レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ誕生　ログリッチ主軸のツールメンバー発表

ボーラ・ハンスグローエは6月26日、大手飲料メーカーのレッドブルが長期タイトルスポンサーに就いたことを発表。ツール・ド・フランスから「レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ」として参戦すると共に、プリモシュ・ログリッチ（スロベニア）を軸としたツール出場メンバーも公表した。

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レッドブルによるチーム取得に向けた動きが発表されたのは今年初め。同社は「ロードレースをより魅力的なものにする」目標の下、チーム運営会社の株式を51％取得してタイトルスポンサーに就任。グランツールやビッグレースでの勝利を目指すと共に、2025年のU23チーム設立によってジュニア選手の育成にも務めたいとしている。

チームキットはダークブルーベースに雄牛ロゴを加えた、モータースポーツなどでお馴染みのデザインに変更。さらにスペシャライズドから供給されるチームバイクもレッドブルロゴを加えた新デザインに変更されたほか、ドイツのファッションブラントであるヒューゴ・ボスがパートナーに加わったことも発表されている。

6月29日にイタリアのフィレンツェで開幕するツール・ド・フランスには、予定通りログリッチを主軸にしたメンバー体制で臨む。昨年マイヨジョーヌを経験したジャイ・ヒンドレー（オーストラリア）と2022年大会で総合5位に入ったアレクサンドル・ウラソフ（ロシア）、そしてマッテオ・ソブレロ（イタリア）が山岳アシストを務め、スプリントステージを狙うのはダニー・ファンポッペル（オランダ）。ボブ・ユンゲルス（ルクセンブルク）がキャプテンを務めるという。