2023/01/31(火) - 18:35
多くのメーカーや代理店が集ったパーツ合同展示会。浅草の展示会場を4フロアにわたって貸し切り開催された展示会の中で、目を引いたパーツたちを紹介していきましょう。
カブト ヘルメット努力義務化に合わせたカジュアルモデルに注目
例年はイザナギなどスポーツモデルに注目が集まるカブトだが、今年は少し趣向が違う。4月1日から始まるヘルメットの努力義務化に合わせて、普段使いしやすいカジュアルモデルに熱い視線が注がれた。
シティサイクルなどでも違和感の少ない帽子型デザインのDAYSや、もうすこしスポーティーでありながら、アーバンな雰囲気を纏ったスケータースタイルのCANVASシリーズなどが前面に。実際、法改正が成った以上、事故に遭った際にはヘルメットの有無が過失割合に響くということは大いに考えられる。自衛の手段として使い勝手の良いヘルメットの需要は高まりそうだ。
あさひ ウェルドタイトのクリーナー類やグイーの新作バーテープが登場
3Tをはじめ多くのブランドを取り扱うあさひ。近年力を入れているケミカルブランド、ウェルドタイトからは新たに自転車を綺麗に保つためのプロダクトが登場。バイククリーナーはライムとレモンという、ケミカルとしては珍しいカラー展開がなされるのが特徴。違いは色だけでなく、香りも違うのだとか。
併せてフィニッシュ用のケミカルとしてラピッドセラミックシールドが登場。こちらはいわゆるコーティング剤で、洗車後に愛車の輝きを保ちつつ、傷や汚れからの保護効果が期待できるというものだ。
グイーからは新作のバーテープがお披露目。ATTITUDEは製造工程において様々な化学物質を極力削減することで環境に優しいプロダクトとして送り出されたSDGsな一品。近年のPU系バーテープらしく高いクッション性とグリップを有した高性能モデルでもある。他にもまるで網タイツのような柄がユニークなDAZZLEバーテープやグラデーションカラーのモデルなど、幅広く展開。
タイヤブランドのケンダからは新たなXCタイヤとなるRUSH PROが参考出品されていた。軽量で、かつ転がりに優れたトレッドパターンによって、マッドコンディションでなければどんな路面でも対応できるピュアレーシングな一本だ。
岩井商会 高品質かつ軽量なレペンテを本格展開
イタリアのサドルブランド、レペンテはサドルトップとベースを自由に組み替えられるシステムが特徴。そんなレペンテの魅力を引き出すべく、今年からベースとトップの単品販売を開始する「レペンテクラフトショップ」を展開していくという。
RLSを採用していないショートノーズモデルなども展開するが、見た目の厚さからは裏腹な軽量性もまたレペンテの魅力。まだ馴染の薄いブランドではあるが、細部の造りの良さなども魅力的で、これから見かけることが多くなりそうだ。
イタリアのヴィットリアからは昨シーズン発表され、大きな反響を得たCORSA NEXTを筆頭に全ラインアップが展示。中でも目を引いたのは、MTBからロード用まで展開するタイヤインサートの展示。実際にタイヤ内に装着された状態が観察できるカットサンプルが来場者の興味を惹いていたようだ。
シマノ 厚い支持を誇るフットウェアに限定カラー登場 レイザーのヘルメットの新色も
シマノはこの展示会ではコンポーネント類ではなく、シューズを中心に展開。フラッグシップモデルのS-PHYREを筆頭に、ロード/グラベル/MTBを問わず幅広いラインアップを展示した。軽量グラベルシューズとして人気を誇るRX8に用意された限定カラーのトロピカルリーブスも実物を展示し、注目を集めていた。
もう一つの軸となったのが、レイザーのヘルメット。独自の回転衝撃吸収技術であるキネティコアを発表し勢いに乗る同社だが、非搭載モデルも忘れてはいない。レイザーの代表作でもあるGENESISの23モデル新カラーに加え、限定色のマットリラも展示。カタログでは伝わりづらい淡い色合いのカラーだけに、実物を目にすることが出来るのは貴重な機会だ。
キャットアイ リニューアルしたVOLT800/400NEO
