2025/03/30(日) - 13:00
ユアンの移籍後初勝利で幕を開けたコッピ・エ・バルタリで、ベン・トゥレット(イギリス、ヴィスマ・リースアバイク)が総合優勝。ジェイ・ヴァイン(オーストラリア、UAEチームエミレーツXRG)が区間2勝と活躍した。
JCLチーム右京も参戦したエミリア・ロマーニャ州を舞台にしたステージレース、セッティマーナ・インテルナツィオナーレ・コッピ・エ・バルタリ(UCI2.1)。既報通り大会初日の集団スプリントでカレブ・ユアン(オーストラリア)がイネオス・グレナディアーズに移籍後初レースで初勝利を飾り、それ以降のステージでもオーストラリアとイギリス出身の選手たちが躍動した。
第2ステージ

第2ステージでプロ勝利を飾ったポール・ダブル(イギリス、ジェイコ・アルウラー) photo:CorVos
163.9kmの丘陵ステージで争われた2日目は、ポール・ダブル(イギリス、ジェイコ・アルウラー)がプロ勝利を飾った。レースはレッドブル・ボーラ・ハンスグローエの下部チーム所属のレンナルト・ヤッシュ(ドイツ)が逃げ集団から飛び出し、単独先頭に立つ。これをメイン集団からアタックしたダブルが捉え、猛追するプロトンを振り切りフィニッシュした。
ダブルはポルティ・ビジットマルタから今年ジェイコに加入した28歳で、これが嬉しいプロ初勝利となった。
第3ステージ

独走勝利を決めたジェイ・ヴァイン(オーストラリア、UAEチームエミレーツXRG) photo:CorVos
大会3日目も丘陵地帯を巡るレイアウトで行われ、逃げを捉えたプロトンからマウリ・ファンセヴェナント(ベルギー、スーダル・クイックステップ)がアタック。残り25km地点での仕掛けにはジェイ・ヴァイン(オーストラリア、UAEチームエミレーツXRG)が追従し、強力な2名が先頭に立つ。しかし最後の3級山岳の頂上手前、残り14km地点でヴァインがファンセヴェナントを引き離し、そのまま独走勝利した。
第4ステージ

勝利と共に総合首位に浮上したベン・トゥレット(イギリス、ヴィスマ・リースアバイク) photo:CorVos
ブリシゲッラの北側を周回するコースは、5つの3級山岳を越えるレイアウト。ひと塊で最終3級山岳に突入したプロトンから、ベン・トゥレット(イギリス、ヴィスマ・リースアバイク)が加速し、マーク・ドノヴァン(イギリス、Q36.5プロサイクリングと総合首位マグナス・シェフィールド(アメリカ、イネオス・グレナディアーズ)が追従した。しかしトゥレットは2名を引き離し、そのままフィニッシュに飛び込んだ。
その結果、トゥレットはシェフィールドからリーダージャージを奪い取ることに成功している。
第5ステージ

再び独走から2勝目を手に入れたジェイ・ヴァイン(オーストラリア、UAEチームエミレーツXRG) photo:CorVos
大会最終日で勝利したのは、3日目勝者のヴァインだった。コース後半に3つのカテゴリー山岳(2、3、2級)を越えるレースは、集団からイタリア出身の20歳ロレンツォ・ネスポリ(MBHバンク・バッランCSB)がアタック。これによりプロトンは2つに分かれ、ヴァインとフィリッポ・ダイウト(イタリア、ペトロリーケ)の2名が追走した。
ヴァインが第3ステージの焼き直しのようにネスポリに追いつくと、そのまま引き離して単独先頭に立つ。これに後続は追いつくことができず、ヴァインが今大会2勝目を手に入れた。

セッティマーナ・インテルナツィオナーレ・コッピ・エ・バルタリで総合優勝したベン・トゥレット(イギリス、ヴィスマ・リースアバイク) photo:CorVos
そして33秒遅れの集団内でフィニッシュしたトゥレットが総合優勝に輝く。トゥレットは4月7日開幕のイツリア・バスクカントリーを経て、アムステルゴールドレース(4月20日)から始まるアルデンヌクラシックに臨む予定だ。
また、JCLチーム右京は増田成幸と石橋学が第3ステージでタイムアウトとなり、第4ステージで小林海と鎌田晃輝がリタイアという厳しい結果に。しかし第2、4ステージで逃げたマルコ・カベド(スペイン)が見事、山岳賞を獲得している。
JCLチーム右京も参戦したエミリア・ロマーニャ州を舞台にしたステージレース、セッティマーナ・インテルナツィオナーレ・コッピ・エ・バルタリ(UCI2.1)。既報通り大会初日の集団スプリントでカレブ・ユアン(オーストラリア)がイネオス・グレナディアーズに移籍後初レースで初勝利を飾り、それ以降のステージでもオーストラリアとイギリス出身の選手たちが躍動した。
第2ステージ

