2月19日に神奈川県の大磯プリンスホテル特設コースで「大磯クリテリウム第5戦」が開催され、女子やジュニア選手の育成を目指すQNリーグ第12戦が併催。全リーグのリーダーが入れ替わる可能性を残し、3月開催の最終戦を迎えることとなる。主催者からのレポートで紹介する。



N リーグNWで現在ポイントランキング2位につける⻄⼭の力強い走り

今シーズン2022-2023で開催10周年を迎えた今大会は株式会社ウォークライドの主催で大磯プリンスホテルの敷地内に特設コースを設定し、地元密着型レースのシリーズ全6戦の5戦目と大詰めを迎える大事なレースとなりました。

大磯クリテリウムは第1戦と第2戦、そして今大会の第5戦をリーグシリーズ戦としました。それぞれ対象クラスは Qリーグが「女子スポーツ」、Nリーグ中学生男子Nは「中学生男子」、そしてNリーグ中学生女子 NWは新設クラス「女子 age10-15」に設定しています。

中学生男子クラスのスタート前。和気あいあいとした雰囲気だが、レースでは真剣勝負
チームメイトの動きに刺激を受け、集団の先頭を走る稲葉


ゴールスプリントで着実に力をつけている安藤(右)が差し込んでレース4位、稲葉も続いて5位に入り、Nリーグのポイントランキング2位に浮上

大磯クリテリウム表彰式内でおこなわれた Nリーグ・ポイントリーダー授与式で、バトルマリンジャージを守った宇田川。

Qリーグは10月シリーズ戦の大磯クリテリウム第1戦でポイントリーダーを奪還したブラウ・ブリッツェン岡本選手が2戦連続でアメジストジャージを防衛。Nリーグ中学生男子Nのポイントリーダーは、前戦で念願のバトルマリンジャージ獲得を果たしたラバネロ宇田川選手がリーダーの座を守ることに成功しました。

いよいよ来月3月5日が今シーズン最終戦となる「しもふさクリテリウム MATIRX ヒヤリハンター杯 3月」を残すのみとなります。全てのリーグで年間リーダー選手が入れ替わる可能性が残っており最後まで目が離せない展開となっております。当日は3代目の年間ポイントリーダーが決定し授与式もおこないますので、是非ともご注目いただきたいと思います。

単独アタックを決めて、そのままゴールまで踏み切った阿部

ゴール後にリーグ登録選手が集合!左よりNリーグ NW ながら格上の女子スポーツに参戦した篠塚萠依(AVENTURA VICTORIA RACING)、ポイントリーダーを守った岡本、ランキング2位の根本

また、来年度2023-2024シーズンのQNリーグ登録要項や対象レーススケジュールは3月中旬にプレスリリース発表を予定しております。

更に、4月1日の宇都宮ブリッツェン主催「第6回わたらせクリテリウム」併催で、ご好評いただいておりますQNリーグのスクールを再度、実施することとなりました。こちらも詳細決まり次第、ご案内申し上げます。

Qリーグ(高校生以上女子)
リーダー:岡本 彩那(ブラウ・ブリッツェン)・183p
ランキング2位:根本 香織(Team 一匹狼)・164p
ランキング3位:山田 菜月(Team 一匹狼)・68p

Nリーグ・N(中学生男子)
リーダー:宇田川 瀬那(スミタ・エイダイ・パールイズミ・ラバネロ)・168p
ランキング2位:稲葉 恵人(TEAM BFY Racing)・156p
ランキング3位:工藤 健太(ブラウ・ブリッツェン)・148p

N リーグ・NW(中学生女子)
リーダー:大矢 彩雲(ブラウ・ブリッツェン U15)・104p
ランキング2位:⻄山 千智・84p
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