第9回目の開催を迎えるツール・ド・フランスさいたまクリテリウム。さいたま新都心ではチームプレゼンテーションや交流会など様々なファンイベントが行われた。お楽しみ企画の目玉は書道に漫画。その楽しい模様をダイジェストでお届けする。


エコイブースにて別府史之とギョーム・マルタン photo:Makoto AYANO

11月とは思えない陽気に恵まれたさいたま新都心。ファン待望のさいたまクリテ開催を翌日に控え、選手たちとファンが交流できる様々なイベントが用意された。

まずは昼開場の「サイクルフェスタ」は自転車メーカーや関連企業の出展ブース巡りが楽しいエキスポだ。EKOIのブースにはアンバサダーを務める別府史之さんが登場、サポート選手のギョーム・マルタンも駆けつけてサイン会が行われた。

EKOIブースでサイン会に励むギョーム・マルタン photo:Makoto AYANO
悪魔おじさんの顔出しパネル



サイクルフェスタは好天に恵まれティラノが登場?
サイクルフェスタはアパレル等のバーゲンセールでも人気だ



10月のジャパンカップから3週間、マルタンは昨年に続いて居残りで日本をガールフレンドとともに旅したという。前回の昨年は南へ、そして今回は北海道や東北、佐渡など北日本をくまなく旅して巡り、日本を堪能したという。「ニホンダイスキ」を口癖のように繰り返すマルタンはファンサービスも手抜き無しでフミと一緒にファンへのサインや記念撮影に励んだ。

キッズロアにやってきたカヴェンディッシュとラフェ photo:Makoto AYANO
キッズロア会場にはヴィクトル・ラフェ、マーク・カヴェンディッシュ、ペテル・サガンの3人が登場 photo:Makoto AYANO



子供たちのキッズロアのスタートにカヴ、ラフェ、サガンがやってきた photo:Makoto AYANO

すぐそばのキッズロア会場にはヴィクトル・ラフェ、マーク・カヴェンディッシュ、ペテル・サガンの3人が登場。子どもたちとのショートサーキットレースを楽しんだ。可愛い子どもたちの様子に超ご機嫌だったカヴェンディッシュは「明日より大事なレースを走れて嬉しい」と話し、ラフェもサガンも一生懸命走る子どもたちをサポートした。

楽しそうに走るヴィクトル・ラフェ photo:Makoto AYANO
キッズのヘルプに余念がないカヴェンディッシュ photo:Makoto AYANO



黒板アートを描いた大宮光陵高等学校の生徒の皆さんと photo:Makoto AYANO

ショッピングセンター「コクーンシティ」に展示された黒板アートを訪れたのはジュリオ・チッコーネ、タディ・ポガチャル、エガン・ベルナル、クリス・フルーム。大宮光陵高等学校の生徒の皆さんが描いた見事なアートに、選手たちが直筆サインを入れて作品は完成。ベルナルは「ツール・ド・フランスの厳しさがリアルに描かれている」と感心。会場にはクラシックなロードレーサーも展示され、しげしげと見入るフルームの姿も。

高校生の描いた絵とタディ・ポガチャル photo:Makoto AYANO
クラシックなロードレーサーに見入るフルーム photo:Makoto AYANO



さいたまスーパーアリーナではチームプレゼンテーションの後、ステージ上でお楽しみイベントの「さいたま市内交流会」が開催され、選手たちが書道に挑戦。選手に与えられたテーマは、タディ・ポガチャルが新人賞の「新」、ツール・ド・フランスで山岳賞をとったジュリオ・チッコーネは「山」、ブエルタ・ア・エスパーニャ総合優勝のセップ・クスにはマイヨ・ロホの「赤」、新城幸也のみフリー題材で毛筆で書くというもの。

書道家スタイルで登場したポガチャルら photo:Makoto AYANO

ハチマキが似合うポガチャル photo:Makoto AYANO
奥さん&ガールフレンド同伴で来日した選手たち photo:Makoto AYANO



与野高校書道部の見事な作品 photo:Makoto AYANO

「新」の文字を毛筆でチャレンジするポガチャル photo:Makoto AYANO

セップ・クスの書いた「赤」 photo:Makoto AYANO
新城幸也の「埼」は達筆です photo:Makoto AYANO



与野高校書道部の女子生徒にサポートされて書いたその字はどれも及第点。書道に覚えのある新城幸也はさいたまの「埼」を書き、達筆ぶりを披露した。

選手たちが毛筆でしたためた 新・山・赤・埼 photo:Makoto AYANO

第2部はポガチャル、フルーム、サガン、カヴェンディッシュの4人が登壇。自分の好きな「勝利のポーズ」を再現してというリクエストに、それぞれ過去に披露したウィニングポーズを再現した。

渡辺航先生とベレー帽を被った選手たち photo:Makoto AYANO

漫画家のベレー帽が似合うサガンとフルーム photo:Makoto AYANO
HTC時代のステージ優勝で披露した「もしもし」ポーズ photo:Makoto AYANO



フルームのお気に入りは大逆転の片腕突き出し勝利ポーズ photo:Makoto AYANO

4人はベレー帽を被って再び登壇し、弱虫ペダル作者・渡辺航先生とともに漫画に挑戦。課題は写真を参考に描くというもの。

真剣な表情で絵を描く photo:Makoto AYANO
真剣に絵を描くポガチャル photo:Makoto AYANO



ポガチャルは新幹線、フルームは桜、サガンは鳥居、カヴェンディッシュはさいたま市のキャラクター「つなが竜ヌゥ」を描いたが、全員がうまく描けていて、画才ぶりを発揮。なかでもカヴェンディッシュの描いたヌゥは素晴らしい出来で、相当な絵心があることを証明した。

ポガチャルの描いた新幹線 photo:Makoto AYANO
フルームが書いたのは桜 photo:Makoto AYANO



サガンの描いた「鳥居」 photo:Makoto AYANO
カヴェンディッシュはさいたま市のキャラクター「つなが竜ヌゥ」を描いた photo:Makoto AYANO



渡辺航先生の絵に感心しきりなポガチャルとフルーム photo:Makoto AYANO
渡辺航先生が描いたのは選手たち全員ぶんのテーマ photo:Makoto AYANO



ステージに見入る選手たち photo:Makoto AYANO

描いたアート作品をもって記念撮影 photo:Makoto AYANO



text&photo:Makoto AYANO

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