2022/10/19(水) - 09:12
熱戦が広げられたジャパンカップから余韻が残る月曜日、東京都品川区の天王州アイルにあるイタリアンレストランで、新城幸也所属のバーレーン・ヴィクトリアスによるジャパンカップアフターパーティーが開催された。ファンと選手との交流や抽選会などの様子をレポートしていく。
東京都品川区の天王州アイル駅から近くにあるイタリアンレストラン「炭火×薪火×レストランRIDE 品川天王洲店」で開催 photo:Michinari TAKAGI
パーティーの開催地は、天王州アイル駅からほど近いイタリアンレストラン「炭火×薪火×レストランRIDE 品川天王洲店」。ジャパンカップのアフターパーティーとともに、新城幸也の全日本選手権ロードレースの優勝祝賀も兼ねて催された。
筆者である編集部員の高木は、メディアとして参加しながらも、ロードレースを始めた高校生のころから憧れの選手である新城幸也のファンの一人としてパーティーに参加させてもらった。2010年のBboxブイグテレコム時代のライドイベントに参加したことやツール・ド・フランスさいたまクリテリウムで当時チームユーロップカーに所属していた新城選手と走ったことも、大切な思い出として記憶に刻まれている。
筆者が高校生のころ、Bboxブイグテレコム時代の新城幸也と撮ってもらった1枚 photo:Michinari TAKAGI
ツール・ド・フランスさいたまクリテリウムでは新城幸也の後方を走る当時大学生の筆者 photo:Hideaki TAKAGI
80名以上のファンが詰めかけたパーティー会場「RIDE」 photo: Yuichiro Hosoda
3年ぶりの開催ということもあり、会場には80名以上のファンが集まった。バーレーン・ヴィクトリアスのチームウェアを着用している方やバーレーンの石油王のような格好の方など、それぞれのドレスコードで選手たちが入場してくるのを今か今かと待ちわびている様子だった。
選手とチームを紹介するスライドショーで始まり、新城幸也を先頭にバーレーン・ヴィクトリアスの選手とスタッフたちが拍手喝采の中、続々と入場してきた。参加メンバーは新城幸也、フェン・チュンカイ(台湾)、ハーマン・ペーンシュタイナー(オーストリア)、ヨハン・プリースパイタースン(デンマーク)、スティーブン・ウィリアムズ(イギリス)、フィリップ・マチュイユク(ポーランド)、監督のフランコ・ペリゾッティなど、チームスタッフの豪華メンバーが集結。
選手とチームを紹介するスライドショーで始まりのカウントダウン photo: Yuichiro Hosoda
新城幸也を先頭に選手たちが入場してくると、大きな拍手に会場は包まれた photo:Michinari TAKAGI
フランコ・ペッリツォッティ監督の日本語による「乾杯!」の発声でパーティーがスタート!選手たちはシーズン中のためソフトドリンクで乾杯していた photo: Yuichiro Hosoda
ギャン泣きする赤ちゃんを抱っこして記念撮影に応じる新城幸也とチームメイト達 photo:Michinari TAKAGI
バーレーンの石油王も来た!? photo: Yuichiro Hosoda
そして、フランコ・ペッリツォッティ監督の日本語による「乾杯!」の発声でパーティーがスタート。まずは、バーレーン・ヴィクトリアスの選手とスタッフに囲まれながら記念撮影が始まった。好きな選手の隣に並べるということもあり、推しの選手の隣で緊張しながらも、満面の笑みで撮影が続いていた。赤ちゃんが泣きだしてしまい、新城幸也が赤ちゃんをあやすシーンもあって、会場はほっこりムードに。
パーティーの中ほどになると、フランコ・ペッリツォッティ監督が火が灯ったサプライズケーキを持って入場。チームメイトやファンから「ユキヤ!おめでとう!」の掛け声で、全日本選手権ロードレース優勝記念パーティーがスタート。
ペッリツォッティ監督から全日本選手権優勝記念のケーキを贈られ、笑顔の新城幸也 photo: Yuichiro Hosoda
全日本選手権の動画を鑑賞するバーレーン・ヴィクトリアスの選手たち photo:Michinari TAKAGI
全日本選手権を振り返る新城幸也 photo:Michinari TAKAGI
