2023/05/14(日) - 00:52
全日本選手権トラック2日目は、男女スプリント、男子スクラッチ、女子オムニアムが行われた。男子エリートのスクラッチは、この種目のアジアチャンピオンでもある橋本英也(チームブリヂストンサイクリング)が優勝。前日2種目での優勝とあわせて今大会3冠を達成した。女子オムニアムは梶原悠未(TEAM Yumi)が優勝した。
男子スクラッチ
男子エリートのスクラッチは2組の予選を勝ち上がった23名が出走。60周15kmのレースは、7名が出場するチームブリヂストンサイクリングが中心となってレース後半にペースが上がり、半数以上が周回遅れ=DNFにされる。最後はアジアチャンピオンジャージを着る橋本英也(チームブリヂストンサイクリング)がスプリント勝負を制して優勝。前日のチームパーシュート、エリミネイションに続き、今大会3枚目の全日本チャンピオンジャージを獲得した。
男子ジュニアのスクラッチは予選なしの決勝レース10kmで行われた。勝負は最後のスプリントに持ち込まれ、丸山留依(静岡北高校)が僅差で森田叶夢(京都産業大学)を下して優勝した。
女子オムニアム
女子オムニアムには、この種目の東京五輪銀メダリストである梶原悠未(TEAM Yumi)が出場。スクラッチ、テンポレース、エリミネイションの3種目でトップとなり、2位の内野艶和(チーム楽天Kドリームス)に11点差をつけて最後のポイントレースへ。
1位5点、2位3点を確実に獲っていく梶原が内野との差を広げ、フィニッシュを待たずに逆転不可能な点差となる。ポイントが倍になるフィニッシュを内野に獲られてもなお10点のリードで優勝を決めた。
男子マディソン
男子マディソンは6チームが出走。そのうち4チームはチームブリヂストンサイクリングとなるため、赤、黄、黒のジャージで識別出来るようにされた。
レースはアジアチャンピオンコンビの窪木一茂と今村駿介のチームブリヂストンサイクリングAがリード。フィニッシュを含め12回あるポイント周回のうち、10回を1位通過して他を圧倒。2位のチームブリヂストンサイクリングBに対してダブルスコアに近い点差で優勝を決めた。
スプリント
男子スプリント予選の200mタイムトトライアルでは、太田海也(チーム楽天Kドリームス)が9秒617の大会新記録を出して1位通過。1/8決勝では落車により再レースとなるアクシデントもあったものの決勝まで勝ち進み、中野慎詞(チーム楽天Kドリームス)と対戦。2本連取で優勝した。
女子スプリント予選でも、佐藤水菜(チーム楽天Kドリームス)が10秒724の大会新記録を樹立。決勝は佐藤と太田りゆ(チームブリヂストンサイクリング)が対戦となり、3回戦までもつれた勝負を佐藤が制して優勝した。
男子ジュニアは杉浦颯太(千歳高校)が優勝。女子ジュニアは北岡マリア(内灘高等学校)が優勝した。
男子スクラッチ
男子エリートのスクラッチは2組の予選を勝ち上がった23名が出走。60周15kmのレースは、7名が出場するチームブリヂストンサイクリングが中心となってレース後半にペースが上がり、半数以上が周回遅れ=DNFにされる。最後はアジアチャンピオンジャージを着る橋本英也(チームブリヂストンサイクリング)がスプリント勝負を制して優勝。前日のチームパーシュート、エリミネイションに続き、今大会3枚目の全日本チャンピオンジャージを獲得した。
男子ジュニアのスクラッチは予選なしの決勝レース10kmで行われた。勝負は最後のスプリントに持ち込まれ、丸山留依(静岡北高校)が僅差で森田叶夢(京都産業大学)を下して優勝した。
女子オムニアム
女子オムニアムには、この種目の東京五輪銀メダリストである梶原悠未(TEAM Yumi)が出場。スクラッチ、テンポレース、エリミネイションの3種目でトップとなり、2位の内野艶和(チーム楽天Kドリームス)に11点差をつけて最後のポイントレースへ。
1位5点、2位3点を確実に獲っていく梶原が内野との差を広げ、フィニッシュを待たずに逆転不可能な点差となる。ポイントが倍になるフィニッシュを内野に獲られてもなお10点のリードで優勝を決めた。
男子マディソン
