2024/01/27(土) - 12:25
カデルエヴァンス・ロードレースを前に同じオーストラリアでサーフコースト・クラシックが行われた。レースは集団スプリントで決着し、ヴィヴィアーニやストロングを退けたビニヤム・ギルマイ(エリトリア、アンテルマルシェ・ワンティ)が今季初勝利を掴んだ。
1月21日に閉幕したサントス・ツアー・ダウンアンダーの後も、選手たちは28日に行われるカデルエヴァンス・グレートオーシャン・ロードレースのため引き続きオーストラリアに滞在中。その前哨戦として1月25日に開催されたのが2020年にスタートし、第2回大会を迎えたサーフコースト・クラシック(UCI1.1)だ。
コースはカデルエヴァンスと同じオーストラリア南東部、ビクトリア州を巡る158.6km。カデルエヴァンスが登り耐性のあるスプリンターやパンチャーが有利なレイアウトである一方、本大会は正真正銘のスプリンターズレース。そのためカレブ・ユアン(オーストラリア、ジェイコ・アルウラー)やエリア・ヴィヴィアーニ(イタリア、イネオス・グレナディアーズ)らピュアスプリンターが顔を揃えた。
レースは終盤まで逃げ集団がリードを保つ展開で進行する。しかしメイン集団を先導していたアンテルマルシェ・ワンティが逃げを捉えると、約70名のプロトンが集団スプリントになだれ込んだ。
そして強豪ひしめくスプリントを制したのはビニヤム・ギルマイ(エリトリア、アンテルマルシェ・ワンティ)だった。ダウンアンダーではトップ3に2度入ったギルマイはヴィヴィアーニやストロングを退け、自身とチームに今シーズン初勝利をもたらした。
「ダウンアンダーで調子がとても良かったので、チームに可能な限りレースをコントロールしてもらうようお願いした。その結果彼らは完璧な走りをしてくれたよ。最終コーナーに入った時点で”今日は僕の日だ”と思っていた」と喜ぶギルマイ。一方で惜しくも破れたヴィヴィアーニは「良い日となったが少し残念な結果だ。ラスト50mで敗れるのは悔しいね」と語っている。
1月21日に閉幕したサントス・ツアー・ダウンアンダーの後も、選手たちは28日に行われるカデルエヴァンス・グレートオーシャン・ロードレースのため引き続きオーストラリアに滞在中。その前哨戦として1月25日に開催されたのが2020年にスタートし、第2回大会を迎えたサーフコースト・クラシック(UCI1.1)だ。
コースはカデルエヴァンスと同じオーストラリア南東部、ビクトリア州を巡る158.6km。カデルエヴァンスが登り耐性のあるスプリンターやパンチャーが有利なレイアウトである一方、本大会は正真正銘のスプリンターズレース。そのためカレブ・ユアン(オーストラリア、ジェイコ・アルウラー)やエリア・ヴィヴィアーニ(イタリア、イネオス・グレナディアーズ)らピュアスプリンターが顔を揃えた。
レースは終盤まで逃げ集団がリードを保つ展開で進行する。しかしメイン集団を先導していたアンテルマルシェ・ワンティが逃げを捉えると、約70名のプロトンが集団スプリントになだれ込んだ。
そして強豪ひしめくスプリントを制したのはビニヤム・ギルマイ(エリトリア、アンテルマルシェ・ワンティ)だった。ダウンアンダーではトップ3に2度入ったギルマイはヴィヴィアーニやストロングを退け、自身とチームに今シーズン初勝利をもたらした。
「ダウンアンダーで調子がとても良かったので、チームに可能な限りレースをコントロールしてもらうようお願いした。その結果彼らは完璧な走りをしてくれたよ。最終コーナーに入った時点で”今日は僕の日だ”と思っていた」と喜ぶギルマイ。一方で惜しくも破れたヴィヴィアーニは「良い日となったが少し残念な結果だ。ラスト50mで敗れるのは悔しいね」と語っている。
サーフコースト・クラシック2024結果
1位 | ビニヤム・ギルマイ(エリトリア、アンテルマルシェ・ワンティ) | 3:27:40 |
2位 | エリア・ヴィヴィアーニ(イタリア、イネオス・グレナディアーズ) | |
3位 | コービン・ストロング(ニュージーランド、イスラエル・プレミアテック) | |
4位 | ミラン・フレティン(ベルギー、コフィディス) | |
5位 | ローレンス・ピシー(ニュージーランド、グルパマFDJ) |
text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos
photo:CorVos
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