ステージには新城幸也が再び登壇し、全日本選手権についてトークショーが行われた。「もう6月のことなんで詳しくは覚えていないんですけど、やっぱり全日本チャンピオンジャージというのは、凄く大切なもので、過去3回獲得してきましたが、それぞれ違う思いがあります。3年前の全日本選手権では、凄く勝ちたくて2位で、また2位だったらどうしようと思って挑んだんですけど、今年は上手くいきましたね。
自転車レースで勝つ時は、すべてがうまくかみ合って、勝つことができる。自転車レースは上手くいくときもいかないときもあります。今年はグランツールに出れませんでしたが、全日本チャンオンジャージを獲得できて、来年もこのジャージを着て走ることができます。今後も目立つ走りができるように頑張りたいと思います。」と新城は笑顔でコメントした。
TOKYO 2020記念モデルのボトルやヘルメットにサインしてもらったファン「一生捨てられない物がまた増えちゃいました(笑)」 photo: Yuichiro Hosoda
扇子にサインを描いてもらったファンも photo:Michinari TAKAGI
サインに応じるフィリップ・マチュイユク photo:Michinari TAKAGI
2012年イタリアロード覇者・ペッリツォッティ監督と、本人サイン入りチャンピオンジャージと一緒にパチリ photo: Yuichiro Hosoda
チームスタッフと交流する親子 photo:Michinari TAKAGI
選手もファンと自撮り photo:Michinari TAKAGI
フランコ・ペッリツォッティ監督は選手に負けずと大人気 photo:Michinari TAKAGI
フリータイムは選手と話をしたり、サインをもらうチャンスということもあり、各選手に列ができていた。TOKYO 2020記念モデルのボトルやヘルメットにサインしてもらったファンは「一生捨てられない物がまた増えちゃいました!(笑)」と嬉しそうにコメントしてくれた。
会場でカメラを構えていると、スティーブン・ウィリアムズ(イギリス)に「僕もパーティーの様子を撮影をしてみたいから、そのカメラを貸してくれないか?」と頼まれ、カメラを貸して撮影をアシストしてもらう熱い展開に。その場でスティーブンの写真を確認してみると、ナイスな写真がたくさん。ライダーとしてだけではなくフォトグラファーの才能もあるようだ。
スティーブン・ウィリアムズ(イギリス)が急遽、カメラマンに photo:Michinari TAKAGI
スティーブン・ウィリアムズが撮影してくれた写真がこちら
アフターパーティーの受付時に抽選ナンバーが記されたカードが配られ、抽選アプリを使用した抽選会が実施された。プレゼントはバーレーン・ヴィクトリアスのチームジャージやジャパンカップで使用したゼッケン、イタリアン時計ブランドのLOCMAN製の新城幸也2022全日本選手権優勝記念ウォッチ、新城をサポートするSEVのルーパー、チームウェアをサポートするウェアブランド「アレ」のサイクルウェアなど豪華賞品が用意されていた。
バーレーン・ヴィクトリアスの選手達は、司会の新城美和さんに伝えられた日本語の数字の読み方で、当選番号を読み上げていく。スティーブン・ウィリアムズ(イギリス)はメリダのキャップが当選した女の子の頭に合わせて調整してあげるなど、紳士的な一面も垣間見えた。
ジャパンカップで使用したゼッケンもサイン入りでプレゼント photo:Michinari TAKAGI
新城をサポートするSEVのルーパーも抽選会でプレゼントされた photo: Yuichiro Hosoda
どの選手も気さくに撮影に応じてくれた photo: Yuichiro Hosoda
帽子のサイズを調整し、女の子に被せてあげていたスティーブン・ウィリアムズ photo:Michinari TAKAGI
当選者と選手の記念撮影していると、聞き覚えのある番号がコールされ、筆者の私がLOCMAN製の時計を当ててしまった。まさかの事態に、辞退させてもらおうと申し出たのですが、会場からは暖かい拍手で迎えられ有難く頂戴することに。
一人の新城幸也ファンとして大切に使用させていただきます。ありがとうございます!