絶大な支持を集める日本のライトメーカー、キャットアイ。やはり目玉は昨年発表され、大きな話題を集めたVOLT800/400NEOシリーズだ。VOLT800NEOは、新型バッテリーを採用し更なるロングライフ化を実現。配光も更に突き詰められ、足元をより明るく照らしつつ、対向を幻惑しない設計とするなど、各性能を更にブラッシュアップしている。
また、新たに3分割構造を採用することで、取り付け方向を問わず本来の性能を発揮できるように進化した。昨今、アウトフロントマウントの下などに取り付けるパターンも増えてきた中で、考え抜かれた配光を犠牲にすることなく、またボタン操作方法もそのままに使えるのは大きなメリットだろう。
ウィンクレル リザーブがロードホイールを展開開始 人間工学に基づいたSQラボのサドルも注目
サンタクルズが手掛けるホイールブランドであるリザーブ。登場当初、リムのみで階段を駆け下りても壊れることが無い、というPVを目にした方も多いのではないだろうか。そんな高い耐久性を誇るリザーブがロードホイールが国内でも本格展開を開始。
これまで、サーヴェロの完成車にアセンブルされているのみであったリザーブのロードホイールだが、単品でも入手可能となった。今年からはユンボ・ヴィスマも採用し、注目が高まるタイミングとあって、目にする機会はグンと増えそうだ。
また、スポーツ医学・人間工学に基づいたスポーツ自転車パーツのエキスパートのSQラボもプッシュ。医療専門家と共にサイクリングにおける人間工学とライダーの健康を意識した製品開発を行うSQラボは、スポーツバイクでの3つの接点(手・骨盤・足)に特化しサドル・グリップ・ハンドルなどで痛みや痺れを起こしにくい製品をリリースしている。
欧州では「もっとも成功したサドルメーカー」として定評あるサドルは、解剖学的構造にもとづき、最適なサドル幅を決定するフィッティングプロセスによって体重からくる負荷を分散する製品を提案する。試しに骨盤の幅を測定することで最適なサドルを選ぶフィッティングアドバイスを受けてみたが、納得できるものだった。サドルの詳細インプレは後日記事でお届け予定。
今後、SQラボはテストサドルを希望ショップに配置、計測ツールなどと合わせ、自分の座骨幅や乗り方にピッタリなサドルを体験できる機会を増やしていくのだという。身体に優しいサドルを探している方は、ぜひ試してみては。
東商会 KEEPERコーティングを取り扱い開始
サーヴェロやラピエールを取り扱う東商会は、コーティングサービスのKEEPERを前面に押し出したブース展開。自動車業界でもナンバーワンの知名度を誇るだろうKEEPREコーティングが自転車に特化したサービスを開始するとのことで、話題を集めた。
実際にブースにはコーティングを施したバイクやサンプルが登場。深い艶のある被膜はさすがといったところで、施工面と未施工面はマイクロファイバーウェスで擦れば、その違いは誰でもわかるレベル。KEEPERコートを施した側は、まるで潤滑油が塗られているかのような滑らかな手触りだった。
オルタナティブバイク 高品質な携帯ツール"サーディン"を展示
アピデュラやウルフトゥースなどを手掛けるオルタナティブバイク。今年のイチオシ商品は、代表の北澤さんが理想を形にした携帯ツール、equiptのサーディンだ。その名の通り、イワシのようなスリムな筐体に3,4,5,6㎜のヘックスとT25という使用頻度の高い工具が収められている。
自由にアングルを変えられる構造により早回しと本締めにスムーズに移行することが可能、かつスリムなデザインのため奥まった場所にあるボルト、たとえばボトルケージなども作業しやすいのがポイントだ。今後、海外展開も予定しているというサーディン、日本発のプロダクトとして注目の存在だ。
OCCAM DESIGN(オーカムデザイン)
OCCAM DESIGN(オーカムデザイン)はBoaダイヤル&レースを用いたフレームストラップ。人気商品のAPEX FRAME STRAPは簡単な脱着と確実な固定が可能で、輪行バッグやスペアチューブ&リペアキットなど、バイクのあちこちのスペースにグッズ類を取り付けられる。フレームカラーに合わせやすい豊富なカラー展開が楽しい。
