ジャパンカップ恒例企画、コース沿道に集うユニークなファンたちの応援の様子をご紹介。手描きイラストのバナーやコスプレの力作など、選手たちも大いにウケる、オモシロ・可笑しいファンたちの応援スタイルは今年も健在。スナップ集でお届けします。

ティラノはクリテリウムにも出没。この日は3匹でした photo:Kei Tsuji
毎年のように選手たちを喜ばせる日本のファンたちの歓迎ぶり。土曜のクリテリウム会場の宇都宮大通りや日曜の古賀志林道の沿道には、様々な応援スタイルが繰り広げられる。それらは毎年のようにグレードアップして海外から参戦する選手たちを熱く迎え入れる。

毎年見事な刺繍入りの和服を披露してくれる小夜さん。帯はクリテリウムの二荒山神社前だ photo:Makoto AYANO 
後ろは宇都宮JAPAN CUPロゴと選手とティラノたちを手刺繍で表現 photo:Makoto AYANO
日本らしい和の装いで選手を迎えたのは、近年見事な手刺繍で着物と帯を製作する小夜(Sayo)さん。着物は赤の無地反物で銀杏を絵付けし、走るレーサーたちのビジュアルを手刺繍。帯にはクリテリウムが通る二荒山神社を、後ろ側にはUTSUNOMIYA JAPAN CUPロゴと選手とティラノたちを手刺繍で表現した。

ジョナタン・ミランに着物にサインをしてもらう和装の女性 photo:Makoto AYANO
あまりの高レベルの着物姿に選手たちも驚きながらも喜んでサインしていた。
「刺繍や製作は孤独な作業で、常に不安と隣り合わせなのですが、皆様が喜んでくださって頑張って良かったと心から思いました。次はさいたまクリテリウム用の着物を製作します」と小夜さん。

チームサンウェブ時代のツールポイント賞レプリカカラー。わざわざグリーンにカスタムペイントしたというこだわりっぷり! photo:ジャイアント・ジャパン
フリーランを走ったTamakiさんは、ツール・ド・フランス2017で好きになったマイケル・マシューズのマイヨヴェールとレプリカカラーのジャイアントのフレームを持参して本人に会うことができた。「もう人生最高の日だ!」

昨年9匹が勢揃いしたティラノサウルスの群れは今年8匹に減ったものの、もはや古賀志名物に photo:Makoto AYANO
日曜のジャパンカップ本戦の古賀志林道には今年もまたティラノサウルスの群れが出現。昨年は10匹、今年は8匹に減ってしまったが、もはや古賀志林道の常連となったようだ。

ジョナタン・ミランのハリボテ photo:Makoto AYANO
毎年、選手の被りものハリボテをつくることで知られるろすモンさんの今年の作品はジョナタン・ミラン(昨年はジュリアン・ベルナールでした)。今回のハリボテはミランがハンドルを持ってモガく姿。それを被ってコースを闊歩するシーンはちょっとシュールでした。

ミランのハリボテの後ろ姿 photo:Makoto AYANO

日本語で表現したトースタイン・トレーエン(ノルウェー)の応援フラッグ photo:Makoto AYANO
おばあちゃんが日本人というトースタイン・トレーエン(バーレーン・ヴィクトリアス)のイラストバナーを作ったのはてんげるまんさん。日本語をあしらったバナーがトレーエン選手本人にウケて、なんと本人用のネーム入りジャージをプレゼントされたとのこと。

優勝したジョナタン・ミラン(リドル・トレック)を祝福するファンたち photo:Makoto AYANO
土曜のジョナタン・ミランの優勝でリドル・トレックはクリテリウム6連覇となったが、今年もチームメンバーをイラストで描いた大型バナーをもったファンが祝福。表彰式終了後にファンたちと一緒に優勝記念撮影に応じてくれた。

リドル・トレックのイラストバナーは様々なバージョンがある photo:Makoto AYANO

リドル・トレックの応援バナー別バージョン photo:Makoto AYANO
リドル・トレックの似顔絵応援バナーは確認しただけでそれぞれ3作品以上あり、どれも高レベルで選手たちも驚いてサインしていた。

ツール山岳賞の赤水玉ジャージの3人組は目立ってました photo:Makoto AYANO

ツール山岳賞の赤水玉柄Tシャツで応援した3人組はヴィクトワール広島も応援 photo:Makoto AYANO
今大会で応援する姿がいちばん目立っていたのは山岳賞の赤水玉ジャージで揃えた3人の女性たち。古賀志林道には金曜の試走時間から入り、選手たちのサインを次々とゲット。じつは昨年もかなりの目立ちっぷりでしたが、スタイル自体は地味だったため、今回のマイヨアポアルージュの装いに踏み切ったのだとか。

似顔絵にニッコリのサム・ブランド(ノボ ノルディスク)本人と photo:Makoto AYANO 
スバルの応援キャンペーンと赤水玉ジャージの3人組「私たちのLEVORG!」 photo:Makoto AYANO

