Jプロツアー第16戦「かすみがうらタイムトライアル」は、金子宗平(群馬グリフィンレーシングチーム)が優勝し、昨年に続き大会2連覇を達成した。2位は松田祥位(チームブリヂストンサイクリング)、3位は伊藤恭(群馬グリフィンレーシングチーム)となった。



秋晴れの霞ヶ浦 photo:Satoru Kato

スタートゲートから1分間隔(ラスト10名は1分30秒間隔)でスタート photo:Satoru Kato
寺田吉騎(シマノレーシング)はU23TTチャンピオンジャージをお披露目 photo:Satoru Kato


Jプロツアー第16戦は、今シーズン唯一の個人タイムトライアル。日本で2番目に大きい湖・霞ヶ浦の湖畔に設定された1周3.7kmのフラットコースでのタイムを競う。前半は4つのコーナーが連続するテクニカルセクション、後半は緩やかなカーブとストレートが1km以上続くスピードに乗れるセクションで構成される。遮蔽物が少なく、風の影響を受けやすいロケーションだが、Jプロツアーのレースが行われた午後はほぼ無風に近い状態で全ての選手が走った。

2位 松田祥位(チームブリヂストンサイクリング)4分40秒971 photo:Satoru Kato

3位 伊藤恭(群馬グリフィンレーシングチーム)4分43秒279 photo:Satoru Kato

4位 山本哲央(チームブリヂストンサイクリング)4分44秒576 photo:Satoru Kato

出走54名中、中盤にスタートした松田祥位(チームブリヂストンサイクリング)が、昨年優勝の金子宗平(群馬グリフィンレーシングチーム)のタイム4分45秒を上回る4分40秒をマークして暫定トップに立つ。その後スタートした伊藤恭(群馬グリフィンレーシングチーム)が4分43秒、昨年2位の山本哲央(チームブリヂストンサイクリング)が4分44秒576を出して続くが、松田のタイムはなかなか塗り替えられない。

連覇達成の金子宗平(群馬グリフィンレーシングチーム)4分36秒063 photo:Satoru Kato

スタート順終盤に入り、金子がスタート。2022年のタイムトライアル全日本チャンピオンは松田のタイムを約4秒上回る4分36秒を叩き出してフィニッシュ。金子の後はトップタイムの更新は出ず、昨年に続き大会2連覇。6月の第8戦「群馬CSCロードレース6月大会」以来今シーズン2勝目を挙げた。

表彰式 photo:Satoru Kato

かすみがうら市公式キャラクター「かすみがうにゃ」と、中井唯晶(シマノレーシング、右)と岡本勝哉(チームブリヂストンサイクリング) photo:Satoru Kato

Jプロツアー第16戦 かすみがうらタイムトライアル 結果(3.7km)
1位 金子宗平(群馬グリフィンレーシングチーム) 4分36秒063
2位 松田祥位(TEAM BRIDGESTONE Cycling) 4分40秒971
3位 伊藤 恭(群馬グリフィンレーシングチーム) 4分43秒279
4位 山本哲央(TEAM BRIDGESTONE Cycling) 4分44秒576
5位 内田宇海(弱虫ペダルサイクリングチーム) 4分47秒757
6位 伊澤将也(CIEL BLEU KANOYA) 4分48秒230
E1優勝 山里一心(チームロヂャース)4分50秒403 photo:Satoru Kato

F(女子)優勝 武田和佳奈(LINKVISION GIRASOLE CYCLING)5分37秒432 photo:Satoru Kato
Y1(ユース)優勝 住田悠人(スミタ・エイダイ・パールイズミ・ラバネロ)5分13秒939 photo:Satoru Kato


マスターズ優勝 サンドゥ・ヨノツ(LT United Cycling Team)5分01秒368 photo:Satoru Kato
サンドゥ・ヨノツ(LT United Cycling Team)がマスターズ年間総合優勝 photo:Satoru Kato




text&photo:Satoru Kato

最新ニュース(全ジャンル)