カブト ヘルメット努力義務化に合わせたカジュアルモデルに注目
例年はイザナギなどスポーツモデルに注目が集まるカブトだが、今年は少し趣向が違う。4月1日から始まるヘルメットの努力義務化に合わせて、普段使いしやすいカジュアルモデルに熱い視線が注がれた。
シティサイクルなどでも違和感の少ない帽子型デザインのDAYSや、もうすこしスポーティーでありながら、アーバンな雰囲気を纏ったスケータースタイルのCANVASシリーズなどが前面に。実際、法改正が成った以上、事故に遭った際にはヘルメットの有無が過失割合に響くということは大いに考えられる。自衛の手段として使い勝手の良いヘルメットの需要は高まりそうだ。
あさひ ウェルドタイトのクリーナー類やグイーの新作バーテープが登場
3Tをはじめ多くのブランドを取り扱うあさひ。近年力を入れているケミカルブランド、ウェルドタイトからは新たに自転車を綺麗に保つためのプロダクトが登場。バイククリーナーはライムとレモンという、ケミカルとしては珍しいカラー展開がなされるのが特徴。違いは色だけでなく、香りも違うのだとか。
併せてフィニッシュ用のケミカルとしてラピッドセラミックシールドが登場。こちらはいわゆるコーティング剤で、洗車後に愛車の輝きを保ちつつ、傷や汚れからの保護効果が期待できるというものだ。
グイーからは新作のバーテープがお披露目。ATTITUDEは製造工程において様々な化学物質を極力削減することで環境に優しいプロダクトとして送り出されたSDGsな一品。近年のPU系バーテープらしく高いクッション性とグリップを有した高性能モデルでもある。他にもまるで網タイツのような柄がユニークなDAZZLEバーテープやグラデーションカラーのモデルなど、幅広く展開。
タイヤブランドのケンダからは新たなXCタイヤとなるRUSH PROが参考出品されていた。軽量で、かつ転がりに優れたトレッドパターンによって、マッドコンディションでなければどんな路面でも対応できるピュアレーシングな一本だ。
岩井商会 高品質かつ軽量なレペンテを本格展開
イタリアのサドルブランド、レペンテはサドルトップとベースを自由に組み替えられるシステムが特徴。そんなレペンテの魅力を引き出すべく、今年からベースとトップの単品販売を開始する「レペンテクラフトショップ」を展開していくという。
RLSを採用していないショートノーズモデルなども展開するが、見た目の厚さからは裏腹な軽量性もまたレペンテの魅力。まだ馴染の薄いブランドではあるが、細部の造りの良さなども魅力的で、これから見かけることが多くなりそうだ。
イタリアのヴィットリアからは昨シーズン発表され、大きな反響を得たCORSA NEXTを筆頭に全ラインアップが展示。中でも目を引いたのは、MTBからロード用まで展開するタイヤインサートの展示。実際にタイヤ内に装着された状態が観察できるカットサンプルが来場者の興味を惹いていたようだ。
シマノ 厚い支持を誇るフットウェアに限定カラー登場 レイザーのヘルメットの新色も
シマノはこの展示会ではコンポーネント類ではなく、シューズを中心に展開。フラッグシップモデルのS-PHYREを筆頭に、ロード/グラベル/MTBを問わず幅広いラインアップを展示した。軽量グラベルシューズとして人気を誇るRX8に用意された限定カラーのトロピカルリーブスも実物を展示し、注目を集めていた。
もう一つの軸となったのが、レイザーのヘルメット。独自の回転衝撃吸収技術であるキネティコアを発表し勢いに乗る同社だが、非搭載モデルも忘れてはいない。レイザーの代表作でもあるGENESISの23モデル新カラーに加え、限定色のマットリラも展示。カタログでは伝わりづらい淡い色合いのカラーだけに、実物を目にすることが出来るのは貴重な機会だ。
キャットアイ リニューアルしたVOLT800/400NEO
絶大な支持を集める日本のライトメーカー、キャットアイ。やはり目玉は昨年発表され、大きな話題を集めたVOLT800/400NEOシリーズだ。VOLT800NEOは、新型バッテリーを採用し更なるロングライフ化を実現。配光も更に突き詰められ、足元をより明るく照らしつつ、対向を幻惑しない設計とするなど、各性能を更にブラッシュアップしている。
