チームプレゼンにはTDU組を除く20名の選手たちが揃った photo:Soudal Quick-Step Pro Cycling Team 昨年末は合併問題に揺れたスーダル・クイックステップが、トレーニング合宿を行うスペイン南東部のアリカンテでチームプレゼンテーションを行った。マイナーチェンジが施されたジャージ姿で現れたのは、サントス・ツアー・ダウンアンダーに出場するジュリアン・アラフィリップ(フランス)ら7名を除く20名の選手たち。その中心にはベルギー王者ジャージを纏ったレムコ・エヴェネプールが立った。
新加入のミケル・ランダとレムコ・エヴェネプール photo:Soudal Quick-Step Pro Cycling Team このプレゼンテーションでは、昨年から報道されていたエヴェネプールのツール・ド・フランス出場が正式に明かされた。「昨年はリエージュ~バストーニュ~リエージュを制し、TT世界王者になることができた。しかしそれらは過去のことであり、僕は既に今年のレースに集中している。今年はフランスで多くのレースを走り、デビューするツールで良い結果を掴みたい」とエヴェネプールはコメントした。
昨年から2名少ない総勢27名となったスーダル・クイックステップ photo:Soudal Quick-Step Pro Cycling Team また、長らくチームのエースを担ったアラフィリップはレキップのインタビューに答え、今年はツールではなくジロ・デ・イタリアに初出場することを明かした。アラフィリップは「これは何らかの罰や選考外という意味ではない。ジロにはずっと出場したいと思っていた」と前向きなコメントを残している。