2024/09/03(火) - 10:03
現在ブエルタ・ア・エスパーニャに参戦中のレイン・タラマエ(エストニア)が来季キナンレーシングチームに加入。かつてツール・ド・フランスで総合11位に入った37歳が「新しいチャレンジ」として日本、そしてアジアレースに活躍の場を移す。
現在アンテルマルシェ・ワンティに所属するレイン・タラマエ(エストニア)は、2007年にコフィディスでプロ入りして以降オールラウンダーとして活躍し、アスタナ、カチューシャ、ディレクトエネルジー、そして現チームと17年間に及ぶヨーロッパプロ生活を続けてきた37歳。日本ではジャパンカップ(昨2023年)とさいたまクリテリウム(2019年)に1度ずつ参戦した経験を持つ。
キャリアハイは2011年のツール・ド・フランス総合11位で、同年のブエルタ・ア・エスパーニャと2016年のジロ・デ・イタリアでもステージ優勝をマーク。ベテラン選手の域に達してもなお2021年ブエルタのステージ優勝とマイヨロホ着用や、エストニアの個人タイムトライアル4連続制覇など未だ衰えない力を維持している。
37歳となったタラマエが、選手として次なるチャレンジに選んだのがアジアレースを走ること。「エストニアの大先輩にヤン・キルシプー(ツール・ド・フランス ステージ通算4勝)がいます。私の憧れの人物なのですが、彼はヨーロッパでのキャリアのほかに、アジアのレースでも大きな成功を収めました。それを見た私は、彼のようにアジアでも成果を挙げたいと夢見るようになりました」と、キナンの移籍ニュースの中で理由を打ち明ける。キナン所属選手と仲が良く、チームの歴史と基盤がしっかりしていること、そしてチーム指針に賛同できたこともキナンを選んだ理由だったという。
キナンレーシングチームは「レイン選手の魅力は、急峻な山々をハイスピードで駆け抜けるクライマーとしての資質と、いまなお自国の王者に君臨し続ける個人タイムトライアルの走力にあります。同時に、平坦路でのスピードにも自信を持ち、オールラウンドに戦える脚質であらゆるレース展開に対応します。KINAN Racing Teamでも山岳コースを中心に活躍の場を見出しつつ、アジアのレース特有のタフな展開にも適応をしていきます」とタラマエを評価する。
タラマエは「アジアツアーはレベルが高く、集中力が問われます。これまでと変わらずやる気に満ちていますし、プロのサイクリストとしてこれからも長く、そして速く走り続けられるように努力をしていきます」とコメントを締め括っている。
キナンの移籍ニュースはこちらもしくは記事下部のリンクをクリック。
現在アンテルマルシェ・ワンティに所属するレイン・タラマエ(エストニア)は、2007年にコフィディスでプロ入りして以降オールラウンダーとして活躍し、アスタナ、カチューシャ、ディレクトエネルジー、そして現チームと17年間に及ぶヨーロッパプロ生活を続けてきた37歳。日本ではジャパンカップ(昨2023年)とさいたまクリテリウム(2019年)に1度ずつ参戦した経験を持つ。
キャリアハイは2011年のツール・ド・フランス総合11位で、同年のブエルタ・ア・エスパーニャと2016年のジロ・デ・イタリアでもステージ優勝をマーク。ベテラン選手の域に達してもなお2021年ブエルタのステージ優勝とマイヨロホ着用や、エストニアの個人タイムトライアル4連続制覇など未だ衰えない力を維持している。
37歳となったタラマエが、選手として次なるチャレンジに選んだのがアジアレースを走ること。「エストニアの大先輩にヤン・キルシプー(ツール・ド・フランス ステージ通算4勝)がいます。私の憧れの人物なのですが、彼はヨーロッパでのキャリアのほかに、アジアのレースでも大きな成功を収めました。それを見た私は、彼のようにアジアでも成果を挙げたいと夢見るようになりました」と、キナンの移籍ニュースの中で理由を打ち明ける。キナン所属選手と仲が良く、チームの歴史と基盤がしっかりしていること、そしてチーム指針に賛同できたこともキナンを選んだ理由だったという。
キナンレーシングチームは「レイン選手の魅力は、急峻な山々をハイスピードで駆け抜けるクライマーとしての資質と、いまなお自国の王者に君臨し続ける個人タイムトライアルの走力にあります。同時に、平坦路でのスピードにも自信を持ち、オールラウンドに戦える脚質であらゆるレース展開に対応します。KINAN Racing Teamでも山岳コースを中心に活躍の場を見出しつつ、アジアのレース特有のタフな展開にも適応をしていきます」とタラマエを評価する。
タラマエは「アジアツアーはレベルが高く、集中力が問われます。これまでと変わらずやる気に満ちていますし、プロのサイクリストとしてこれからも長く、そして速く走り続けられるように努力をしていきます」とコメントを締め括っている。
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