自転車ジャーナリストである小俣雄風太さんの旅行記『旅するツール・ド・フランス』が5月21日に発売される。刊行記念イベントとして辻啓・栗村修さんをゲストに迎えたトークイベントを5月26日と28日に開催する。以下、プレスリリースより紹介しよう。



自転車ジャーナリストの小俣雄風太さんが旅行記『旅するツール・ド・フランス』を5月21日に発売

自転車ジャーナリストの小俣雄風太が旅行記『旅するツール・ド・フランス』を5月21日に発売 (c)太田出版

『弱虫ペダル』渡辺航 推薦!!  

夏のフランスは華やかで
おもてなしも上手だ。
生活の横をレースが通過する!  愉しく感動的な旅行記。

美しい田舎町を駆け抜ける選手たち、
道端で出会うヴァカンス中の人びとの熱狂──
食、宿、自然etc…普通のガイドブックには載らない、
フランスの原風景を体験できる“特別な3週間”の道しるべ。

小俣雄風太 × 辻啓 ポッドキャスト 書き起こしも抜粋収録。

ツールがやってくる日は町や村を挙げてのお祭りだから、たくさんの住人たちが通りに出ている。大体の場合、彼らはそこそこに酔っていて、異国からの訪問者に、わが町を自慢しようと朗らかに話をしてくれる。ツールを追わなければ出会うことのない彼らヨーロッパの市井の方たちとの、こうした束の間の触れ合いがたまらなく好きだ。

ガイドブックに載ることのない、日本では誰も名前を知らないような町や村を訪れることができる。これこそがツール取材の醍醐味。(本文より)

◆筆者プロフィール

著/小俣雄風太(おまた・ゆふた)

自転車ジャーナリスト。1986年東京都生まれ。法政大学文学部哲学科卒業。10代で見たツール・ド・フランスに魅了され、リヨン第3大学へ1年間留学。フランス文化と哲学を学ぶ。英国の自転車関連ブランドでの広報やスポーツメディア編集長を経てフリーランス。自転車各誌での編集・執筆のほかスポーツテレビ局J SPORTSでは海外ロードレースの実況を担当する。2005年に初めてツールを取材。2022年より現地取材を再開した。サイクリングニュースレター&ポッドキャストのArenbergを主宰。

https://arenberg.press/

◆書誌情報

『旅するツール・ド・フランス』

https://www.ohtabooks.com/publish/2024/05/17105854.html

著者:小俣雄風太        
定価:2,420円(本体2,200円+税)
発売:2024年5月21日     
判型:四六判並製
ページ数:274ページ     
ISBN:978-4-7783-1938-0

■刊行記念イベント

5月26日(日)@Readin’ Writin’ BOOK STORE
「僕らの旅するツール・ド・フランス」 小俣雄風太×辻啓


「旅するツール・ド・フランス」にも収録された、ツール・ド・フランス現地から毎日お届けしたポッドキャストDaily Tour。毎日の旅の様子を語る二人のトークを東京で!今年もツール取材を予定している二人が本に書かれた旅の思い出を振り返りつつ、自転車の写真を取ること、文章を書くことについての仕事論も交えつつ、今年の大会の旅の展望を語ります。

https://readinwiritin240526.peatix.com/view

5月28日(火)@自転車文化センター
Arenberg ポッドキャスト公開収録 「旅するツール・ド・フランス」出版記念 
『旅するロードレース ツール・ド・フランスとツアー・オブ・ジャパン」
栗村修 × 小俣雄風太


5月21日に小俣雄風太初の著書「旅するツール・ド・フランス」が太田出版より発売されます。2023年のツール・ド・フランスを全日程取材する中での旅行記として、文化としての自転車レースを書き記しました。この発売日は、おりしも日本版ツール・ド・フランスと呼べる日本最大のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」が開催中。大会が閉幕後の5月28日(火)に、TOJ大会ディレクターの栗村修さんをお招きして、『旅するロードレース』と題してArenbergポッドキャストの公開収録を行います。

小俣も大会公式メディアチームとして全日程帯同予定のツアー・オブ・ジャパンの振り返り、旅をしながら進んでいく自転車ロードレースの魅力、TOJとTDFの違いや、ロードレースを文化にするとはどういうことなのか?J Sportsの解説者としても活躍されている栗村さんとトークセッションで探ります。

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