2023/08/03(木) - 14:45
8月6日開催のロード世界選手権に出場予定だったビニヤム・ギルマイ(エリトリア、アンテルマルシェ・サーカス・ワンティ)が欠場を発表。先日のクラシカ・サンセバスティアンで落車し、臀部に負った怪我が原因だという。
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世界選手権の欠場を発表したビニヤム・ギルマイ(エリトリア、アンテルマルシェ・サーカス・ワンティ) photo:So Isobe
「昨年の冬から最大の目標にしていた世界選手権の選考を辞退しなければらなず、とても残念に思っている。ツール・ド・フランスの後、とても調子が良かった。しかしクラシカ・サンセバスティアンでの落車によって複数箇所を痛めてしまった」と、ビニヤム・ギルマイ(エリトリア、アンテルマルシェ・サーカス・ワンティ)は欠場理由についてそう説明した。
2022年にヘント〜ウェヴェルヘム優勝とジロ・デ・イタリアで区間優勝を果たし、一躍トップ選手の仲間入りを果たしたギルマイ。今年はツール・ド・スイスで1勝し、初出場となったツール・ド・フランスでは第7ステージで3位、最終日には6位に入った。その後ロード世界選手権を見据え出場したクラシカ・サンセバスティアンで落車し、骨折はなかったものの臀部などに打撲などを負っていた。
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初出場のツール・ド・フランスでインタビューに応じるビニヤム・ギルマイ(エリトリア、アンテルマルシェ・サーカス・ワンティ) photo:So Isobe
「いまは怪我の回復を最優先とし、シーズン終盤に向けて準備を進める。丁度よい目標となるのは、グランプリ・シクリスト・ド・ケベックなどカナダで行わえるワンデーレースだ」とギルマイはプレスリリースを締めくくった。
なおエリトリア代表選手として出場予定のナトナエル・テスファツィオンとアマヌエル・ゲブレイグザビエル(共にリドル・トレック)、メルハウィ・クドゥス(EFエデュケーション・イージーポスト)らが、開催国イギリスへの入国ビザが発行できない状況にあるという報道がなされている。
ロンゴボルギーニは皮膚感染症により欠場
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欠場を発表したエリーザ・ロンゴボルギーニ(イタリア、リドル・トレック) photo:CorVos
また6月にイタリア選手権でロードと個人タイムトライアルの2冠を達成したエリーザ・ロンゴボルギーニについて、所属するリドル・トレックが世界選手権の欠場を発表した。ロンゴボルギーニは先日のツール・ド・フランス・ファムの第6ステージで落車し、左太腿の上部を負傷。皮膚感染症を患ったため1週間の及ぶ抗生物質による治療が行われているのだという。
「いまの心境を表す言葉が見つからないほど、精神的に大きなショックを受けた。調子の良かったツールを途中棄権しなければならないことが既に大きな悲しみだった。自分の健康を第一に考え、治療と回復に集中したい。世界選手権を諦めるというのは辛いことであったが、それ以外に選択肢がなかった。チームメイトを精一杯応援したい」とロンゴボルギーニは心の内を語っている。
text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos
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「昨年の冬から最大の目標にしていた世界選手権の選考を辞退しなければらなず、とても残念に思っている。ツール・ド・フランスの後、とても調子が良かった。しかしクラシカ・サンセバスティアンでの落車によって複数箇所を痛めてしまった」と、ビニヤム・ギルマイ(エリトリア、アンテルマルシェ・サーカス・ワンティ)は欠場理由についてそう説明した。
2022年にヘント〜ウェヴェルヘム優勝とジロ・デ・イタリアで区間優勝を果たし、一躍トップ選手の仲間入りを果たしたギルマイ。今年はツール・ド・スイスで1勝し、初出場となったツール・ド・フランスでは第7ステージで3位、最終日には6位に入った。その後ロード世界選手権を見据え出場したクラシカ・サンセバスティアンで落車し、骨折はなかったものの臀部などに打撲などを負っていた。
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「いまは怪我の回復を最優先とし、シーズン終盤に向けて準備を進める。丁度よい目標となるのは、グランプリ・シクリスト・ド・ケベックなどカナダで行わえるワンデーレースだ」とギルマイはプレスリリースを締めくくった。
なおエリトリア代表選手として出場予定のナトナエル・テスファツィオンとアマヌエル・ゲブレイグザビエル(共にリドル・トレック)、メルハウィ・クドゥス(EFエデュケーション・イージーポスト)らが、開催国イギリスへの入国ビザが発行できない状況にあるという報道がなされている。
ロンゴボルギーニは皮膚感染症により欠場
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また6月にイタリア選手権でロードと個人タイムトライアルの2冠を達成したエリーザ・ロンゴボルギーニについて、所属するリドル・トレックが世界選手権の欠場を発表した。ロンゴボルギーニは先日のツール・ド・フランス・ファムの第6ステージで落車し、左太腿の上部を負傷。皮膚感染症を患ったため1週間の及ぶ抗生物質による治療が行われているのだという。
「いまの心境を表す言葉が見つからないほど、精神的に大きなショックを受けた。調子の良かったツールを途中棄権しなければならないことが既に大きな悲しみだった。自分の健康を第一に考え、治療と回復に集中したい。世界選手権を諦めるというのは辛いことであったが、それ以外に選択肢がなかった。チームメイトを精一杯応援したい」とロンゴボルギーニは心の内を語っている。
text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos
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