ピナレロ　こだわり尽くして開発されるハイパフォーマンスウェアにミドルグレードが追加

フラッグシップモデルDOGMA F、そして今年発表されたセカンドグレードのFシリーズを展開するイタリアのピナレロ。研究開発の粋を結集したサイクルジャージのDOGMA Fをリリースするなどウェアにも力を入れており、今回はバイクラインアップと同じようにF9、F7というセカンドグレードのウェアが追加された。

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イネオス・グレナディアーズの選手たちが世界最高峰のレースで使用するピナレロのフラッグシップモデル"DOGMA F"。最先端の技術と研究成果をもとに開発が行われたレーシングバイクと同じ名前を持つレーシングジャージをピナレロは展開している。その名に恥じないような高い性能を備える素材、製法が採用されるコレクションだ。

DOGMA Fの半袖ジャージはエアロ・パフォーマンスフィットという、走行風でウェアがバタ付き空気抵抗となることを防ぐ、体にぴたりとフィットするカッティングが採用された1着。素材も表面の凹凸でエアロパフォーマンスを向上させるDragzero生地を採用し、首周りのスッキリとした設計やレーザーカットの袖口など細かい部分まで配慮することでエアロや軽さなどを追求している。

また生地には炭素繊維が混紡されており、優れた熱伝導性や導電性によって肌面の熱が吸収されるため、体温を理想の状態に維持することができる。抗菌性や耐紫外線性に優れていることもポイントだ。

ビブショーツはジャガード生地など複数素材を使い分け、特定の筋肉群をサポートする伸縮性を実現した一着。生地の特殊な織り方とエラストマーとの混紡から生み出されるコンプレッション性によって、ショーツとパッドが適切な位置に保てることも魅力だ。また生地はDWR加工が施されているため、雨風を防いでくれるのも魅力だ。

そんなアパレルのラインアップにバイクと同じセカンドグレードのF9とF7が加わる。F9もコンペティションのために研究開発が行われたモデルであり、炭素繊維混紡の生地を使用する設計などは共通している。大きな違いは袖がラグランではなく、セットインスリーブが採用されるほか、エアロテクスチャーではなく通常の生地が用いられる。

ビブショーツも4つのファブリックで構成することで、あらゆる動きにフィットする1着を実現している。背中部分のメッシュインサートは通気性を向上させるとともに、軽量性をも獲得している。

F7はアパレルラインアップの中でも最もコンフォート性を意識したグレードとなる。半袖ジャージはポリエステル素材をメインとして仕立てた1着で、人間工学に基づいたカッティングでエアロ性能と快適な着用感を実現している。

ビブショーツはナイロンエラスタンとポリアミドの2種類を組み合わせて作られた1着。縫い目は全て3重縫いとされており、わずか5mmの厚さに仕上げることで耐久性のあるショーツを実現しているという。ショーツとサドルの接触面は摩擦に強い素材が用いられていることもポイントだ。

これらのウェアの他にウィンドブレーカー、ベスト、レッグウォーマー、アームウォーマー、グローブ、ソックスも用意されている。価格等は以下の一覧をチェックしてもらいたい。