JCX開幕戦となった茨城シクロクロス土浦ステージ。そこに集まったマスターズ世界選手権に挑戦するバイクや、愛車紹介史上最年少のバイクなど、こだわりの1台たちを紹介しよう。
MM65 増田謙一さん(SHIDO-WORKS)のLiv BRAVA ADVANCED PRO

MM65 増田謙一さん(SHIDO-WORKS)のLiv BRAVA ADVANCED PRO photo:Michinari TAKAGI
11月末にイタリア・ミラノ近郊で開催される、UCIマスターズ・シクロクロス世界選手権に参戦予定だという増田謙一さん(SHIDO-WORKS)。茨城シクロクロス土浦ステージのMM65では、後続を2分以上も離して優勝。日本代表にふさわしい走りを見せた。
そんな増田さんの愛車はジャイアントのシクロクロスバイク「TCX」…ではなく、ジオメトリーが同じLivのシクロクロスバイク「BRAVA ADVANCED PRO」だ。このLivの重量は6.8kgと超軽量バイクに仕上がっている。

クランクはスラム REDでウルフトゥースのフロントシングルチェーン、ペダルはHT M2 photo:Michinari TAKAGI

6.8kgとCXでは珍しいほど軽量なバイクだ photo:Michinari TAKAGI 
UCIマスターズ・シクロクロス世界選手権に参戦するため、日本国旗のステッカーが貼られていた photo:Michinari TAKAGI

足回りはグロータックのEQUALカーボンホイールとヴィットリア デュガス TYPHOONの組み合わせ photo:Michinari TAKAGI
コンポーネントはSTIレバーとリアディレーラーはシマノ GRX。クランクはスラム REDでウルフトゥースのフロントシングルチェーンが取り付けられていた。フロントは40Tで、リアは11-32Tとどんなコースでも対応できるギア比に。ペダルはMTBのレジェンドライダーであるニノ・シューター(スイス)が使用しているHT M2だ。
ホイールはグロータックのEQUALカーボンホイール。タイヤはミックスからルーズコンディションまで、幅広いコースでベストパフォーマンスが発揮できるトレッドパターンのヴィットリア デュガス TYPHOONのチューブラータイヤが取り付けられていた。
「もちろんマスターズ世界選手権のレベルは高いと思います。でも、やっぱり行くからには表彰台に上がりたいですよ!」と増田さん。来る大一番に向けて力強くコメントしてくれた。
MM50 高畑高さん(EMU SPEED CLUB)のジャイアント TCX ADVANCED PRO

MM50 高畑高さん(EMU SPEED CLUB)のジャイアント TCX ADVANCED PRO photo:Michinari TAKAGI
マスターズカテゴリーのMM50に参戦している高畑高(たかし)さん(EMU SPEED CLUB)の愛車は、AJOCCレースの会場で使用率が高いジャイアントのシクロクロスバイク「TCX ADVANCED PRO」だ。
選んだ理由は「旋回性と軽さ、スモールパーツの流通性の高さ」だという。フレームカラーはブラック基調にゴールドのロゴやラインが入る、モダンで大人な色合いとなっており、「最高です!」の一言を添えてくれた。
コンポーネントはシマノ GRXのSTIレバーとリアディレーラー。クランクはスパイダー型パワーメーターを搭載したマージーン PES-P505で、ウルフトゥースのシングルスピード用のチェーンリングという組み合わせの足回り。

コンポーネントはシマノ GRX photo:Michinari TAKAGI

スパイダー型パワーメーターのマージーン PES-P505に、ウルフトゥースのシングルスピード用の組み合わせ photo:Michinari TAKAGI 
チューブラー仕様で軽量なグロータックのEQUALカーボンホイールで、タイヤはヴィットリア デュガス SMALL BIRD photo:Michinari TAKAGI

ハンドルはPRO VIBE PRO LIGHT AEROで、ガーミン EDGE 130とDJIのアクションカメラ ACTION 4を装着 photo:Michinari TAKAGI
ホイールはチューブラー仕様で軽量なグロータックのEQUALカーボンホイールで、タイヤはヴィットリア デュガス SMALL BIRD。体重は秘密(笑)とのことですが、空気圧は1.6barで使用しているそう。
PRO VIBE PRO LIGHT AEROのハンドルには、コンパクトなガーミン EDGE 130とDJIのアクションカメラ ACTION 4が取り付けられ、レース後には自身の走りを復習する優等生なタカタカさん(愛称)でした。
CK1 丸山勇登くん(ウィンディー筑波シクロクロスチーム)のBMC TWOSTROKE AL 20

CK1 丸山勇登くん(ウィンディー筑波シクロクロスチーム)のBMC TWOSTROKE AL 20 photo:Michinari TAKAGI
トリを飾るのは、「あなたの自転車見せてください」コーナーでは、おそらく最年少となるキッズカテゴリーのバイクを紹介。幼稚園の年長さん、6歳になったばかりの丸山勇登くん(ウィンディー筑波シクロクロスチーム)はキッズカテゴリーのCK1に参戦している。
その愛車は、上のカテゴリーを走るお兄ちゃんから受け継いだBMCの20インチMTB、TWOSTROKE AL 20。ハンドルだけ勇登くんに合うようにカスタムしていると、お父さんが話してくれた。

