2023/10/01(日) - 13:40
ツール・ド・ランカウイ最終日は集団スプリントに持ち込まれ、逃げに乗り集団に引き戻されたグレブ・シリツァ(ロシア、アスタナ・カザフスタン)が勝利。山本大喜が落車で棄権する中、サイモン・カー(イギリス、EFエデュケーション・イージーポスト)が総合優勝に輝いた。
東南アジアの国マレーシアを舞台にしたツール・ド・ランカウイ(UCI2.Pro)は最終第8ステージを迎えた。セティア・アラムを出発して首都クアラルンプールに向かう156.5kmは平坦路で、大会7度目の集団スプリントが濃厚と見られた。
前日に逃げ、敢闘賞を獲得した山本大喜(JCLチーム右京)がこの日も序盤から動く。しかし逃げに乗るには至らず、第2ステージのスプリントを制したグレブ・シリツァ(ロシア、アスタナ・カザフスタン)を含む13名が逃げ集団を形成。その中には山岳賞ジャージを着るシモン・ペロー(スイス、チューダー・プロサイクリングチーム)の姿もあった。
メイン集団は総合首位サイモン・カー(イギリス)を擁するEFエデュケーション・イージーポストやエキポ・ケルンファルマが牽引を担当する。残り80km地点で山本が落車し、そのまま棄権を選ぶ不運もありながら、プロトンと逃げの差は2分で推移した。
残り20kmを通過時のタイム差は2分25秒。逃げに選手がおらず、集団スプリントに持ち込みたいカハルラル・セグロスRGAなどがハイペースで牽引する。その甲斐もあり残り15kmで1分差まで縮め、その頃に先頭はシリツァとルーク・マッドウェイ(ニュージーランド、ボルトンエクイティース・ブラックスポークプロサイクリング)、ペローとチームメイトのアーヴィッド・デクレイン(オランダ、チューダー・プロサイクリングチーム)という4名に絞られた。
クアラルンプールの市街地に入った残り12km地点でペローがアタックする。一方でシリツァらはプロトンに戻り、デクレインがペローにジョイン。チューダーの2人がレース先頭に立ったが、カハルラルやボルトンエクイティースが吸収。そして持ち込まれたスプリントを、逃げに乗っていたシリツァが制した。
「昨年1勝を挙げ、今年は区間2勝することができた。逃げからチームの助けもあり、スプリント勝利することができた。本当に嬉しいよ」とシリツァは喜んだ。
そして総合優勝は先頭集団で無事フィニッシュしたカーの手に。「この大会でイギリス人初の総合優勝者になることができ、嬉しいよ。今日は逃げを追いかけるとても厳しいステージとなった。この総合優勝が今後、大きな結果に繋がることを願っているよ」と、カーは語っている。
JCLチーム右京では山本がリタイアしたものの、レイモンド・クレダー(オランダ)が10位でフィニッシュ。また第2ステージで8位に入った20歳の大仲凜功や上野颯斗は完走を果たしている。
東南アジアの国マレーシアを舞台にしたツール・ド・ランカウイ(UCI2.Pro)は最終第8ステージを迎えた。セティア・アラムを出発して首都クアラルンプールに向かう156.5kmは平坦路で、大会7度目の集団スプリントが濃厚と見られた。
前日に逃げ、敢闘賞を獲得した山本大喜(JCLチーム右京)がこの日も序盤から動く。しかし逃げに乗るには至らず、第2ステージのスプリントを制したグレブ・シリツァ(ロシア、アスタナ・カザフスタン)を含む13名が逃げ集団を形成。その中には山岳賞ジャージを着るシモン・ペロー(スイス、チューダー・プロサイクリングチーム)の姿もあった。
メイン集団は総合首位サイモン・カー(イギリス)を擁するEFエデュケーション・イージーポストやエキポ・ケルンファルマが牽引を担当する。残り80km地点で山本が落車し、そのまま棄権を選ぶ不運もありながら、プロトンと逃げの差は2分で推移した。
残り20kmを通過時のタイム差は2分25秒。逃げに選手がおらず、集団スプリントに持ち込みたいカハルラル・セグロスRGAなどがハイペースで牽引する。その甲斐もあり残り15kmで1分差まで縮め、その頃に先頭はシリツァとルーク・マッドウェイ(ニュージーランド、ボルトンエクイティース・ブラックスポークプロサイクリング)、ペローとチームメイトのアーヴィッド・デクレイン(オランダ、チューダー・プロサイクリングチーム)という4名に絞られた。
クアラルンプールの市街地に入った残り12km地点でペローがアタックする。一方でシリツァらはプロトンに戻り、デクレインがペローにジョイン。チューダーの2人がレース先頭に立ったが、カハルラルやボルトンエクイティースが吸収。そして持ち込まれたスプリントを、逃げに乗っていたシリツァが制した。
「昨年1勝を挙げ、今年は区間2勝することができた。逃げからチームの助けもあり、スプリント勝利することができた。本当に嬉しいよ」とシリツァは喜んだ。
そして総合優勝は先頭集団で無事フィニッシュしたカーの手に。「この大会でイギリス人初の総合優勝者になることができ、嬉しいよ。今日は逃げを追いかけるとても厳しいステージとなった。この総合優勝が今後、大きな結果に繋がることを願っているよ」と、カーは語っている。
JCLチーム右京では山本がリタイアしたものの、レイモンド・クレダー(オランダ)が10位でフィニッシュ。また第2ステージで8位に入った20歳の大仲凜功や上野颯斗は完走を果たしている。
ツール・ド・ランカウイ2023第8ステージ結果
1位 | グレブ・シリツァ(ロシア、アスタナ・カザフスタン) | 3:12:27 |
2位 | ダニエル・バボール(チェコ、カハルラル・セグロスRGA) | |
3位 | アーヴィッド・デクレイン(オランダ、チューダー・プロサイクリングチーム) | |
4位 | サシャ・ウィーマース(ベルギー、ヒューマンパワードヘルス) | |
5位 | モハマド・イッザト・アブドゥル・ハリル(マレーシアナショナルチーム) | |
10位 | レイモンド・クレダー(オランダ、JCLチーム右京) |
個人総合成績
1位 | サイモン・カー(イギリス、EFエデュケーション・イージーポスト) | 29:17:41 |
2位 | ジェフェルソン・セペダ(エクアドル、EFエデュケーション・イージーポスト) | +0:49 |
3位 | パブロ・カストリーリョ(スペイン、エキポ・ケルンファルマ) | +0:58 |
4位 | ジョアン・ボウ(スペイン、エウスカルテル・エウスカディ) | +1:07 |
5位 | ワジム・プロンスキー(カザフスタン、アスタナ・カザフスタン) | +1:15 |
その他の特別賞
ポイント賞 | アーヴィッド・デクレイン(オランダ、チューダー・プロサイクリングチーム) |
山岳賞 | シモン・ペロー(スイス、チューダー・プロサイクリングチーム) |
チーム総合成績 | EFエデュケーション・イージーポスト |
text:Sotaro.Arakawa
photo:Tour de Langkawi
photo:Tour de Langkawi
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