毎年手作りジャージで応援する上田さん親子。白Tシャツから染めたジェイコジャージが力作 photo:Makoto AYANO
毎年手づくりジャージで応援する上田さん親子は、手づくりのジェイコ・アルウラージャージ姿で応援。よく見ると白Tシャツから染めあげ、ロゴも手書きした力作です。2人の頭にはマイケル・マシューズのニックネーム「Bling」の文字飾りも。実は息子さんが赤ちゃんの時から毎年観戦を続けており、そんな息子さんも13歳で大きくなりました。

頭にはマイケル・マシューズのニックネーム「Bling」 photo:Makoto AYANO 
リドル・トレックの監督ミッチ・シェアーのCCC時代の写真で応援 photo:Makoto AYANO

バーレーン・ヴィクトリアスの応援旗でミカル・ゴラス監督の現役時代の写真が大きいことがポイント? photo:Makoto AYANO

寺田吉騎選手の大ファンなグループにはご両親もいらっしゃいました photo:Makoto AYANO

例年揃うスーパーマリオブラザーズ photo:Makoto AYANO 
こちらにボトルを投げ入れてください photo:Yuichiro Hosoda

歌舞伎チックな白川幸希(ヴィクトワール広島)の似顔絵バナー(ちょっと怖くない?) photo:Makoto AYANO

こちらが白川幸希(ヴィクトワール広島)選手です 
キナンの旗を配りまくっていた畑中勇介さん photo:Makoto AYANO

後ろ姿で語るのがちょっとカッコイイ新城幸也バナー photo:Makoto AYANO

Astemo宇都宮ブリッツェンの似顔絵うちわはちょっとカッコイイ photo:Makoto AYANO

ハート柄なクーン・ボウマンとジョナタン・ミランの応援うちわ photo:Makoto AYANO 
ポギチームとリドル・トレックのジャージのうちわで応援 photo:Makoto AYANO

シマノボーイズの応援。シマノメモリーコープのジャージが懐かしい photo:Makoto AYANO

トレーエンとボーマンのフラッグ photo:Makoto AYANO 
マッティ・ブレシェル監督へのバナーとは渋い! photo:Makoto AYANO

チューダーへの応援と「ボトルちょうだい」な親子 photo:Makoto AYANO

新城幸也応援コーナー。織田聖への応援も photo:Makoto AYANO

過去のジャパンカップの歴代優勝者名がチョークペイントでずらりと描かれていました photo:Makoto AYANO

初出場のVC FUKUOKAの女性ファン photo:Makoto AYANO

Astemo宇都宮ブリッツェンの応援団 photo:Makoto AYANO 
宇都宮ブリッツェンへの応援も熱い photo:Makoto AYANO

宇都宮ブリッツェンの応援はあちこちに photo:Makoto AYANO 
監督としてチームカーに乗る鈴木真理さんも応援の多さにゴキゲン photo:Makoto AYANO

カンガルーと国旗でオーストラリア人選手の応援+POGIチームのファンだそうです photo:Makoto AYANO 
アタ吉を胸に撮影する酒井健作カメラマン。「お陰でいい笑顔がいただけます」 photo:Makoto AYANO

浅田顕さん率いるエキップASADAの選手の皆さんは「目のトレーニング」にやってきた photo:Yuichiro Hosoda

レース終了した選手も賑やかなコーナーにはサービスしてくれる photo:Makoto AYANO

毎年、珍しい国籍の選手を励ますために国旗を振る応援団。クロアチア、台湾、ウクライナの旗が翻る photo:Makoto AYANO 
ひっそりと写真を撮っていたアイラン・フェルナンデスさん。トレックのカルロス・べローナ選手が義理の兄弟だとか photo:Makoto AYANO

ちょっと間に合わせ感がある段ボールで留目選手の応援 photo:Makoto AYANO 
初出場のチューダーと愛三工業レーシングの応援旗 photo:Makoto AYANO
選手にもらうサインは嬉しいものですが、もっと嬉しいのはボトル? 会場では様々な「ボトルをもらう工夫」が見られた。コース上にBOTTLE SHOOTブースをつくって選手たちに投げ入れさせるなどはうまい例。しかし何より強力なのは、子供からの「ボトルちょうだい」のお願いかも。

沿道でボトル&サコッシュ投げチャレンジを展開。補給所からはちょっと遠かったけど、収穫はいかがだったでしょう? photo:Makoto AYANO

ボトル投げチャレンジの別パターンも photo:Makoto AYANO 
KOEN=クーン・ボウマンの応援ですね photo:Makoto AYANO

段ボール箱で応援する少年はなんとも言えない可愛さ photo:Makoto AYANO

フランス人の応援はレニー・マルチネスに届いたでしょうか(ジャージはFDJだったけど) photo:Makoto AYANO

今年もピカチュウの着ぐるみで応援していた親子 photo:Makoto AYANO 
ポギチーム・グスト・リュブリャナのお揃いチームジャージで応援 photo:Makoto AYANO