また、新たに3分割構造を採用することで、取り付け方向を問わず本来の性能を発揮できるように進化した。昨今、アウトフロントマウントの下などに取り付けるパターンも増えてきた中で、考え抜かれた配光を犠牲にすることなく、またボタン操作方法もそのままに使えるのは大きなメリットだろう。
ウィンクレル リザーブがロードホイールを展開開始 人間工学に基づいたSQラボのサドルも注目
サンタクルズが手掛けるホイールブランドであるリザーブ。登場当初、リムのみで階段を駆け下りても壊れることが無い、というPVを目にした方も多いのではないだろうか。そんな高い耐久性を誇るリザーブがロードホイールが国内でも本格展開を開始。
これまで、サーヴェロの完成車にアセンブルされているのみであったリザーブのロードホイールだが、単品でも入手可能となった。今年からはユンボ・ヴィスマも採用し、注目が高まるタイミングとあって、目にする機会はグンと増えそうだ。
また、スポーツ医学・人間工学に基づいたスポーツ自転車パーツのエキスパートのSQラボもプッシュ。医療専門家と共にサイクリングにおける人間工学とライダーの健康を意識した製品開発を行うSQラボは、スポーツバイクでの3つの接点(手・骨盤・足)に特化しサドル・グリップ・ハンドルなどで痛みや痺れを起こしにくい製品をリリースしている。
欧州では「もっとも成功したサドルメーカー」として定評あるサドルは、解剖学的構造にもとづき、最適なサドル幅を決定するフィッティングプロセスによって体重からくる負荷を分散する製品を提案する。試しに骨盤の幅を測定することで最適なサドルを選ぶフィッティングアドバイスを受けてみたが、納得できるものだった。サドルの詳細インプレは後日記事でお届け予定。
今後、SQラボはテストサドルを希望ショップに配置、計測ツールなどと合わせ、自分の座骨幅や乗り方にピッタリなサドルを体験できる機会を増やしていくのだという。身体に優しいサドルを探している方は、ぜひ試してみては。
東商会 KEEPERコーティングを取り扱い開始
サーヴェロやラピエールを取り扱う東商会は、コーティングサービスのKEEPERを前面に押し出したブース展開。自動車業界でもナンバーワンの知名度を誇るだろうKEEPREコーティングが自転車に特化したサービスを開始するとのことで、話題を集めた。
実際にブースにはコーティングを施したバイクやサンプルが登場。深い艶のある被膜はさすがといったところで、施工面と未施工面はマイクロファイバーウェスで擦れば、その違いは誰でもわかるレベル。KEEPERコートを施した側は、まるで潤滑油が塗られているかのような滑らかな手触りだった。
オルタナティブバイク 高品質な携帯ツール"サーディン"を展示
アピデュラやウルフトゥースなどを手掛けるオルタナティブバイク。今年のイチオシ商品は、代表の北澤さんが理想を形にした携帯ツール、equiptのサーディンだ。その名の通り、イワシのようなスリムな筐体に3,4,5,6㎜のヘックスとT25という使用頻度の高い工具が収められている。
自由にアングルを変えられる構造により早回しと本締めにスムーズに移行することが可能、かつスリムなデザインのため奥まった場所にあるボルト、たとえばボトルケージなども作業しやすいのがポイントだ。今後、海外展開も予定しているというサーディン、日本発のプロダクトとして注目の存在だ。
OCCAM DESIGN(オーカムデザイン)
OCCAM DESIGN(オーカムデザイン)はBoaダイヤル&レースを用いたフレームストラップ。人気商品のAPEX FRAME STRAPは簡単な脱着と確実な固定が可能で、輪行バッグやスペアチューブ&リペアキットなど、バイクのあちこちのスペースにグッズ類を取り付けられる。フレームカラーに合わせやすい豊富なカラー展開が楽しい。
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