2022/12/26(月) - 12:10
カステリが用意する厳冬期向けアウターの"ALPHA RoS 2"と新モデル"ALPHA ULTIMATE INSULATED"が登場した。ポーラテック・アルファをインナーレイヤーに採用することで、軽量性と優れた保温性の両立を実現したハイスペックモデルだ。これから厳しくなる寒さに対応するジャケットを紹介しよう。
カステリ ALPHA RoS 2 JACKET
プロ選手がこぞって使用するカステリのジャケットラインアップで中心となるのは、やはりPerfettoシリーズだ。一世を風靡したGABBAからスタートした高性能アウターは半袖、長袖、ベスト、コンパーチブルと数を増やし、ハードコンディション下でライドを行う方の心強い味方としてサイクリングウェア市場に君臨している。
Perfettoは撥水・防風・透湿性を獲得するためのアウターであり、ウェア内の温度管理はインナーレイヤーに任せている。カステリのCOLD DAYSなどを駆使すればどのようなシチュエーションにも対応できるが、レイヤリングを多くすればウェア重量は嵩むし、厚着が苦手という方もいるはずだ。
できるだけウェアと体の動作に軽やかさを求める方のニーズに応えるべく、Perfettoの保温性を強化したモデル"ALPHAシリーズ"を用意していることがカステリの強みだ。このシリーズは名称にも採用されているALPHA構造という、前身頃部分の内側にベストのようなレイヤーを一枚追加する設計が特徴。このパネルによって体幹部の熱を保持することで、定番モデルのALPHA RoS 2 JACKETは、-5℃から10℃という低温帯をカバーするスペックを実現した。（Perfettoは4℃から14℃）
ストレッチ性と通気性に優れるインナーレイヤーが備え付けられている
GORE-TEX INFINIUM WINDSTOPPERが採用されている 
肩甲骨部分にはベンチレーションホールが備えられている
厚手のベースレイヤーやミッドレイヤーを着用せずとも暖かさを確保するこの二重構造は、ヒルクライムなどで体が発熱した時にジッパーを開けたとしても、一定の保温性により体を冷やしすぎる心配もない。もちろんベスト部の生地も透湿性に優れているため、ジッパーを開けずとも湿気や熱は外に排出される設計だ。
ALPHA構造による保温性強化に注目したが、アウターレイヤーはPerfetto同様にゴアテックス INFINIUM WIND STOPPER 150を使用し、優れた防風性と透湿性を実現していることも忘れてはならない要素だ。肩周りの縫い目にはシームテープをあしらい、耐水仕様のYKK製ジッパーを装備することで、Rain or Shine（RoS）の称号のとおり雨天時も快適に過ごせる防水性を確保している。
肩周りの縫い目にはシームテープを貼り付け防水性を高めている
サイド部分にアクセスしやすいポケットが備えられている 
3分割バックポケットには水抜き穴が備えられている
ゴアテックスInfiniumによって優れた防水性を獲得している
袖口も二重構造で、ゴアテックス生地の内側にタイトフィットのレイヤーが配された。内側レイヤーをグローブのカフに滑り込ませれば冷風や雨水などが侵入しにくく、ジャケットの高い性能を十分に生かすことが可能だ。さらに背中の肩甲骨部分にはベンチレーションホールが設けられるなど、細部まで徹底的に作り込まれているのもカステリのハイエンドらしさ。
そんなALPHA RoS 2 JACKETをベースとした派生モデルALPHA ULTIMATE INSULATED JACKETが2022-23FWコレクションでラインアップに追加されている。メイン生地をゴアテックスからポーラテックのNeo Shell、インナー生地もポーラテック・アルファに置き換え、ウェア全体で150gも定番モデルよりも軽量に仕上げた。重ね着やヘビーなインナーを避けたい方にとって、軽量化による動きやすさが強化された新モデルはうってつけだ。
カステリ ALPHA ULTIMATE INSULATED JACKET photo:Makoto AYANO
Neo Shellもゴアテックスと同じようにメンブレンによる防水・防風・透湿性を備えた生地であり、定番モデルと同様のプロテクション性能を確保している。そこにポーラテック・アルファが加えられていることが新モデルのアドバンテージだ。軍用素材として開発された経緯を持つこの生地は、ハードコンディション下で行動するためのウェアに重宝されることでお馴染みの素材。
