2025/03/14(金) - 15:07
フランスの老舗タイヤブランド、ハッチンソンが用意するフラッグシップロードタイヤ”Black Bird”。そのラインアップにアンテルマルシェ・ワンティと共に開発したレースモデルと、ハイグリップ&高耐久のオールシーズンが登場した。

ハッチンソン Black Bird Race (c)ポディウム
130年以上の歴史を持つ老舗タイヤブランドのハッチンソン。長年のタイヤ開発で培った技術と、さらなるイノベーションを追求するためにRACING LABという特別な開発グループを設置し、革新的なプロダクトを生み出している。ロードのフラッグシップ”Black Bird”もその一つだ。
昨年発表されたばかりのBlack Birdに新たなモデルが2種類、Black Bird RaceとBlack Bird All Seasonが加わることとなった。Raceモデルはハッチンソンのタイヤを使用するアンテルマルシェ・ワンティとパリ五輪トライアスロン選手のアレックス・イーと共に開発が行われ、プロ選手の要望に応えたハイスペックモデルとなっている。

ハッチンソン Black Bird Race (c)ポディウム
Black Bird Raceはスタンダードモデルのコンセプトを踏襲しつつ、ケーシングとコンパウンドどちらも改良することで、レーススペックのタイヤを実現。ウルトラスイフトと名付けられたケーシングは、従来モデルよりもゴムを含浸させた布部分の重量を22%、タイヤ中央部の厚みを23%低減。構造は127TPIのケーシングがサイド部分は3層、中央部分は2層、そして耐パンクベルトが中央に備えられている。
コンパウンドも進化しており、マッハトレッド3.0からマッハトレッドアルチメートに。このアップデートで転がり抵抗を低減しながらも、相反するグリップ力を向上させたとハッチンソンは言う。さらに耐摩耗性も最適化されており、隙のないタイヤを実現する。

トレッド中央部に耐パンクベルトが加えられている (c)ポディウム
これらの開発の結果、Black Bird Raceはスタンダードモデルよりも10%もパワー効率の良いタイヤに仕上げられた。社内のテストでは28mmより30mm幅の方が効率的という結果が出されているという。重量も28mmは前作より17%減の240g、30mmは255gだ。各種性能に優れていることからアンテルマルシェはメインタイヤとして採用するという。
Black Bird All Seasonはどのような状況でも速さ、グリップ力、耐久性を発揮するハイパフォーマンスモデルだ。タイヤ中央部にはマッハトレッド3.0を使用しながら、サイド部分は新開発のセーフトレッドコンパウンドを採用する構造を採用。極寒かつ濡れた路面でもグリップ力を発揮するタイヤを実現している。

ハッチンソン Black Bird All Season (c)ポディウム
コンパウンドの厚さがスタンダードモデルから24%増の2.1mmとして、タイヤライフを6000kmまで延ばしている。厚みが増したことで貫通パンクのリスクも低減していることも特徴だ。
またケーシングのサイドには、限定モデルのみに与えられていたグリッドスキンテクノロジーを採用。ポリアミドの編み込み式生地を使用することでサイドのカットリスクを低減している。路面が悪い状況でサイクリングする際は心強い味方となってくれるだろう。各モデルのラインアップなどは以下の一覧でチェックしてもらいたい。

ハッチンソン Black Bird All Season (c)ポディウム
ハッチンソン Black Bird Race
タイヤタイプ:チューブレスレディ
サイズ:28C、30C
カラー:ブラック
重量:240g(28C)、255g(30C)
価格:13,750円(税込)
ハッチンソン Black Bird All Season
タイヤタイプ:チューブレスレディ
サイズ:28C、30C、32C
カラー:ブラック、タンウォール
重量:340g(28C)、360g(30C)、380g(32C)
価格:12,100円(税込)
ハッチンソン Black Bird All Season
タイヤタイプ:クリンチャー
サイズ:26C、28C
カラー:ブラック、タンウォール
重量:240g(26C)、258g(30C)
価格:8,800円(税込)

130年以上の歴史を持つ老舗タイヤブランドのハッチンソン。長年のタイヤ開発で培った技術と、さらなるイノベーションを追求するためにRACING LABという特別な開発グループを設置し、革新的なプロダクトを生み出している。ロードのフラッグシップ”Black Bird”もその一つだ。
昨年発表されたばかりのBlack Birdに新たなモデルが2種類、Black Bird RaceとBlack Bird All Seasonが加わることとなった。Raceモデルはハッチンソンのタイヤを使用するアンテルマルシェ・ワンティとパリ五輪トライアスロン選手のアレックス・イーと共に開発が行われ、プロ選手の要望に応えたハイスペックモデルとなっている。

Black Bird Raceはスタンダードモデルのコンセプトを踏襲しつつ、ケーシングとコンパウンドどちらも改良することで、レーススペックのタイヤを実現。ウルトラスイフトと名付けられたケーシングは、従来モデルよりもゴムを含浸させた布部分の重量を22%、タイヤ中央部の厚みを23%低減。構造は127TPIのケーシングがサイド部分は3層、中央部分は2層、そして耐パンクベルトが中央に備えられている。
コンパウンドも進化しており、マッハトレッド3.0からマッハトレッドアルチメートに。このアップデートで転がり抵抗を低減しながらも、相反するグリップ力を向上させたとハッチンソンは言う。さらに耐摩耗性も最適化されており、隙のないタイヤを実現する。

これらの開発の結果、Black Bird Raceはスタンダードモデルよりも10%もパワー効率の良いタイヤに仕上げられた。社内のテストでは28mmより30mm幅の方が効率的という結果が出されているという。重量も28mmは前作より17%減の240g、30mmは255gだ。各種性能に優れていることからアンテルマルシェはメインタイヤとして採用するという。
Black Bird All Seasonはどのような状況でも速さ、グリップ力、耐久性を発揮するハイパフォーマンスモデルだ。タイヤ中央部にはマッハトレッド3.0を使用しながら、サイド部分は新開発のセーフトレッドコンパウンドを採用する構造を採用。極寒かつ濡れた路面でもグリップ力を発揮するタイヤを実現している。

コンパウンドの厚さがスタンダードモデルから24%増の2.1mmとして、タイヤライフを6000kmまで延ばしている。厚みが増したことで貫通パンクのリスクも低減していることも特徴だ。
またケーシングのサイドには、限定モデルのみに与えられていたグリッドスキンテクノロジーを採用。ポリアミドの編み込み式生地を使用することでサイドのカットリスクを低減している。路面が悪い状況でサイクリングする際は心強い味方となってくれるだろう。各モデルのラインアップなどは以下の一覧でチェックしてもらいたい。

ハッチンソン Black Bird Race
タイヤタイプ:チューブレスレディ
サイズ:28C、30C
カラー:ブラック
重量:240g(28C)、255g(30C)
価格:13,750円(税込)
ハッチンソン Black Bird All Season
タイヤタイプ:チューブレスレディ
サイズ:28C、30C、32C
カラー:ブラック、タンウォール
重量:340g(28C)、360g(30C)、380g(32C)
価格:12,100円(税込)
ハッチンソン Black Bird All Season
タイヤタイプ:クリンチャー
サイズ:26C、28C
カラー:ブラック、タンウォール
重量:240g(26C)、258g(30C)
価格:8,800円(税込)
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