ラファとのスポンサーシップ5年目を迎えたEFエデュケーション・イージーポストが、新チームキットを発表した。異なるピンクを配置した、チームの過去、現在、そして未来を表すデザインとなっている。



ラファとスポンサーシップ5年目を迎えたEFエデュケーション・イージーポストラファとスポンサーシップ5年目を迎えたEFエデュケーション・イージーポスト photo:EF Education-EasyPost
異なる種類のピンクをあしらったジャージを発表したのは、男女共にワールドチームとして2023シーズンを戦うEFエデュケーション・イージーポストとEFエデュケーション・TIBCO-SVB。2019年にスタートしたラファとのパートナーシップも5年目のシーズンを迎え、今年も一際目立つピンクがプロトンを彩る。

ジャージやヘルメット、ソックスに至るまで異なるピンクが配色されたデザインは、チームの過去、現在、そして未来を表現したもの。モザイク柄だった昨年から一転、クリーンかつスマートな見た目に仕上がった。また、ロード世界選手権女子ジュニアのロードとタイムトライアルで2年連続2冠のゾーイ・バックステッド(イギリス)が本格加入した女子チームも同じデザインのチームキットをお披露目した。

胸にはスポンサーであるNIPPOのマークが入っている胸にはスポンサーであるNIPPOのマークが入っている photo:EF Education-EasyPostヘルメットにも複数のピンクが配色ヘルメットにも複数のピンクが配色 photo:EF Education-EasyPost

男子チームは昨年、中根英登とセバスティアン・ラングフェルド(オランダ)、アレックス・ハウズ(アメリカ)が引退。ルーベン・ゲレイロ(ポルトガル)がモビスターへ移籍し、昨年6月に負った大怪我からの回復を目指すミケル・ヴァルグレン(デンマーク)は下部チームであるEFエデュケーション・NIPPO ディベロップメントチームに移った。

一方、チームは2019年ジロ・デ・イタリア総合優勝者で東京五輪金メダリストのリチャル・カラパス(エクアドル)を獲得し、同じイネオス・グレナディアーズから36歳のベテランクライマーであるアンドレイ・アマドール(コスタリカ)を、クイックステップ・アルファヴィニルからミッケルフレーリク・ホノレ(デンマーク)を獲得するなど補強に成功している。

複数のピンクを配置したアシンメトリーなデザイン複数のピンクを配置したアシンメトリーなデザイン photo:EF Education-EasyPost男女とも同じデザインのチームキット男女とも同じデザインのチームキット photo:EF Education-EasyPost

チームのCEOであるジョナサン・ヴォーターズ氏は「チームへの期待が一層高まっていることは全員が理解していること。さらなる高みを目指す我々の基準が一段高くなるのは当然のことだ。世界トップチームを目指し、世界最大のレースで勝利を狙う」と、意気込みを語った。

また新加入選手の中でもチームが期待を寄せているのが21歳のアンドレア・ピッコロ(イタリア)だ。昨年8月に加入したピッコロはエリートカテゴリーのレースでも上位フィニッシュを連発し、10月16日のジャパンカップではニールソン・パウレス(アメリカ)に続き2位という成績を収めた逸材だ。

text:Sotaro.Arakawa

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