新城幸也が全日本選手権に出場 「またチャンピオンジャージで欧州を走りたい」

アジア選手権を3位で終えた新城幸也（バーレーン・ヴィクトリアス）が今月末に迫った全日本選手権に出場することを明らかにした。種目はタイムトライアルとロードの2つ。「また日本チャンピオンジャージを着てヨーロッパで走りたいという思いが強かった」と話している。

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ジロ・デ・イタリアで完走を果たして以降体調不良に見舞われていたものの、直近のアジア選手権ロードレースで3位に入り、日本のパリオリンピック出場枠を確保するなど復調していた新城幸也（バーレーン・ヴィクトリアス）。6月16日（金）に配信されたリリースで、今月末に迫った全日本選手権への参戦が発表された。

新城は現在日本に戻り、バイクの修理と調整を続けている。「新城はアジア選手権の後、しばらくそのままタイで合宿をする予定でしたが、レース中の落車により破損したマシンをタイで修理するのは不可能ということで、予定外の早めの帰国となり、国内で調整を続けています」とリリースに綴られている。

新城が出場するのは6月23日（金）の個人タイムトライアルと、6月25日（日）のロードレース。昨年はタイムトライアルを3位で終え、ロードでは優勝。ロードレースでは2年連続4度目の全日本タイトルを目指すこととなる。以下は新城によるコメント。

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「迷ったが、アジア選で調子を確認。そのままの勢いで全日本に臨む」

「（全日本への出場は）正直、迷いました。ジロ後の自分の体調を考えると出場しても意味がないのではと。しかし、またこの日本チャンピオンジャージを着てヨーロッパで走りたい。という思いのほうが強く、アジア選手権までにコンディションが回復すれば、全日本も走れる！という気持ちで調整してきました。

幸い、アジア選手権では体調も良く、調子も戻って来たことを確認できたので、そのままの勢いで全日本選手権に臨みたいと思います。

距離は短いですが、起伏の激しいコースなので、厳しいレースになると思います。一人での参戦するには簡単なレースではないと覚悟していますが、日本で走れる機会を思いっきり楽しみます！」