位 | ダヴィデ・トネアッティ(イタリア、XDSアスタナ) | |
| 8位 | ヤニス・ヴォワザール(スイス、チューダープロサイクリング) | |
| 9位 | ゲオルグ・シュタインハウザー(ドイツ、EFエデュケーション・イージーポスト) | |
| 10位 | ナイロ・キンタナ(コロンビア、モビスター) |
個人総合成績
| 1位 | タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツXRG) | 8:08:28 |
| 2位 | フロリアン・リポヴィッツ(ドイツ、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ) | +0:17 |
| 3位 | レニー・マルティネス(フランス、バーレーン・ヴィクトリアス) | +0:26 |
| 4位 | ヨルゲン・ノードハーゲン(ノルウェー、ヴィスマ・リースアバイク) | +0:33 |
| 5位 | アルバート・ウィゼンフィリプセン(デンマーク、リドル・トレック) | +0:41 |
| 6位 | アントニオ・ティベーリ(イタリア、バーレーン・ヴィクトリアス) | +0:51 |
| 7位 | カルロス・ロドリゲス(スペイン、イネオス・グレナディアーズ) | |
| 8位 | ルーク・プラップ(オーストラリア、ジェイコ・アルウラー) | |
| 9位 | ルーク・タックウェル(オーストラリア、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ) | +0:52 |
| 10位 | ジェフェルソン・セペダ(エクアドル、モビスター) |
その他の特別賞
| ポイント賞 | タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツXRG) |
| 山岳賞 | ローランド・テールマン(スイス、チューダープロサイクリング) |
| ヤングライダー賞 | レニー・マルティネス(フランス、バーレーン・ヴィクトリアス) |
| チーム総合成績 | レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ |
text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos
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