具体的には化繊インサーレション素材で、軽量かつ疎水性に優れており、起毛ニットのように仕立てることで優れた保温性を発揮する。汗で濡れても水を保持せず、そのままアウターレイヤーに伝えるため体が汗で冷えにくいという特徴を持つ。ALPHA ULTIMATE INSULATED JACKETは-5℃から12℃という気温に対応する。
ポーラテックのALPHAによるインサーレションで保温性を高めている
肩周りのシームテープや袖口をリフレクティブ素材として、ライダーの存在を周囲にアピールすることで安全性向上に寄与する。3分割のバックポケット＋ジッパー付きポケットも備えられており、使いやすいアウターとして設計されている。冬場も服装を軽やかにしたい方は試してみてはいかがだろうか。カラーや価格は以下のスペック欄にて。
ポーラテックのSoftshellも撥水性を備えている
二重構造の袖口で防風性を高めている
カステリ ALPHA ULTIMATE INSULATED JACKET
素材：ポーラテック Neo Shell、Alpha
重量：371g
対応気温：-5℃〜12℃
フィット：タイトフィット
カラー：SAVILE BLUE/SILVER REFLEX-STEE、DARK GRAY/BLACK-DARK GRAY、MILITARY GREEN/BLACK-ELECTRIC
サイズ：XS、S、M、L、XL、XXL。3XL
価格：49,500円（税込）
カステリ ALPHA RoS 2 JACKET
素材：ゴアテックス INFINIUM WINDSTOPPER 150
重量：522g
対応気温：-5℃〜10℃
フィット：タイトフィット
新カラー：NICKEL GRAY/BLACK REFLEX-BLACK、RED/SILVER REFLEX-DARK GRAY、GREEN TEA/MILITARY GREEN-MILIT、ELECTRIC LIME/DARK GRAY-DARK G、LIGHT BLACK/WHITE-DARK GRAY
サイズ：XS、S、M、L、XL、XXL。3XL
価格：45,100円（税込）
カステリ ALPHA RoS 2 JACKET プロ選手がこぞって使用するカステリのジャケットラインアップで中心となるのは、やはりPerfettoシリーズだ。一世を風靡したGABBAからスタートした高性能アウターは半袖、長袖、ベスト、コンパーチブルと数を増やし、ハードコンディション下でライドを行う方の心強い味方としてサイクリングウェア市場に君臨している。
Perfettoは撥水・防風・透湿性を獲得するためのアウターであり、ウェア内の温度管理はインナーレイヤーに任せている。カステリのCOLD DAYSなどを駆使すればどのようなシチュエーションにも対応できるが、レイヤリングを多くすればウェア重量は嵩むし、厚着が苦手という方もいるはずだ。
できるだけウェアと体の動作に軽やかさを求める方のニーズに応えるべく、Perfettoの保温性を強化したモデル"ALPHAシリーズ"を用意していることがカステリの強みだ。このシリーズは名称にも採用されているALPHA構造という、前身頃部分の内側にベストのようなレイヤーを一枚追加する設計が特徴。このパネルによって体幹部の熱を保持することで、定番モデルのALPHA RoS 2 JACKETは、-5℃から10℃という低温帯をカバーするスペックを実現した。（Perfettoは4℃から14℃）
ストレッチ性と通気性に優れるインナーレイヤーが備え付けられている GORE-TEX INFINIUM WINDSTOPPERが採用されている 肩甲骨部分にはベンチレーションホールが備えられている 厚手のベースレイヤーやミッドレイヤーを着用せずとも暖かさを確保するこの二重構造は、ヒルクライムなどで体が発熱した時にジッパーを開けたとしても、一定の保温性により体を冷やしすぎる心配もない。もちろんベスト部の生地も透湿性に優れているため、ジッパーを開けずとも湿気や熱は外に排出される設計だ。
