台風一過の快晴の下、無事開催された第19回Mt富士ヒルクライム。頂点を争う主催者選抜クラス男子を金子宗平(群馬グリフィン)が制覇。選抜女子はディフェンディングチャンピオンの佐野歩(Infinity Style)が連覇を果たした。



金子宗平(群馬グリフィン)が主催者選抜男子を制した photo:Naoki Yasuoka

2位に入った田中裕士 photo:Naoki Yasuoka
3位の板子佑士(ソレイユ/JETT) photo:Naoki Yasuoka



列島に大きな被害をもたらした台風2号が過ぎ去り、一転カラリと晴れ渡った富士山北麓、スバルラインを登る日本最大のヒルクライムイベントとなるMt.富士ヒルクライム(以下、富士HC)が開催された。

富士HCの主催者選抜クラスはヒルクライマーの頂点を争うビッグタイトル。その栄冠を全日本TT王者である金子宗平(群馬グリフィン)が57分26秒という記録と共に初めて掴んだ。2位には、2018年の選抜クラスチャンピオンの田中裕士が、3位には昨年4位の板子佑士(ソレイユ/JETT)が続いた。

主催者選抜クラス女子の部は昨年の王者である佐野歩(Infinity Style)が連覇 photo:Naoki Yasuoka

主催者選抜クラス女子の部は昨年の王者である佐野歩(Infinity Style)が連覇。後続を引き離して独走に持ち込み、その強さを見せつけた。

第19回Mt.富士ヒルクライム主催者選抜男子リザルト
1位 金子宗平(群馬グリフィン) 57:26
2位 田中裕士 57:39
3位 板子佑士(ソレイユ/JETT) 57:45
4位 井出雄太(やまなし銀輪会) 57:46
5位 林直志(天照/EMU) 57:48
6位 真鍋晃(EMU SPEED CLUB) 57:50
7位 大島浩明(グランペール山岳大隊)
8位 石井勇悟(MAS×SAURUS)
第19回Mt.富士ヒルクライム主催者選抜女子リザルト
1位 佐野歩(Infinity Style) 1:13:20
2位 手塚悦子(IMEレーシング) 1:13:31
3位 三島雅世(Cycling-gym) 1:13:43
4位 宮下朋子(TWOCYCLE) 1:14:21
5位 栗原裕美子(TRC PANAMAREDS) 1:16:13
6位 テイヨウフウ 1:16:39
7位 佐倉あゆみ(ヤギ練) 1:18:28
8位 平山茜 1:22:30
text&photo:Naoki Yasuoka

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