2024/01/06(土) - 09:20
ロードナショナル選手権が開催中のオーストラリアでクリテリウムレースが行われた。女子はルビー・ローズマンギャノン(リブ・アルウラー・ジェイコ)が逃げ切り勝利し、男子は集団スプリントをカレブ・ユアン(ジェイコ・アルウラー)が制した。
開催中のオーストラリナショナル選手権は大会3日目を迎え、1月5日(金)はオーストラリア・ビクトリア州バララットの中心街を舞台にしたクリテリウムレースが行われた。
女子エリートは1.1kmのコースを30周・総距離33kmで争われ、序盤から激しいアタック合戦が勃発する。レースは地元唯一のワールドチームであるリブ・アルウラー・ジェイコが主導権を握るなか、単独で飛び出したルビー・ローズマンギャノン(リブ・アルウラー・ジェイコ)にジーナ・リカルド(ブリッジレーン)が追従。先頭2名のままレースを進め、残り8周回目でローズマンギャノンがアタックした。
しかしこれは不発に終わり、プロトンが先頭との差を14秒まで縮めるなかローズマンギャノンは再び飛び出す。そしてリカルドを引き離し、独走でローズマンギャノンはフィニッシュラインに到達。リカルドを捉えたプロトンのスプリントをジョージア・ベイカーが先着し、アレクサンドラ・マンリーが続いたため、リブが表彰台の独占に成功した。
「素晴らしいチームでシーズンの良いスタートを切ることができた。チームのスプリンターが不在で臨んだレースでこの結果は嬉しい」と、25歳でプロ3年目のシーズンを迎えるローズマンギャノンは喜んだ。
男子は古巣復帰のユアンが王座奪還
今年ジェイコ・アルウラーに復帰したカレブ・ユアンが本命と目された男子レースも、序盤から逃げを目指すアタックが繰り返された。しかしジェイコ・アルウラーがそれを許さず、またエースであるユアン自ら封じ込める。
ひと塊のまま集団は最終コーナーに突入し、3番手でクリアしたユアンの目の前で落車が発生するもの、間一髪のところで回避。そしてスプリントに入ったユアンに今年プロ1年目を迎えるイェンセン・プロウライト(アルペシン・ドゥクーニンク)やサム・ウェルスフォード(DSM・フィルメニッヒ)も敵わず、両手を高々と上げたユアンが古巣チームに復帰後初レースで勝利をもたらした。
初優勝した2016年から3連覇し、自身4度目のクリテリウム王者となったユアン。「実は子どもの頃に戻ったようにとても緊張していたんだ。だがチームが素晴らしい走りを見せてくれ、攻めたレース展開から勝つことができた。緊張は注意深さに繋がり、これから起こること(スプリント)に身体が備えていることだからね」と笑顔で勝利を喜んだ。
開催中のオーストラリナショナル選手権は大会3日目を迎え、1月5日(金)はオーストラリア・ビクトリア州バララットの中心街を舞台にしたクリテリウムレースが行われた。
女子エリートは1.1kmのコースを30周・総距離33kmで争われ、序盤から激しいアタック合戦が勃発する。レースは地元唯一のワールドチームであるリブ・アルウラー・ジェイコが主導権を握るなか、単独で飛び出したルビー・ローズマンギャノン(リブ・アルウラー・ジェイコ)にジーナ・リカルド(ブリッジレーン)が追従。先頭2名のままレースを進め、残り8周回目でローズマンギャノンがアタックした。
しかしこれは不発に終わり、プロトンが先頭との差を14秒まで縮めるなかローズマンギャノンは再び飛び出す。そしてリカルドを引き離し、独走でローズマンギャノンはフィニッシュラインに到達。リカルドを捉えたプロトンのスプリントをジョージア・ベイカーが先着し、アレクサンドラ・マンリーが続いたため、リブが表彰台の独占に成功した。
「素晴らしいチームでシーズンの良いスタートを切ることができた。チームのスプリンターが不在で臨んだレースでこの結果は嬉しい」と、25歳でプロ3年目のシーズンを迎えるローズマンギャノンは喜んだ。
男子は古巣復帰のユアンが王座奪還
今年ジェイコ・アルウラーに復帰したカレブ・ユアンが本命と目された男子レースも、序盤から逃げを目指すアタックが繰り返された。しかしジェイコ・アルウラーがそれを許さず、またエースであるユアン自ら封じ込める。
ひと塊のまま集団は最終コーナーに突入し、3番手でクリアしたユアンの目の前で落車が発生するもの、間一髪のところで回避。そしてスプリントに入ったユアンに今年プロ1年目を迎えるイェンセン・プロウライト(アルペシン・ドゥクーニンク)やサム・ウェルスフォード(DSM・フィルメニッヒ)も敵わず、両手を高々と上げたユアンが古巣チームに復帰後初レースで勝利をもたらした。
初優勝した2016年から3連覇し、自身4度目のクリテリウム王者となったユアン。「実は子どもの頃に戻ったようにとても緊張していたんだ。だがチームが素晴らしい走りを見せてくれ、攻めたレース展開から勝つことができた。緊張は注意深さに繋がり、これから起こること(スプリント)に身体が備えていることだからね」と笑顔で勝利を喜んだ。
オーストラリアクリテリウム国内選手権女子エリート結果
1位 | ルビー・ローズマンギャノン(リブ・アルウラー・ジェイコ) | 50:25 |
2位 | ジョージア・ベイカー(リブ・アルウラー・ジェイコ) | +0:14 |
3位 | アレクサンドラ・マンリー(リブ・アルウラー・ジェイコ) |
オーストラリアクリテリウム国内選手権男子エリート結果
1位 | カレブ・ユアン(ジェイコ・アルウラー) | 59:16 |
2位 | イェンセン・プロウライト(アルペシン・ドゥクーニンク) | |
3位 | サム・ウェルスフォード(DSM・フィルメニッヒ) |
text:Sotaro.Arakawa
Amazon.co.jp