163.9kmの丘陵ステージで争われた2日目は、ポール・ダブル(イギリス、ジェイコ・アルウラー)がプロ勝利を飾った。レースはレッドブル・ボーラ・ハンスグローエの下部チーム所属のレンナルト・ヤッシュ(ドイツ)が逃げ集団から飛び出し、単独先頭に立つ。これをメイン集団からアタックしたダブルが捉え、猛追するプロトンを振り切りフィニッシュした。
ダブルはポルティ・ビジットマルタから今年ジェイコに加入した28歳で、これが嬉しいプロ初勝利となった。
第3ステージ

大会3日目も丘陵地帯を巡るレイアウトで行われ、逃げを捉えたプロトンからマウリ・ファンセヴェナント(ベルギー、スーダル・クイックステップ)がアタック。残り25km地点での仕掛けにはジェイ・ヴァイン(オーストラリア、UAEチームエミレーツXRG)が追従し、強力な2名が先頭に立つ。しかし最後の3級山岳の頂上手前、残り14km地点でヴァインがファンセヴェナントを引き離し、そのまま独走勝利した。
第4ステージ

ブリシゲッラの北側を周回するコースは、5つの3級山岳を越えるレイアウト。ひと塊で最終3級山岳に突入したプロトンから、ベン・トゥレット(イギリス、ヴィスマ・リースアバイク)が加速し、マーク・ドノヴァン(イギリス、Q36.5プロサイクリングと総合首位マグナス・シェフィールド(アメリカ、イネオス・グレナディアーズ)が追従した。しかしトゥレットは2名を引き離し、そのままフィニッシュに飛び込んだ。
その結果、トゥレットはシェフィールドからリーダージャージを奪い取ることに成功している。
第5ステージ

大会最終日で勝利したのは、3日目勝者のヴァインだった。コース後半に3つのカテゴリー山岳(2、3、2級)を越えるレースは、集団からイタリア出身の20歳ロレンツォ・ネスポリ(MBHバンク・バッランCSB)がアタック。これによりプロトンは2つに分かれ、ヴァインとフィリッポ・ダイウト(イタリア、ペトロリーケ)の2名が追走した。
ヴァインが第3ステージの焼き直しのようにネスポリに追いつくと、そのまま引き離して単独先頭に立つ。これに後続は追いつくことができず、ヴァインが今大会2勝目を手に入れた。

そして33秒遅れの集団内でフィニッシュしたトゥレットが総合優勝に輝く。トゥレットは4月7日開幕のイツリア・バスクカントリーを経て、アムステルゴールドレース(4月20日)から始まるアルデンヌクラシックに臨む予定だ。
また、JCLチーム右京は増田成幸と石橋学が第3ステージでタイムアウトとなり、第4ステージで小林海と鎌田晃輝がリタイアという厳しい結果に。しかし第2、4ステージで逃げたマルコ・カベド(スペイン)が見事、山岳賞を獲得している。
セッティマーナ・インテルナツィオナーレ・コッピ・エ・バルタリ2025第2〜5ステージ結果
第2ステージ優勝者 | ポール・ダブル(イギリス、ジェイコ・アルウラー) |
第3ステージ優勝者 | ジェイ・ヴァイン(オーストラリア、UAEチームエミレーツXRG) |
第4ステージ優勝者 | ベン・トゥレット(イギリス、ヴィスマ・リースアバイク) |
第5ステージ優勝者 | ジェイ・ヴァイン(オーストラリア、UAEチームエミレーツXRG) |
個人総合成績
1位 | ベン・トゥレット(イギリス、ヴィスマ・リースアバイク) | 18:40:04 |
2位 | マーク・ドノヴァン(イギリス、Q36.5プロサイクリング) | +0:18 |
3位 | イゴール・アリエタ(スペイン、UAEチームエミレーツXRG) | +0:23 |
その他の特別賞
ポイント賞 | ジェイ・ヴァイン(オーストラリア、UAEチームエミレーツXRG) |
山岳賞 | マルコ・カベド(スペイン、JCLチーム右京) |
ヤングライダー賞 | イゴール・アリエタ(スペイン、UAEチームエミレーツXRG) |
チーム総合成績 | UAEチームエミレーツXRG |
text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos
photo:CorVos
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