とくに工夫はありませんが、親子での応援目立ってました! photo:Makoto AYANO

アタ吉をもって応援する少年 photo:Makoto AYANO 
こちらもとくに工夫はありませんが、かわいい応援団 photo:Makoto AYANO

参加全チームぶんのボトル入れをつくって歩いて回っていた茜さん。入れなきゃいけない気にさせられます photo:Yuichiro Hosoda
ユニークだったのはボトルを入れる壁掛けポケットを作って2日間レース会場を練り歩いた茜さんとりょうさん。全チームぶんのポケットを用意されると、選手たちも義務感のような気持ちでそこにボトルを入れざるを得ないんでしょう。2日目のレース終了時には無事、全チームのボトルをゲットしていました。

2日には全チーム制覇、すべてのチームボトルをゲット成功 !! photo:Makoto AYANO
photo:Makoto AYANO, Yuichiro Hosoda,Kei Tsuji

毎年のように選手たちを喜ばせる日本のファンたちの歓迎ぶり。土曜のクリテリウム会場の宇都宮大通りや日曜の古賀志林道の沿道には、様々な応援スタイルが繰り広げられる。それらは毎年のようにグレードアップして海外から参戦する選手たちを熱く迎え入れる。


日本らしい和の装いで選手を迎えたのは、近年見事な手刺繍で着物と帯を製作する小夜(Sayo)さん。着物は赤の無地反物で銀杏を絵付けし、走るレーサーたちのビジュアルを手刺繍。帯にはクリテリウムが通る二荒山神社を、後ろ側にはUTSUNOMIYA JAPAN CUPロゴと選手とティラノたちを手刺繍で表現した。

あまりの高レベルの着物姿に選手たちも驚きながらも喜んでサインしていた。
「刺繍や製作は孤独な作業で、常に不安と隣り合わせなのですが、皆様が喜んでくださって頑張って良かったと心から思いました。次はさいたまクリテリウム用の着物を製作します」と小夜さん。

フリーランを走ったTamakiさんは、ツール・ド・フランス2017で好きになったマイケル・マシューズのマイヨヴェールとレプリカカラーのジャイアントのフレームを持参して本人に会うことができた。「もう人生最高の日だ!」

日曜のジャパンカップ本戦の古賀志林道には今年もまたティラノサウルスの群れが出現。昨年は10匹、今年は8匹に減ってしまったが、もはや古賀志林道の常連となったようだ。

毎年、選手の被りものハリボテをつくることで知られるろすモンさんの今年の作品はジョナタン・ミラン(昨年はジュリアン・ベルナールでした)。今回のハリボテはミランがハンドルを持ってモガく姿。それを被ってコースを闊歩するシーンはちょっとシュールでした。


おばあちゃんが日本人というトースタイン・トレーエン(バーレーン・ヴィクトリアス)のイラストバナーを作ったのはてんげるまんさん。日本語をあしらったバナーがトレーエン選手本人にウケて、なんと本人用のネーム入りジャージをプレゼントされたとのこと。

土曜のジョナタン・ミランの優勝でリドル・トレックはクリテリウム6連覇となったが、今年もチームメンバーをイラストで描いた大型バナーをもったファンが祝福。表彰式終了後にファンたちと一緒に優勝記念撮影に応じてくれた。


リドル・トレックの似顔絵応援バナーは確認しただけでそれぞれ3作品以上あり、どれも高レベルで選手たちも驚いてサインしていた。


今大会で応援する姿がいちばん目立っていたのは山岳賞の赤水玉ジャージで揃えた3人の女性たち。古賀志林道には金曜の試走時間から入り、選手たちのサインを次々とゲット。じつは昨年もかなりの目立ちっぷりでしたが、スタイル自体は地味だったため、今回のマイヨアポアルージュの装いに踏み切ったのだとか。



毎年手づくりジャージで応援する上田さん親子は、手づくりのジェイコ・アルウラージャージ姿で応援。よく見ると白Tシャツから染めあげ、ロゴも手書きした力作です。2人の頭にはマイケル・マシューズのニックネーム「Bling」の文字飾りも。実は息子さんが赤ちゃんの時から毎年観戦を続けており、そんな息子さんも13歳で大きくなりました。
































選手にもらうサインは嬉しいものですが、もっと嬉しいのはボトル? 会場では様々な「ボトルをもらう工夫」が見られた。コース上にBOTTLE SHOOTブースをつくって選手たちに投げ入れさせるなどはうまい例。しかし何より強力なのは、子供からの「ボトルちょうだい」のお願いかも。











ユニークだったのはボトルを入れる壁掛けポケットを作って2日間レース会場を練り歩いた茜さんとりょうさん。全チームぶんのポケットを用意されると、選手たちも義務感のような気持ちでそこにボトルを入れざるを得ないんでしょう。2日目のレース終了時には無事、全チームのボトルをゲットしていました。

photo:Makoto AYANO, Yuichiro Hosoda,Kei Tsuji
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