2023/01/19(木) - 15:30
織田聖が全日本選手権を初制覇した時を同じくして、各国でもシクロクロス各国ナショナル選手権が開催された。欧州王者マイケル・ファントーレンハウト(ベルギー)やゾーイ・バックステッド(イギリス)がそれぞれナショナル王者に輝いている。
グレッグ・ファンアーヴェルマート(ベルギー、AG2Rシトロエン)の生まれ故郷ローケレンを舞台に行われたベルギー選手権は、2連覇中(過去5度優勝)かつ2月5日の世界選手権で優勝候補筆頭に挙げられるワウト・ファンアールト(ベルギー、ユンボ・ヴィスマ)が不在。そんな中、11月のヨーロッパ選手権を制したマイケル・ファントーレンハウト(パウェルスサウゼン・ビンゴール)が、今季好調ローレンス・スウェーク(クレラン・フリスタッズ)との接戦を制し、自身初となるナショナル王者に輝いた。
ファンアートと同じくマチュー・ファンデルプール(アルペシン・ドゥクーニンク)が出場を回避したオランダ選手権は、昨年9月にチームDSMを退団したヨリス・ニューエンハイス(バロワーズ・トレック・ライオンズ)をラース・ファンデルハール(バロワーズ・トレック・ライオンズ)が下す。これでファンデルハールは大会2連覇(通算4度目)を達成した。
オランダ選手権女子エリートでは今季10勝で欧州王者のフェム・ファンエンペル(ユンボ・ヴィスマ)とパック・ピーテルス(アルペシン・ドゥクーニンク)の20歳対決に注目が集まった。レースは雨で泥濘んだコースで3周目(全5周)にアタックしたピーテルスが、ファンエンペルやセイリン・アルバラード(アルペシン・ドゥクーニンク)を引き離し、見事オランダ王者に輝いた。
「セイリンの猛追には気づいていたが、最終周回に入っても1分半の差があったので”クレイジーなことが起こっている!”と舞い上がっていた。だけどタフなコースということもあり全力でラストラップを走り、近づいてくるセイリンに命からがら逃げ切った」とピーテルスは初戴冠を喜んだ。
イギリスでは女子エリート1年目のゾーイ・バックステッド(EFエデュケーション・ティブコSVB)が初優勝。主要レースで序盤から積極的な走りが光る18歳が、2位に3分半の大差でチャンピオンジャージに袖を通した。一方、トーマス・ピドコック(イネオス・グレナディアーズ)不在の男子は1つ年下であるキャメロン・メイソン(トリニティレーシング)が初優勝に輝いている。
グレッグ・ファンアーヴェルマート(ベルギー、AG2Rシトロエン)の生まれ故郷ローケレンを舞台に行われたベルギー選手権は、2連覇中(過去5度優勝)かつ2月5日の世界選手権で優勝候補筆頭に挙げられるワウト・ファンアールト(ベルギー、ユンボ・ヴィスマ)が不在。そんな中、11月のヨーロッパ選手権を制したマイケル・ファントーレンハウト(パウェルスサウゼン・ビンゴール)が、今季好調ローレンス・スウェーク(クレラン・フリスタッズ)との接戦を制し、自身初となるナショナル王者に輝いた。
ファンアートと同じくマチュー・ファンデルプール(アルペシン・ドゥクーニンク)が出場を回避したオランダ選手権は、昨年9月にチームDSMを退団したヨリス・ニューエンハイス(バロワーズ・トレック・ライオンズ)をラース・ファンデルハール(バロワーズ・トレック・ライオンズ)が下す。これでファンデルハールは大会2連覇(通算4度目)を達成した。
オランダ選手権女子エリートでは今季10勝で欧州王者のフェム・ファンエンペル(ユンボ・ヴィスマ)とパック・ピーテルス(アルペシン・ドゥクーニンク)の20歳対決に注目が集まった。レースは雨で泥濘んだコースで3周目(全5周)にアタックしたピーテルスが、ファンエンペルやセイリン・アルバラード(アルペシン・ドゥクーニンク)を引き離し、見事オランダ王者に輝いた。
「セイリンの猛追には気づいていたが、最終周回に入っても1分半の差があったので”クレイジーなことが起こっている!”と舞い上がっていた。だけどタフなコースということもあり全力でラストラップを走り、近づいてくるセイリンに命からがら逃げ切った」とピーテルスは初戴冠を喜んだ。
イギリスでは女子エリート1年目のゾーイ・バックステッド(EFエデュケーション・ティブコSVB)が初優勝。主要レースで序盤から積極的な走りが光る18歳が、2位に3分半の大差でチャンピオンジャージに袖を通した。一方、トーマス・ピドコック(イネオス・グレナディアーズ)不在の男子は1つ年下であるキャメロン・メイソン(トリニティレーシング)が初優勝に輝いている。
ベルギー選手権 男子エリート
1位 | マイケル・ファントーレンハウト(パウェルスサウゼン・ビンゴール) | 1:00:04 |
2位 | ローレンス・スウェーク(クレラン・フリスタッズ) | +0:02 |
3位 | ティボー・ネイス(バロワーズ・トレック・ライオンズ) | +1:42 |
ベルギー選手権 女子エリート
1位 | サンヌ・カント(クレラン・フリスタッズ) | 53;00 |
2位 | マリオン・ノーブルリブロール(クレラン・フリスタッズ) | +1:20 |
3位 | アリシア・フランク(デキュスター・ボナシュ) | +2:05 |
オランダ選手権 男子エリート
1位 | ラース・ファンデルハール(バロワーズ・トレック・ライオンズ) | 1:04:11 |
2位 | ヨリス・ニューエンハイス(バロワーズ・トレック・ライオンズ) | +0:03 |
3位 | ライアン・カンプ(パウェルスサウゼン・ビンゴール) | +0:47 |
オランダ選手権 女子エリート
1位 | パック・ピーテルス(アルペシン・ドゥクーニンク) | 51:21 |
2位 | セイリン・アルバラード(アルペシン・ドゥクーニンク) | +0:26 |
3位 | フェム・ファンエンペル(ユンボ・ヴィスマ) | +0:38 |
その他ナショナル選手権結果
イギリス男子 | キャメロン・メイソン(トリニティレーシング) |
イギリス女子 | ゾーイ・バックステッド(EFエデュケーション・ティブコSVB) |
フランス男子 | クレマン・ヴァントゥリーニ(AG2Rシトロエン) |
フランス女子 | エレーヌ・クラウツェル(A.Sバイククロスチーム) |
イタリア男子 | フィリッポ・フォンタナ |
イタリア女子 | シルヴィア・ペルシコ(UAEチームADQ) |
スペイン男子 | フェリペ・オルツ(テイカ・BH・Gスポーツ) |
スペイン女子 | ルシア・ゴンザレス(ネスタ・MMR CXチーム) |
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