2024/02/22(木) - 18:01
名古屋に拠点を構える輸入代理店のピーアールインターナショナルが1月末に展示会を開催。プロショップのスタッフを自社に迎え、丁寧に製品を説明してくれる機会にシクロワイアードもお邪魔した。
エアロを追求したシュワルベの新型タイヤPRO ONE AEROが国内上陸
ピーアールインターナショナルの名古屋本社に足を運び、まず目についたのは展示会の開催直前に日本に到着したというシュワルベのPRO ONE AERO。スコットのパーツブランドであるシンクロスと共同開発したという新型は、前輪と後輪で異なる設計が行われていることが特徴であり、11月に東京で開催した展示会では前輪用しか展示されていなかった。
今回晴れて前後輪揃った完全な状態でお披露目されており、前後異なる設計を目で見てチェックする機会となった。PRO ONE AEROはトレッドの厚みが前後で異なるユニークな設計が行われており、実際のプロダクトでも厚みの差は僅かながらタイヤのボリュームに違いが出ていることが確認できる。
断面形状も異なるうえ、重量も前の方が軽い235g(後ろは270g)という違いがあるPRO ONE AERO。風洞実験でエアロダイナミクスを鍛えており、28Cながら25CのPRO ONE TTよりも空気抵抗が小さいと言う性能は誰もが気になるところ。国内で販売開始されるのはもう少し先になるとのことなので、期待しながら待ちたい。
そしてシュワルベで注目したいのはPRO ONE(TLE)の34C。この1、2年でバイクブランドが新型エンデュランスロードを発表しており、いずれもグラベルと舗装路を繋ぐオールロードを包含するようなバイクへと進化しているため、タイヤもグラベルとロードの中間ぐらいの太さが似合うようになっている。
そこで34Cまで用意されているPRO ONEはひとつの有力な選択肢になりうる上、PRO ONEが持つしなやかさがミックス路面を走る時に武器となってくれるはずだ。
またONEシリーズには、5mm厚のスマートガードを備えたONE PLUSと、低温でもグリップ力を発揮するONE 365という新型タイヤも追加されており、いずれもツーリングなど様々な状況を走破できるようなラインアップが構成されている。
さらにシュワルベのツーリングタイヤシリーズ"MARATHON”は今年40周年を迎える。耐久性が優れていることから定番中の定番として世界中のツアラーから愛されてきたシリーズとしてお馴染みの存在だ。今では基幹モデルに加えてMARATHON PLUS、MARATHON EFFICIENCY、MARATHON 365、MARATHON RACER、MARATHON MONDIALという派生モデルもラインアップされており、ありとあらゆるツアラーのニーズに応えられるようになっている。
ツーリストの定番オルトリーブのパニアバッグがシングルで販売&リクセンカウルのバイクバッグ
ピーアールインターナショナルが取り扱うブランドの中でツアー系と言えば、防水バッグのパイオニア的存在のオルトリーブは忘れられない。パニアバッグのSPORT-ROLLERやBACK-ROLLERはベストセラーとして数多くのサイクリストと共に世界中を旅してきたモデルだ。
最新モデルではショルダーストラップの固定パーツを新設計とすることで扱いやすさを増しており、BACK-ROLLER PLUSにロールクロージャー式のポケットが新しく備えられている。また、これまでは左右セットでの販売とされていたが、単品での販売も開始されており、バッグの設計だけじゃなく販売形態からも手を伸ばしやすいシリーズへと進化を遂げている。
またクリックフィックスのマウントで知られているリクセンカウルのバイクパッキングもおすすめだ。シートバッグ、ハンドルバーバッグ、トップチューブバッグはデザインが統一されており、街乗り用自転車のコーディネートにまとまりを与えてくれるはずだ。
さらにスマホの画面をチェック・操作できるクリア窓を備えたトップチューブバッグや、フォークアイレットに装備するオリジナルマウントを使用するフォークバッグもラインアップに追加されていることもトピック。日常生活にスポーツ自転車を取り入れている方であれば、ぜひチェックしてもらいたい。
老舗SKSの新型フロアポンプやキネティックスの夏用グローブも登場
ドイツのブランドを多数取り扱うピーアールインターナショナルのラインアップには老舗のSKSも見逃せない。質実剛健な製品開発を行なう総合アクセサリーブランドで、フェンダーなどは簡単な取り付け方法ながらしっかりとしたプロテクション性能でお馴染み。
さらに現在の自転車用ポンプの祖として位置付けられるRENNKOMPRESSORを作り上げたのもSKSであり、用意されているフロアポンプはどれも優れた機能を有していることが特徴。その中でも最新モデルであるRENNKOMPRESSOR NXTは、ブランドを代表するフロアポンプの良さを引き継ぎつつ、最新版に相応しいスペックが投入されているモデルだ。
RENNKOMPRESSOR NXTは、高圧の空気も入れやすいスチールチューブとシリンダーの信頼性に加えて、大型のエアゲージやラバーが備えられたフットベースを採用することで扱いやすいポンプに仕上げられている。信頼性の高いSKSのフラッグシップポンプだけあり、一度試してみても良さそうだ。
他にもピーアールインターナショナルは今後キネティックスの24年夏用グローブの展開が始まる。老舗グローブメーカーが手掛けるスポーツ用グローブのため、どれも丁寧に作られていることが魅力。ラインアップの中でもLedriは手の甲側を伸縮性生地、手のひらの程よいパッドが備えられており、幅広いサイクリストにフィットしてくれるはずだ。
今回の展示会で並べられた製品はこれから順次国内で展開されていく予定。シュワルベの注目製品であるPRO ONE AEROやTACKY CHANなどの情報はショップで情報を仕入れてみてはいかがだろうか。
