アンテルマルシェが新チームキットを公開　ジャージブランド変更も基本色は継続

ジャパンカップを含め今季20勝をマークしたアンテルマルシェ・サーカス・ワンティが、2024年シーズンのチームキットを公開。白と黄色、紺の組み合わせは変わらないものの、ジャージサプライヤーの変更に伴いデザインにマイナーチェンジが施された。

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2024年はベルジャンスプリンターであるヘルベン・テイッセンの活躍やルイ・コスタ（ポルトガル）のブエルタ・ア・エスパーニャ区間優勝など、2年連続でチーム通算20勝を飾ったアンテルマルシェ・サーカス・ワンティ。来年はチーム名をアンテルマルシェ・ワンティに改め、ワールドチーム昇格して4年目のシーズンに臨む。

新シーズンに向け、チームは新しいチームキットを公開した。ジャージスポンサーをナリーニからヴァージスポートに変え、ベースカラーである白、黄色、紺に変更はないものの、ジャージ上部に黄色と紺が入ったデザインとなった。また先に明らかとなっていたキューブのバイクはロゴが黄色から白になり、引き継がれたまだら模様がより目立つ色合いとなっている。

未だロースターは確定していないものの、今年4勝を挙げたルイ・コスタ（ポルトガル）がEFエデュケーション・イージーポスト。またスヴェンエリック・ビーストルム（ノルウェー）がグルパマFDJ、アイメ・デヘント（ベルギー）がコフィディスへと実力の確かな選手たちがチームを去った。

しかしチームには来年、ジャパンカップにも参戦した若手クライマーのケヴィン・コッレオーニ（イタリア、ジェイコ・アルウラー）が加入。またイタリアのU23ロード王者で、U23リエージュ～バストーニュ～リエージュ勝者のフランチェスコ・ブサットや、22歳のロエル・ファンシントマールテンスダイク（オランダ）、19歳のアレクシ・フォールプロスト（フランス）が下部チームから昇格と若手の活躍が期待される。

なお、アンテルマルシェは下部チームに所属するオービー・ヴィッツとワウト・ゲーリンクス（共にベルギー）がスペイン・アリカンテでのトレーニング合宿中に車と正面衝突し、共に複数箇所を骨折したことを発表。復帰までに数ヶ月を要するという。

text:Sotaro.Arakawa