ALPHA構造による保温性強化に注目したが、アウターレイヤーはPerfetto同様にゴアテックス INFINIUM WIND STOPPER 150を使用し、優れた防風性と透湿性を実現していることも忘れてはならない要素だ。肩周りの縫い目にはシームテープをあしらい、耐水仕様のYKK製ジッパーを装備することで、Rain or Shine（RoS）の称号のとおり雨天時も快適に過ごせる防水性を確保している。
肩周りの縫い目にはシームテープを貼り付け防水性を高めている サイド部分にアクセスしやすいポケットが備えられている 3分割バックポケットには水抜き穴が備えられている ゴアテックスInfiniumによって優れた防水性を獲得している 袖口も二重構造で、ゴアテックス生地の内側にタイトフィットのレイヤーが配された。内側レイヤーをグローブのカフに滑り込ませれば冷風や雨水などが侵入しにくく、ジャケットの高い性能を十分に生かすことが可能だ。さらに背中の肩甲骨部分にはベンチレーションホールが設けられるなど、細部まで徹底的に作り込まれているのもカステリのハイエンドらしさ。
そんなALPHA RoS 2 JACKETをベースとした派生モデルALPHA ULTIMATE INSULATED JACKETが2022-23FWコレクションでラインアップに追加されている。メイン生地をゴアテックスからポーラテックのNeo Shell、インナー生地もポーラテック・アルファに置き換え、ウェア全体で150gも定番モデルよりも軽量に仕上げた。重ね着やヘビーなインナーを避けたい方にとって、軽量化による動きやすさが強化された新モデルはうってつけだ。
カステリ ALPHA ULTIMATE INSULATED JACKET photo:Makoto AYANONeo Shellもゴアテックスと同じようにメンブレンによる防水・防風・透湿性を備えた生地であり、定番モデルと同様のプロテクション性能を確保している。そこにポーラテック・アルファが加えられていることが新モデルのアドバンテージだ。軍用素材として開発された経緯を持つこの生地は、ハードコンディション下で行動するためのウェアに重宝されることでお馴染みの素材。
具体的には化繊インサーレション素材で、軽量かつ疎水性に優れており、起毛ニットのように仕立てることで優れた保温性を発揮する。汗で濡れても水を保持せず、そのままアウターレイヤーに伝えるため体が汗で冷えにくいという特徴を持つ。ALPHA ULTIMATE INSULATED JACKETは-5℃から12℃という気温に対応する。
ポーラテックのALPHAによるインサーレションで保温性を高めている 肩周りのシームテープや袖口をリフレクティブ素材として、ライダーの存在を周囲にアピールすることで安全性向上に寄与する。3分割のバックポケット＋ジッパー付きポケットも備えられており、使いやすいアウターとして設計されている。冬場も服装を軽やかにしたい方は試してみてはいかがだろうか。カラーや価格は以下のスペック欄にて。
ポーラテックのSoftshellも撥水性を備えている 二重構造の袖口で防風性を高めている カステリ ALPHA ULTIMATE INSULATED JACKET
素材：ポーラテック Neo Shell、Alpha
重量：371g
対応気温：-5℃〜12℃
フィット：タイトフィット
カラー：SAVILE BLUE/SILVER REFLEX-STEE、DARK GRAY/BLACK-DARK GRAY、MILITARY GREEN/BLACK-ELECTRIC
サイズ：XS、S、M、L、XL、XXL。3XL
価格：49,500円（税込）
カステリ ALPHA RoS 2 JACKET
素材：ゴアテックス INFINIUM WINDSTOPPER 150
重量：522g
対応気温：-5℃〜10℃
フィット：タイトフィット
新カラー：NICKEL GRAY/BLACK REFLEX-BLACK、RED/SILVER REFLEX-DARK GRAY、GREEN TEA/MILITARY GREEN-MILIT、ELECTRIC LIME/DARK GRAY-DARK G、LIGHT BLACK/WHITE-DARK GRAY
サイズ：XS、S、M、L、XL、XXL。3XL
価格：45,100円（税込）
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