2023/02/01(水) - 09:33
石橋学(JCL TEAM UKYO)が逃げを打ったサウジツアー第2ステージ。集団スプリントでジョナサン・ミラン(イタリア、バーレーン・ヴィクトリアス)がディラン・フルーネウェーヘン(オランダ、ジェイコ・アルウラー)との接戦を制した。
JCL TEAM UKYOも参戦する、中東サウジアラビアを舞台にしたサウジツアーは2日目。アルウラーのウィンター・パークをスタートし、シャラール・シャリトロックスを目指す184kmは登りのない典型的なスプリントステージだが、この日は強風が幾度となく選手たちを苦しめた。
107名がスタートしたこの日は、追い風のレース前半で石橋学(JCL TEAM UKYO)とエネコイツ・アスパレン(スペイン、エウスカルテル・エウスカディ)が逃げを打つ。しかしその2人を早々と捉まえたプロトンは進路を東に変え、向かい風を時速20〜30kmというスローペースで進んでいった。
遮蔽物のない砂漠を突き進む集団は残り30kmを過ぎたあたりから南下。今度は風を右から受け始めると、レースは一気に混沌と化した。まずはヤングライダー賞ジャージを着るマルクス・サンダーハンセン(デンマーク、ウノエックス・プロサイクリング)が集団から遅れ、序盤に逃げた石橋も脱落。時速が60kmに到達するとエシュロン(横風による集団分断)が発生し、前日2位だったドゥシャン・ラヨビッチ(セルビア、バーレーン・ヴィクトリアス)が後方集団に取り残された。
先頭集団にいるジョナサン・ミラン(イタリア、バーレーン・ヴィクトリアス)をアシストするべく、ラヨビッチが追走。その甲斐もあり追走集団は先頭に合流を果たした。いまだコンディションの上がらないパスカル・アッカーマン(ドイツ、UAEチームエミレーツ)が遅れるなか、2日連続の集団スプリントが幕開けた。
左から風が吹きつける最終ストレートでコース左側でトレインを組んだウノエックスとチームDSMが沈み、右側を取ったジェイコ・アルウラーが先頭へ。ルカ・メズゲッツ(スロベニア)からディラン・フルーネウェーヘン(オランダ)が放たれる僅か先に、風を受ける左側からケース・ボル(オランダ、アスタナ・カザフスタン)が踏み込んだ。
しかしボルのスピードは伸びず、逆にほぼ同時に腰を上げたミランが先頭に立つ。発射の遅れたフルーネウェーヘンがミランの後ろにつき、残り30mで飛び出し横並びのまま2人がほぼ同時にフィニッシュラインを通過。写真判定の結果、ハンドルの投げあいを22歳のミランが制した。
「昨年出場したこの大会が僕の未来にとって重要になると思っていた。だから勝つことができてスーパーハッピーだよ。最後まで素晴らしい走りでアシストしてくれたチームメイトに感謝したい。僕にとっても、またチームにとっても最高の結果だ」と、トップスプリンターであるフルーネウェーヘンを破ったミランは喜んだ。
JCL TEAM UKYOからはレイモンド・クレダー(オランダ)が最高位となる22位(3秒遅れ)でフィニッシュ。また残り15km地点で落車した武山晃輔は擦過傷と打撲を負い、骨折等はなかったものの途中棄権となった。
翌日の第3ステージは徐々に高度を上げていく平坦路。フィニッシュ手前700mから6.9%の登りが現れるレイアウトになっているものの、3日連続の集団スプリントが濃厚だ。
JCL TEAM UKYOも参戦する、中東サウジアラビアを舞台にしたサウジツアーは2日目。アルウラーのウィンター・パークをスタートし、シャラール・シャリトロックスを目指す184kmは登りのない典型的なスプリントステージだが、この日は強風が幾度となく選手たちを苦しめた。
107名がスタートしたこの日は、追い風のレース前半で石橋学(JCL TEAM UKYO)とエネコイツ・アスパレン(スペイン、エウスカルテル・エウスカディ)が逃げを打つ。しかしその2人を早々と捉まえたプロトンは進路を東に変え、向かい風を時速20〜30kmというスローペースで進んでいった。
