2023/11/04(土) - 23:08
第9回目の開催を迎えるツール・ド・フランスさいたまクリテリウム。さいたま新都心ではチームプレゼンテーションや交流会など様々なファンイベントが行われた。お楽しみ企画の目玉は書道に漫画。その楽しい模様をダイジェストでお届けする。
11月とは思えない陽気に恵まれたさいたま新都心。ファン待望のさいたまクリテ開催を翌日に控え、選手たちとファンが交流できる様々なイベントが用意された。
まずは昼開場の「サイクルフェスタ」は自転車メーカーや関連企業の出展ブース巡りが楽しいエキスポだ。EKOIのブースにはアンバサダーを務める別府史之さんが登場、サポート選手のギョーム・マルタンも駆けつけてサイン会が行われた。
10月のジャパンカップから3週間、マルタンは昨年に続いて居残りで日本をガールフレンドとともに旅したという。前回の昨年は南へ、そして今回は北海道や東北、佐渡など北日本をくまなく旅して巡り、日本を堪能したという。「ニホンダイスキ」を口癖のように繰り返すマルタンはファンサービスも手抜き無しでフミと一緒にファンへのサインや記念撮影に励んだ。
すぐそばのキッズロア会場にはヴィクトル・ラフェ、マーク・カヴェンディッシュ、ペテル・サガンの3人が登場。子どもたちとのショートサーキットレースを楽しんだ。可愛い子どもたちの様子に超ご機嫌だったカヴェンディッシュは「明日より大事なレースを走れて嬉しい」と話し、ラフェもサガンも一生懸命走る子どもたちをサポートした。
ショッピングセンター「コクーンシティ」に展示された黒板アートを訪れたのはジュリオ・チッコーネ、タディ・ポガチャル、エガン・ベルナル、クリス・フルーム。大宮光陵高等学校の生徒の皆さんが描いた見事なアートに、選手たちが直筆サインを入れて作品は完成。ベルナルは「ツール・ド・フランスの厳しさがリアルに描かれている」と感心。会場にはクラシックなロードレーサーも展示され、しげしげと見入るフルームの姿も。
さいたまスーパーアリーナではチームプレゼンテーションの後、ステージ上でお楽しみイベントの「さいたま市内交流会」が開催され、選手たちが書道に挑戦。選手に与えられたテーマは、タディ・ポガチャルが新人賞の「新」、ツール・ド・フランスで山岳賞をとったジュリオ・チッコーネは「山」、ブエルタ・ア・エスパーニャ総合優勝のセップ・クスにはマイヨ・ロホの「赤」、新城幸也のみフリー題材で毛筆で書くというもの。
与野高校書道部の女子生徒にサポートされて書いたその字はどれも及第点。書道に覚えのある新城幸也はさいたまの「埼」を書き、達筆ぶりを披露した。
第2部はポガチャル、フルーム、サガン、カヴェンディッシュの4人が登壇。自分の好きな「勝利のポーズ」を再現してというリクエストに、それぞれ過去に披露したウィニングポーズを再現した。
4人はベレー帽を被って再び登壇し、弱虫ペダル作者・渡辺航先生とともに漫画に挑戦。課題は写真を参考に描くというもの。
ポガチャルは新幹線、フルームは桜、サガンは鳥居、カヴェンディッシュはさいたま市のキャラクター「つなが竜ヌゥ」を描いたが、全員がうまく描けていて、画才ぶりを発揮。なかでもカヴェンディッシュの描いたヌゥは素晴らしい出来で、相当な絵心があることを証明した。
text&photo:Makoto AYANO
11月とは思えない陽気に恵まれたさいたま新都心。ファン待望のさいたまクリテ開催を翌日に控え、選手たちとファンが交流できる様々なイベントが用意された。
まずは昼開場の「サイクルフェスタ」は自転車メーカーや関連企業の出展ブース巡りが楽しいエキスポだ。EKOIのブースにはアンバサダーを務める別府史之さんが登場、サポート選手のギョーム・マルタンも駆けつけてサイン会が行われた。
10月のジャパンカップから3週間、マルタンは昨年に続いて居残りで日本をガールフレンドとともに旅したという。前回の昨年は南へ、そして今回は北海道や東北、佐渡など北日本をくまなく旅して巡り、日本を堪能したという。「ニホンダイスキ」を口癖のように繰り返すマルタンはファンサービスも手抜き無しでフミと一緒にファンへのサインや記念撮影に励んだ。
すぐそばのキッズロア会場にはヴィクトル・ラフェ、マーク・カヴェンディッシュ、ペテル・サガンの3人が登場。子どもたちとのショートサーキットレースを楽しんだ。可愛い子どもたちの様子に超ご機嫌だったカヴェンディッシュは「明日より大事なレースを走れて嬉しい」と話し、ラフェもサガンも一生懸命走る子どもたちをサポートした。
ショッピングセンター「コクーンシティ」に展示された黒板アートを訪れたのはジュリオ・チッコーネ、タディ・ポガチャル、エガン・ベルナル、クリス・フルーム。大宮光陵高等学校の生徒の皆さんが描いた見事なアートに、選手たちが直筆サインを入れて作品は完成。ベルナルは「ツール・ド・フランスの厳しさがリアルに描かれている」と感心。会場にはクラシックなロードレーサーも展示され、しげしげと見入るフルームの姿も。
さいたまスーパーアリーナではチームプレゼンテーションの後、ステージ上でお楽しみイベントの「さいたま市内交流会」が開催され、選手たちが書道に挑戦。選手に与えられたテーマは、タディ・ポガチャルが新人賞の「新」、ツール・ド・フランスで山岳賞をとったジュリオ・チッコーネは「山」、ブエルタ・ア・エスパーニャ総合優勝のセップ・クスにはマイヨ・ロホの「赤」、新城幸也のみフリー題材で毛筆で書くというもの。
与野高校書道部の女子生徒にサポートされて書いたその字はどれも及第点。書道に覚えのある新城幸也はさいたまの「埼」を書き、達筆ぶりを披露した。
第2部はポガチャル、フルーム、サガン、カヴェンディッシュの4人が登壇。自分の好きな「勝利のポーズ」を再現してというリクエストに、それぞれ過去に披露したウィニングポーズを再現した。
4人はベレー帽を被って再び登壇し、弱虫ペダル作者・渡辺航先生とともに漫画に挑戦。課題は写真を参考に描くというもの。
ポガチャルは新幹線、フルームは桜、サガンは鳥居、カヴェンディッシュはさいたま市のキャラクター「つなが竜ヌゥ」を描いたが、全員がうまく描けていて、画才ぶりを発揮。なかでもカヴェンディッシュの描いたヌゥは素晴らしい出来で、相当な絵心があることを証明した。
text&photo:Makoto AYANO
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