2024/03/19(火) - 18:30
アマチュアレーサー向けのステージレース「2days race in 木祖村 in memory of 五十嵐洸太」が5月18~19日に開催。2日間にわたり個人TTを含む3つのステージで争う本格的なステージレースだ。既にテクニカルガイドが公開され、申込も受付中となっている。
「2days race in 木祖村」は長野県木曽郡木祖村にある味噌川ダム周回コースで開催されるアマチュアレーサー向けのステージレース。UCIコンチネンタル登録をする国内有力チームは原則的に出場を認められておらず、アマチュアレーサーの競技レベルにフィットしたステージレースとして非常に貴重な経験を積めるため、高い人気を集めている。
コロナ禍の影響もあり一時中断していたものの、2022年に復活開催されて以降も、その人気は陰りを見せず多くのアマチュアレーサーが鎬を削る舞台であり続けている。そんな「2days race in 木祖村」が今年は5月18日と19日に開催されることが発表された。
1日目に8.5kmの個人タイムトライアル(チームカー伴走つき)と75kmのロードレースが、2日目には120kmのロードレースが行われ、3ステージ合計213.5kmのレースとして開催される。また、1日目のロードレースを完走できなかった選手にもコンソレーション(残念レース)として72kmのロードレースが用意されているため、その場合でも合計155.5kmを走ることができるのだ。
今大会は、大会名を「2days race in 木祖村 2024 in memory of 五十嵐 洸太」とし、昨年のツール・ド・北海道で亡くなられた五十嵐 洸太選手の木祖村での走りを記憶にとどめるという目的も有している。
そのため、安全性に重きを置いたレース設計もこの大会の特徴となっている。具体的な対策としては、以下が挙げられている。
・1日目に個人タイムトライアルを実施し、リザルト(=走力)でグループ分けしてステージ1Bをスタート。実力差のある選手同士の混走で発生する落車の危険性を回避する。
・レース前半にスプリント賞を複数設定。牽制させず積極的に逃げと追走を発生させ、ゴール勝負だけの単調な展開を回避。
・また先行車両、最終車両による車列の管理で、安全な競技運営を目指す。
味噌川ダムを周回するコースは平坦基調で、ほとんどアウターギアでこなすことが出来るような高速コース。ゴール前でトレインを組んだり、エースを先頭集団に送り込めるかなど、チームワークが重要になってくる。スプリント賞やU23賞、40代クラスのジャージも用意されるため、各選手の脚質や脚に合った様々な戦いが繰り広げられるだろう。誰もが本格ステージレースを体験できる要素が「木祖村」には揃っている。
チーム戦の意味合いを高めるためにチーム選手数に上限下限が設けられ、最大5名、最低4名となる。普段からチームプレーの練習をしているチームだけでなく、小規模チームも「ジョイントチーム」の形で参戦可能だ。
また、翌月の6月15~16日には同じコースで「第39回全日本学生選手権個人ロードレース大会」が予定されていることもあり、同大会に参加する選手らは偵察の意味合いも兼ねて参加するのも良いだろう。
2days race in 木祖村では賞金がが設定されていることもユニークなポイントだ。賞金は監督の口座に振り込まれることとなり、それぞれの活躍に見合った賞金の山分けもプロチームに倣ったものとして体験できる。
加えて、全日本ロードを目指す選手にとっては参加資格を獲得できることも魅力の一つ。エリート 個人総合全体で3位以内、U-23個人総合全体で6位以内、ジュニア個人総合全体で10位以内の選手に出場資格が付与される。
参加資格が懸けられた国内大会は現在UCIレースや国内のUCIコンチネンタルが集う国内レースがほとんどであり、全日本選手権出場資格は敷居が高い。国内有力チームが原則的に出場しない木祖村は、ホビーレーサーにとって全日本選手権の切符を手に入れる絶好のチャンスと言えるだろう。
大会のテクニカルガイドは既に公開されており、同時にエントリー受付も始まっている。細かな規則については、テクニカルガイドにて確認されたい。
2days race in 木祖村 in memory of 五十嵐洸太
開催地:長野県木曽郡木祖村味噌川ダム周回コース
開催予定日:5月18~19日(土~日)
種目:1日目 個人タイムトライアル(8.5km)、ロードレース(75km)