遮蔽物のない砂漠を突き進む集団は残り30kmを過ぎたあたりから南下。今度は風を右から受け始めると、レースは一気に混沌と化した。まずはヤングライダー賞ジャージを着るマルクス・サンダーハンセン(デンマーク、ウノエックス・プロサイクリング)が集団から遅れ、序盤に逃げた石橋も脱落。時速が60kmに到達するとエシュロン(横風による集団分断)が発生し、前日2位だったドゥシャン・ラヨビッチ(セルビア、バーレーン・ヴィクトリアス)が後方集団に取り残された。
先頭集団にいるジョナサン・ミラン(イタリア、バーレーン・ヴィクトリアス)をアシストするべく、ラヨビッチが追走。その甲斐もあり追走集団は先頭に合流を果たした。いまだコンディションの上がらないパスカル・アッカーマン(ドイツ、UAEチームエミレーツ)が遅れるなか、2日連続の集団スプリントが幕開けた。
左から風が吹きつける最終ストレートでコース左側でトレインを組んだウノエックスとチームDSMが沈み、右側を取ったジェイコ・アルウラーが先頭へ。ルカ・メズゲッツ(スロベニア)からディラン・フルーネウェーヘン(オランダ)が放たれる僅か先に、風を受ける左側からケース・ボル(オランダ、アスタナ・カザフスタン)が踏み込んだ。
しかしボルのスピードは伸びず、逆にほぼ同時に腰を上げたミランが先頭に立つ。発射の遅れたフルーネウェーヘンがミランの後ろにつき、残り30mで飛び出し横並びのまま2人がほぼ同時にフィニッシュラインを通過。写真判定の結果、ハンドルの投げあいを22歳のミランが制した。
「昨年出場したこの大会が僕の未来にとって重要になると思っていた。だから勝つことができてスーパーハッピーだよ。最後まで素晴らしい走りでアシストしてくれたチームメイトに感謝したい。僕にとっても、またチームにとっても最高の結果だ」と、トップスプリンターであるフルーネウェーヘンを破ったミランは喜んだ。
JCL TEAM UKYOからはレイモンド・クレダー(オランダ)が最高位となる22位(3秒遅れ)でフィニッシュ。また残り15km地点で落車した武山晃輔は擦過傷と打撲を負い、骨折等はなかったものの途中棄権となった。
翌日の第3ステージは徐々に高度を上げていく平坦路。フィニッシュ手前700mから6.9%の登りが現れるレイアウトになっているものの、3日連続の集団スプリントが濃厚だ。
サウジツアー2023第2ステージ結果
1位 | ジョナサン・ミラン(イタリア、バーレーン・ヴィクトリアス) | 4:53:35 |
2位 | ディラン・フルーネウェーヘン(オランダ、ジェイコ・アルウラー) | |
3位 | ケース・ボル(オランダ、アスタナ・カザフスタン) | |
4位 | アーランド・ブリクラ(ノルウェー、ウノエックス・プロサイクリング) | |
5位 | マックス・カンター(ドイツ、モビスター) |
個人総合成績
1位 | ディラン・フルーネウェーヘン(オランダ、ジェイコ・アルウラー) | 9:01:28 |
2位 | ジョナサン・ミラン(イタリア、バーレーン・ヴィクトリアス) | +0:06 |
3位 | マキシミリアン・ヴァルシャイド(ドイツ、コフィディス) | +0:12 |
4位 | ケース・ボル(オランダ、アスタナ・カザフスタン) | |
5位 | マックス・カンター(ドイツ、モビスター) | +0:16 |
その他の特別賞
ポイント賞 | ディラン・フルーネウェーヘン(オランダ、ジェイコ・アルウラー) |
ヤングライダー賞 | ジョナサン・ミラン(イタリア、バーレーン・ヴィクトリアス) |
チーム総合成績 | モビスター |
text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos
photo:CorVos
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