エアロを追求したシュワルベの新型タイヤPRO ONE AEROが国内上陸
ピーアールインターナショナルの名古屋本社に足を運び、まず目についたのは展示会の開催直前に日本に到着したというシュワルベのPRO ONE AERO。スコットのパーツブランドであるシンクロスと共同開発したという新型は、前輪と後輪で異なる設計が行われていることが特徴であり、11月に東京で開催した展示会では前輪用しか展示されていなかった。
今回晴れて前後輪揃った完全な状態でお披露目されており、前後異なる設計を目で見てチェックする機会となった。PRO ONE AEROはトレッドの厚みが前後で異なるユニークな設計が行われており、実際のプロダクトでも厚みの差は僅かながらタイヤのボリュームに違いが出ていることが確認できる。
断面形状も異なるうえ、重量も前の方が軽い235g(後ろは270g)という違いがあるPRO ONE AERO。風洞実験でエアロダイナミクスを鍛えており、28Cながら25CのPRO ONE TTよりも空気抵抗が小さいと言う性能は誰もが気になるところ。国内で販売開始されるのはもう少し先になるとのことなので、期待しながら待ちたい。
そしてシュワルベで注目したいのはPRO ONE(TLE)の34C。この1、2年でバイクブランドが新型エンデュランスロードを発表しており、いずれもグラベルと舗装路を繋ぐオールロードを包含するようなバイクへと進化しているため、タイヤもグラベルとロードの中間ぐらいの太さが似合うようになっている。
そこで34Cまで用意されているPRO ONEはひとつの有力な選択肢になりうる上、PRO ONEが持つしなやかさがミックス路面を走る時に武器となってくれるはずだ。
またONEシリーズには、5mm厚のスマートガードを備えたONE PLUSと、低温でもグリップ力を発揮するONE 365という新型タイヤも追加されており、いずれもツーリングなど様々な状況を走破できるようなラインアップが構成されている。
さらにシュワルベのツーリングタイヤシリーズ"MARATHON”は今年40周年を迎える。耐久性が優れていることから定番中の定番として世界中のツアラーから愛されてきたシリーズとしてお馴染みの存在だ。今では基幹モデルに加えてMARATHON PLUS、MARATHON EFFICIENCY、MARATHON 365、MARATHON RACER、MARATHON MONDIALという派生モデルもラインアップされており、ありとあらゆるツアラーのニーズに応えられるようになっている。
ツーリストの定番オルトリーブのパニアバッグがシングルで販売&リクセンカウルのバイクバッグ
ピーアールインターナショナルが取り扱うブランドの中でツアー系と言えば、防水バッグのパイオニア的存在のオルトリーブは忘れられない。パニアバッグのSPORT-ROLLERやBACK-ROLLERはベストセラーとして数多くのサイクリストと共に世界中を旅してきたモデルだ。
最新モデルではショルダーストラップの固定パーツを新設計とすることで扱いやすさを増しており、BACK-ROLLER PLUSにロールクロージャー式のポケットが新しく備えられている。また、これまでは左右セットでの販売とされていたが、単品での販売も開始されており、バッグの設計だけじゃなく販売形態からも手を伸ばしやすいシリーズへと進化を遂げている。
またクリックフィックスのマウントで知られているリクセンカウルのバイクパッキングもおすすめだ。シートバッグ、ハンドルバーバッグ、トップチューブバッグはデザインが統一されており、街乗り用自転車のコーディネートにまとまりを与えてくれるはずだ。
さらにスマホの画面をチェック・操作できるクリア窓を備えたトップチューブバッグや、フォークアイレットに装備するオリジナルマウントを使用するフォークバッグもラインアップに追加されていることもトピック。日常生活にスポーツ自転車を取り入れている方であれば、ぜひチェックしてもらいたい。
老舗SKSの新型フロアポンプやキネティックスの夏用グローブも登場
ドイツのブランドを多数取り扱うピーアールインターナショナルのラインアップには老舗のSKSも見逃せない。質実剛健な製品開発を行なう総合アクセサリーブランドで、フェンダーなどは簡単な取り付け方法ながらしっかりとしたプロテクション性能でお馴染み。
さらに現在の自転車用ポンプの祖として位置付けられるRENNKOMPRESSORを作り上げたのもSKSであり、用意されているフロアポンプはどれも優れた機能を有していることが特徴。その中でも最新モデルであるRENNKOMPRESSOR NXTは、ブランドを代表するフロアポンプの良さを引き継ぎつつ、最新版に相応しいスペックが投入されているモデルだ。
RENNKOMPRESSOR NXTは、高圧の空気も入れやすいスチールチューブとシリンダーの信頼性に加えて、大型のエアゲージやラバーが備えられたフットベースを採用することで扱いやすいポンプに仕上げられている。信頼性の高いSKSのフラッグシップポンプだけあり、一度試してみても良さそうだ。
他にもピーアールインターナショナルは今後キネティックスの24年夏用グローブの展開が始まる。老舗グローブメーカーが手掛けるスポーツ用グローブのため、どれも丁寧に作られていることが魅力。ラインアップの中でもLedriは手の甲側を伸縮性生地、手のひらの程よいパッドが備えられており、幅広いサイクリストにフィットしてくれるはずだ。
今回の展示会で並べられた製品はこれから順次国内で展開されていく予定。シュワルベの注目製品であるPRO ONE AEROやTACKY CHANなどの情報はショップで情報を仕入れてみてはいかがだろうか。
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