男子マディソンは6チームが出走。そのうち4チームはチームブリヂストンサイクリングとなるため、赤、黄、黒のジャージで識別出来るようにされた。
レースはアジアチャンピオンコンビの窪木一茂と今村駿介のチームブリヂストンサイクリングAがリード。フィニッシュを含め12回あるポイント周回のうち、10回を1位通過して他を圧倒。2位のチームブリヂストンサイクリングBに対してダブルスコアに近い点差で優勝を決めた。
スプリント
男子スプリント予選の200mタイムトトライアルでは、太田海也(チーム楽天Kドリームス)が9秒617の大会新記録を出して1位通過。1/8決勝では落車により再レースとなるアクシデントもあったものの決勝まで勝ち進み、中野慎詞(チーム楽天Kドリームス)と対戦。2本連取で優勝した。
女子スプリント予選でも、佐藤水菜(チーム楽天Kドリームス)が10秒724の大会新記録を樹立。決勝は佐藤と太田りゆ(チームブリヂストンサイクリング)が対戦となり、3回戦までもつれた勝負を佐藤が制して優勝した。
男子ジュニアは杉浦颯太(千歳高校)が優勝。女子ジュニアは北岡マリア(内灘高等学校)が優勝した。
スクラッチ 結果
男子エリート(15km) | ||
1位 | 橋本英也(チームブリヂストンサイクリング) | 17分4秒50 |
2位 | 窪木一茂(チームブリヂストンサイクリング) | |
3位 | 今村駿介(チームブリヂストンサイクリング) | |
4位 | 松田祥位(チームブリヂストンサイクリング) | |
5位 | 兒島直樹(チームブリヂストンサイクリング) | |
6位 | 矢萩悠也(京都産業大学) | |
男子ジュニア(10km) | ||
1位 | 丸山留依(静岡北高校) | 11分57秒48 |
2位 | 森田叶夢(京都産業大学) | |
3位 | 児玉誠虎(六甲アイランド高校) | |
4位 | 木綿崚介(松山学院高等学校) | |
5位 | 上戸伸之輔(東北高校) | |
6位 | 松岡勇斗(松山学院高等学校) |
スプリント 結果
男子エリート | 女子エリート | |
1位 | 太田海也(チーム楽天Kドリームス) | 佐藤水菜(チーム楽天Kドリームス) |
2位 | 中野慎詞(チーム楽天Kドリームス) | 太田りゆ(チームブリヂストンサイクリング) |
3位 | 寺崎浩平(チーム楽天Kドリームス) | 梅川風子(チーム楽天Kドリームス) |
4位 | 山﨑賢人(チーム楽天Kドリームス) | 久米 詩(JPCA) |
男子ジュニア | 女子ジュニア | |
1位 | 杉浦颯太(千歳高校) | 北岡マリア(内灘高等学校) |
2位 | 松岡勇斗(松山学院高等学校) | 室谷榎音(青森商業高校) |
3位 | 大塚 城(静岡星陵高校) | 松崎光優(松山学院高等学校) |
4位 | 宮崎太志(昭和学院高等学校) | 金馬榮煌(倉吉西高校) |
女子エリート オムニアム
Sc | Te | El | Po | 計 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
1位 | 梶原悠未(TEAM Yumi) | 40p | 40p | 40p | 29p | 149p |
2位 | 内野艶和(チーム楽天Kドリームス) | 38p | 38p | 32p | 31p | 139p |
3位 | 池田瑞紀(チーム楽天Kドリームス/早稲田大学) | 34p | 34p | 34p | 24p | 124p |
男子マディソン 結果
1位 | チームブリヂストンサイクリングA(窪木、今村) | 57p |
2位 | チームブリヂストンサイクリングB(山下、橋本) | 30p |
3位 | チームブリヂストンサイクリングD(松田、河野) | 25p |
4位 | チームブリヂストンサイクリングC(岡本、兒島) | 21p |
5位 | Team Saga Sports Pyramid(西原、佐藤) | -34p |
6位 | 京都産業大学(四宮、矢萩) | -36p |
text&photo:Satoru Kato
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