1924年に創業し今年で100周年を迎えたドイツのセキュリティブランドのABUS。近年はアルペシン・ドゥクーニンクの選手も着用するヘルメットを手掛けており、今回は全てが白色で統一したAIRBREAKKER、GAMECHANGER 2.0をリリースした。



ABUS GAMECHANGER 2.0、AIRBREAKER PURE SERIES (c)ダイアテック

マチュー・ファンデルプールらが着用するABUSのフラッグシップヘルメット”GAMECHANGER 2.0”と”AIRBREAKKER”にPure Whiteモデルが登場。ポリカーボネート製のアウターシェルだけではなく、EPSフォーム、ストラップ、アジャスターに至るまで白色で統一されたスペシャルモデルだ。

純白と呼ぶのに相応しい美しい仕上がりはイタリアの高度な塗装技術が可能にした。スーツケース製造に用いられた特殊技術をヘルメットに応用することで、複雑な凹凸形状でも均一に塗り上げることに成功している。360°どこから見ても綺麗な白色に仕上げられている。

純白といえるほど、白色で統一されたカラーが登場 (c)ダイアテック

サイクリングギアの白色はトレンドの一つで、ヘルメットやシューズ、ソックスを白色とする海外サイクリストやプロ選手がポピュラーになっている。コーディネートで白色を求める方にはぴったりなモデルだ。また、白色ヘルメットは夏場のサイクリングで熱を溜めないため快適という側面もある。

このピュアホワイトのベースに選ばれたヘルメットの一つ、GAMECHANGER 2.0はABUS最高峰のエアロヘルメット。第二世代のフラッグシップモデルは前作からエアロ性能を約2〜5%向上、ヘルメット内側への空気流入量が約20%アップしたハイパフォーマンスモデル。

EPSフォームまで白色で彩られる (c)ダイアテック

あらゆるポジションでエアロ性能を発揮しながら、優れたクーリング性能を両立。ファンデルプールらが様々なレースで使用しているため、その性能はすでに証明済みだ。重量はMサイズで265g。

AIRBREAKERはMサイズで220gという軽さを誇るオールラウンドモデル。軽量ながら内部フレーム構造によって安心して着用できるプロテクション性を確保していることが特徴だ。また、ベンチレーションホールは非常に大きく、優れた通気性も発揮する。

ABUS GAMECHANGER 2.0(Pure White) (c)ダイアテック
ABUS GAMECHANGER 2.0 (Pure Grey) (c)ダイアテック



どちらのモデルもEPSフォームに積極的に細かい粒を70%も使い(一般的には30%程度)、フォームの密度を均一かつ高く作り上げることに成功している。これは優れた衝撃吸収性を実現するという。また、側頭部は絶妙に丸みを帯びたグローバルフィットとされているため、丸型頭でもフィットする可能性も高い。

名前の通り、圧倒的な軽さと通気性が特徴だ。Mサイズでわずか220gという驚異的な軽量化を実現しながら、内部フレーム構造により安全性も確保。大型ベンチレーションにより走行中の通気性も抜群だ。

両モデルともPure Whiteに加えて、Pure Greyも展開中。価格はいずれも44,880円(税込)。サイズはM、Lの2展開だ。

ABUS AIRBREAKER(Pure White) (c)ダイアテック
ABUS AIRBREAKER(Pure Grey) (c)ダイアテック





ABUS GAMECHANGER 2.0 PURE SERIES
サイズ:M (54cm ~ 58cm) 、L (57cm ~ 61cm)
重量:M:265g、L:275g
規格:JCF公認 / CE EN1089
価格:44,880円(税込)

ABUS AIRBREAKER PURE SERIES
サイズ:M (52cm ~ 58cm) 、L (59cm ~ 61cm)
重量:M:220g、L:230g
規格:JCF公認 / CE EN1089
価格:44,880円(税込)

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