ハンドルをイーストンにカスタム photo:Michinari TAKAGI

ハンドルが「オレンジでキラキラしているところがお気に入り」と勇登くん photo:Michinari TAKAGI

コンポーネントはスラム X-4 photo:Michinari TAKAGI 
タイヤはケンダ BOOSTER photo:Michinari TAKAGI
「オレンジでキラキラしているところがお気に入り」と勇登くんが語るハンドルは、カスタムしたイーストンを使用。「本当は全部お気に入りだけど」と愛車への溢れんばかりの愛を語ってくれた。
タイヤはケンダ BOOSTERで、コンポーネントはスラム X-4。テクトロの油圧ディスクブレーキと大人顔負けのバイクで、全国の同世代と切磋琢磨している。未来のファンデルプールになるであろう勇登くんを、シクロワイアードは応援しています!
photo & text:Michinari TAKAGI
MM65 増田謙一さん(SHIDO-WORKS)のLiv BRAVA ADVANCED PRO

11月末にイタリア・ミラノ近郊で開催される、UCIマスターズ・シクロクロス世界選手権に参戦予定だという増田謙一さん(SHIDO-WORKS)。茨城シクロクロス土浦ステージのMM65では、後続を2分以上も離して優勝。日本代表にふさわしい走りを見せた。
そんな増田さんの愛車はジャイアントのシクロクロスバイク「TCX」…ではなく、ジオメトリーが同じLivのシクロクロスバイク「BRAVA ADVANCED PRO」だ。このLivの重量は6.8kgと超軽量バイクに仕上がっている。




コンポーネントはSTIレバーとリアディレーラーはシマノ GRX。クランクはスラム REDでウルフトゥースのフロントシングルチェーンが取り付けられていた。フロントは40Tで、リアは11-32Tとどんなコースでも対応できるギア比に。ペダルはMTBのレジェンドライダーであるニノ・シューター(スイス)が使用しているHT M2だ。
ホイールはグロータックのEQUALカーボンホイール。タイヤはミックスからルーズコンディションまで、幅広いコースでベストパフォーマンスが発揮できるトレッドパターンのヴィットリア デュガス TYPHOONのチューブラータイヤが取り付けられていた。
「もちろんマスターズ世界選手権のレベルは高いと思います。でも、やっぱり行くからには表彰台に上がりたいですよ!」と増田さん。来る大一番に向けて力強くコメントしてくれた。
MM50 高畑高さん(EMU SPEED CLUB)のジャイアント TCX ADVANCED PRO

マスターズカテゴリーのMM50に参戦している高畑高(たかし)さん(EMU SPEED CLUB)の愛車は、AJOCCレースの会場で使用率が高いジャイアントのシクロクロスバイク「TCX ADVANCED PRO」だ。
選んだ理由は「旋回性と軽さ、スモールパーツの流通性の高さ」だという。フレームカラーはブラック基調にゴールドのロゴやラインが入る、モダンで大人な色合いとなっており、「最高です!」の一言を添えてくれた。
コンポーネントはシマノ GRXのSTIレバーとリアディレーラー。クランクはスパイダー型パワーメーターを搭載したマージーン PES-P505で、ウルフトゥースのシングルスピード用のチェーンリングという組み合わせの足回り。




ホイールはチューブラー仕様で軽量なグロータックのEQUALカーボンホイールで、タイヤはヴィットリア デュガス SMALL BIRD。体重は秘密(笑)とのことですが、空気圧は1.6barで使用しているそう。
PRO VIBE PRO LIGHT AEROのハンドルには、コンパクトなガーミン EDGE 130とDJIのアクションカメラ ACTION 4が取り付けられ、レース後には自身の走りを復習する優等生なタカタカさん(愛称)でした。
CK1 丸山勇登くん(ウィンディー筑波シクロクロスチーム)のBMC TWOSTROKE AL 20

トリを飾るのは、「あなたの自転車見せてください」コーナーでは、おそらく最年少となるキッズカテゴリーのバイクを紹介。幼稚園の年長さん、6歳になったばかりの丸山勇登くん(ウィンディー筑波シクロクロスチーム)はキッズカテゴリーのCK1に参戦している。
その愛車は、上のカテゴリーを走るお兄ちゃんから受け継いだBMCの20インチMTB、TWOSTROKE AL 20。ハンドルだけ勇登くんに合うようにカスタムしていると、お父さんが話してくれた。




「オレンジでキラキラしているところがお気に入り」と勇登くんが語るハンドルは、カスタムしたイーストンを使用。「本当は全部お気に入りだけど」と愛車への溢れんばかりの愛を語ってくれた。
タイヤはケンダ BOOSTERで、コンポーネントはスラム X-4。テクトロの油圧ディスクブレーキと大人顔負けのバイクで、全国の同世代と切磋琢磨している。未来のファンデルプールになるであろう勇登くんを、シクロワイアードは応援しています!
photo & text:Michinari TAKAGI
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