ヴィットリアがリリースするMTB XCタイヤ、BARZOとMEZCALに限定カラーが登場。UCIとの協業を記念し、アルカンシェルがあしらわれた特別仕様となっている。



ヴィットリア Barzo /Mezcal UCI License ver (c)VTJ

ハイパフォーマンスなタイヤを開発するイタリアンブランド、ヴィットリア。ロードのみならず、シクロクロスやMTBの世界においてもその高い技術力が評価され、トップレーサーらからの信頼も厚い存在だ。

特に近年、MTBレースと緊密な関係性を築いており、2021年にUCIと5年間のパートナーシップを締結。2025年まで、UCIMTB世界選手権とUCIMTBワールドカップのオフィシャルパートナーとなっている。

タイヤサプライヤーとしてもその存在感は大きく、2020年にジョーダン・サルー(フランス)が世界選手権 XCO MEを、2015年と2022年にはポーリーヌ・フェランプレヴォ(フランス)がヴィットリアのタイヤを使用して世界選手権 XCO WEをそれぞれ制覇。更に2023年の世界選手権 XCマラソンにおいても、エンリケ・アヴァンチーニ(イタリア)がMEZCALを使用してアルカンシェルを獲得している。

タイヤサイドに大きくレインボーストライプが描かれる (c)VTJ

そんなヴィットリアが、同社を代表するXCレースタイヤにUCIを象徴するレインボーストライプをあしらった限定モデルをリリースする。タイヤサイドにUCIロゴと大きなレインボーの帯が描かれる特別なタイヤとなった。

今回、このUCIカラーが用意されるのは、BARZOとMEZCALの2種類。BARZOはオールラウンドな性格の一本で、交互に配置されたセンターノブによる走りの軽さと、大きなショルダーノブによるコーナーリンググリップを両立している。

スピードを落とすことなく、XCレースやトレイルで登場するあらゆる地形に対応し、ウェットからドライまでどんな状況でも優れた性能を発揮する、多用途で高い信頼性を持つタイヤとなっている。

ヴィットリア Barzo UCI Licensed Edition (c)VTJ
ヴィットリア Barzo Mezcal UCI Licensed Edition (c)VTJ



MEZCALは、よりスピードを追求した一本。綺麗に整列したセンターノブが高速性能を引き上げ、そこから左右にノブが広がっていくようなトレッドパターンが特徴だ。

ノブの高さも低めとされており、ハードパックな路面で軽い走りを実現。一方で、各ノブには路面に応じて適切に変形するように設計されたサイピングが施されており、滑りやすいハードパック路面での高速コーナーでも卓越したグリップを発揮する。

どちらも通常モデルでは120TPIケーシングを採用するが、このUCIエディションではより堅牢な60TPIのナイロンケーシングを採用し、より高いサポートと保護性能を確保している。価格は6,600円(税込)。



ヴィットリア BARZO rainbow editions
サイズ:29x2.25、2.35
ケーシング:ナイロン 60TPI
価格:6,600円(税込)

ヴィットリア MEZCAL rainbow editions
サイズ:29x2.25、2.35
ケーシング:ナイロン 60TPI
価格:6,600円(税込)

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