澄み渡る好天に恵まれたアルプス2日目 photo:Tour of the Alps アルプス山脈のイタリア側を駆け巡るツアー・オブ・ジ・アルプス(UCI2.Pro)2日目は、一路渓谷に沿って標高を上げ、3級山岳と2級山岳を一つずつ越えてフィニッシュする190kmコース。標高200mから1300mまで登るものの、山岳難易度はそこまで高くない「ザ・逃げ向け」レイアウトだ。
逃げグループに加わった岡篤志と小石祐馬 photo:Tour of the Alps 逃げを見送り、穏やかな1日を過ごしたトビアス・フォス(ノルウェー、イネオス・グレナディアーズ) photo:Tour of the Alps地元のパネッテリア前をレースが通過する photo:Tour of the Alps
ガンパー、デマルキ、ペローが逃げる photo:Tour of the Alps 「ひたすら北上していくルートで、全部向かい風。しかも煽られてフラつくレベルの爆風向かい風」と岡が振り返る、少数の逃げには辛い状況。リーダーチームのイネオス・グレナディアーズは3〜4分差でコントロールしたものの、逃げグループを吸収する意図はなかった。
残り17km地点から独走を開始したアレッサンドロ・デマルキ(イタリア、ジェイコ・アルウラー) photo:Tour of the Alps 久々の勝利を挙げたアレッサンドロ・デマルキ(イタリア、ジェイコ・アルウラー) photo:Tour of the Alps 「今この年齢で挙げた勝利はとても大切なもの」と言うアレッサンドロ・デマルキ(イタリア、ジェイコ・アルウラー) photo:Tour of the Alps 18kmに及ぶ独走を決めたデマルキが、2021年以来となる勝利を決めた。「もうすぐ38歳になろうというタイミング、しかも何年も勝利から遠ざかっていた今勝てて本当に嬉しい。この年でも自転車競技で勝てるという意味は大きい」と心境を話している。