2日目 ロードレース(120km)、コンソレーションレース(72km)
「2days race in 木祖村」は長野県木曽郡木祖村にある味噌川ダム周回コースで開催されるアマチュアレーサー向けのステージレース。UCIコンチネンタル登録をする国内有力チームは原則的に出場を認められておらず、アマチュアレーサーの競技レベルにフィットしたステージレースとして非常に貴重な経験を積めるため、高い人気を集めている。
コロナ禍の影響もあり一時中断していたものの、2022年に復活開催されて以降も、その人気は陰りを見せず多くのアマチュアレーサーが鎬を削る舞台であり続けている。そんな「2days race in 木祖村」が今年は5月18日と19日に開催されることが発表された。
1日目に8.5kmの個人タイムトライアル(チームカー伴走つき)と75kmのロードレースが、2日目には120kmのロードレースが行われ、3ステージ合計213.5kmのレースとして開催される。また、1日目のロードレースを完走できなかった選手にもコンソレーション(残念レース)として72kmのロードレースが用意されているため、その場合でも合計155.5kmを走ることができるのだ。
今大会は、大会名を「2days race in 木祖村 2024 in memory of 五十嵐 洸太」とし、昨年のツール・ド・北海道で亡くなられた五十嵐 洸太選手の木祖村での走りを記憶にとどめるという目的も有している。
そのため、安全性に重きを置いたレース設計もこの大会の特徴となっている。具体的な対策としては、以下が挙げられている。
・1日目に個人タイムトライアルを実施し、リザルト(=走力)でグループ分けしてステージ1Bをスタート。実力差のある選手同士の混走で発生する落車の危険性を回避する。
・レース前半にスプリント賞を複数設定。牽制させず積極的に逃げと追走を発生させ、ゴール勝負だけの単調な展開を回避。
・また先行車両、最終車両による車列の管理で、安全な競技運営を目指す。
味噌川ダムを周回するコースは平坦基調で、ほとんどアウターギアでこなすことが出来るような高速コース。ゴール前でトレインを組んだり、エースを先頭集団に送り込めるかなど、チームワークが重要になってくる。スプリント賞やU23賞、40代クラスのジャージも用意されるため、各選手の脚質や脚に合った様々な戦いが繰り広げられるだろう。誰もが本格ステージレースを体験できる要素が「木祖村」には揃っている。
チーム戦の意味合いを高めるためにチーム選手数に上限下限が設けられ、最大5名、最低4名となる。普段からチームプレーの練習をしているチームだけでなく、小規模チームも「ジョイントチーム」の形で参戦可能だ。
また、翌月の6月15~16日には同じコースで「第39回全日本学生選手権個人ロードレース大会」が予定されていることもあり、同大会に参加する選手らは偵察の意味合いも兼ねて参加するのも良いだろう。
2days race in 木祖村では賞金がが設定されていることもユニークなポイントだ。賞金は監督の口座に振り込まれることとなり、それぞれの活躍に見合った賞金の山分けもプロチームに倣ったものとして体験できる。
加えて、全日本ロードを目指す選手にとっては参加資格を獲得できることも魅力の一つ。エリート 個人総合全体で3位以内、U-23個人総合全体で6位以内、ジュニア個人総合全体で10位以内の選手に出場資格が付与される。
参加資格が懸けられた国内大会は現在UCIレースや国内のUCIコンチネンタルが集う国内レースがほとんどであり、全日本選手権出場資格は敷居が高い。国内有力チームが原則的に出場しない木祖村は、ホビーレーサーにとって全日本選手権の切符を手に入れる絶好のチャンスと言えるだろう。
大会のテクニカルガイドは既に公開されており、同時にエントリー受付も始まっている。細かな規則については、テクニカルガイドにて確認されたい。
2days race in 木祖村 in memory of 五十嵐洸太
開催地:長野県木曽郡木祖村味噌川ダム周回コース
開催予定日:5月18~19日(土~日)
種目:1日目 個人タイムトライアル(8.5km)、ロードレース(75km)
2日目 ロードレース(120km)、コンソレーションレース(72km)
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