イタリアLOCMAN製の新城幸也2022全日本選手権優勝記念ウォッチ。なんと、世界にたった一台 photo: Yuichiro Hosoda
新城幸也2022全日本優勝記念ウォッチの裏側には、その刻印が photo: Yuichiro Hosoda
LOCMANの腕時計をつけて、新城幸也本人と記念撮影する筆者。指文字はLOCMANの「L」 photo: Yuichiro Hosoda
そして宴もたけなわとなった頃、バーレーン・ヴィクトリアスの選手とスタッフが壇上で挨拶をして、アフターパーティーは閉幕した。パーティーは2時間だったが、内容が盛りだくさんで、選手との交流もしやすかったため、ファンも大満足の様子だった。また、来年も開催されることを期待したい。
バーレーン・ヴィクトリアスの選手とスタッフが壇上で挨拶をして、パーティーは閉幕した photo: Yuichiro Hosoda
ジャパンカップでマッサーを務めた穴田さんに「アリガトウ!」と口々にお礼を言いながら記念撮影に集まったバーレーン・ヴィクトリアスの選手&スタッフ photo:Michinari TAKAGI
text:Michinari TAKAGI
photo:Michinari TAKAGI&Yuichiro Hosoda

パーティーの開催地は、天王州アイル駅からほど近いイタリアンレストラン「炭火×薪火×レストランRIDE 品川天王洲店」。ジャパンカップのアフターパーティーとともに、新城幸也の全日本選手権ロードレースの優勝祝賀も兼ねて催された。
筆者である編集部員の高木は、メディアとして参加しながらも、ロードレースを始めた高校生のころから憧れの選手である新城幸也のファンの一人としてパーティーに参加させてもらった。2010年のBboxブイグテレコム時代のライドイベントに参加したことやツール・ド・フランスさいたまクリテリウムで当時チームユーロップカーに所属していた新城選手と走ったことも、大切な思い出として記憶に刻まれている。



3年ぶりの開催ということもあり、会場には80名以上のファンが集まった。バーレーン・ヴィクトリアスのチームウェアを着用している方やバーレーンの石油王のような格好の方など、それぞれのドレスコードで選手たちが入場してくるのを今か今かと待ちわびている様子だった。
選手とチームを紹介するスライドショーで始まり、新城幸也を先頭にバーレーン・ヴィクトリアスの選手とスタッフたちが拍手喝采の中、続々と入場してきた。参加メンバーは新城幸也、フェン・チュンカイ(台湾)、ハーマン・ペーンシュタイナー(オーストリア)、ヨハン・プリースパイタースン(デンマーク)、スティーブン・ウィリアムズ(イギリス)、フィリップ・マチュイユク(ポーランド)、監督のフランコ・ペリゾッティなど、チームスタッフの豪華メンバーが集結。





そして、フランコ・ペッリツォッティ監督の日本語による「乾杯!」の発声でパーティーがスタート。まずは、バーレーン・ヴィクトリアスの選手とスタッフに囲まれながら記念撮影が始まった。好きな選手の隣に並べるということもあり、推しの選手の隣で緊張しながらも、満面の笑みで撮影が続いていた。赤ちゃんが泣きだしてしまい、新城幸也が赤ちゃんをあやすシーンもあって、会場はほっこりムードに。
パーティーの中ほどになると、フランコ・ペッリツォッティ監督が火が灯ったサプライズケーキを持って入場。チームメイトやファンから「ユキヤ!おめでとう!」の掛け声で、全日本選手権ロードレース優勝記念パーティーがスタート。



ステージには新城幸也が再び登壇し、全日本選手権についてトークショーが行われた。「もう6月のことなんで詳しくは覚えていないんですけど、やっぱり全日本チャンピオンジャージというのは、凄く大切なもので、過去3回獲得してきましたが、それぞれ違う思いがあります。3年前の全日本選手権では、凄く勝ちたくて2位で、また2位だったらどうしようと思って挑んだんですけど、今年は上手くいきましたね。
自転車レースで勝つ時は、すべてがうまくかみ合って、勝つことができる。自転車レースは上手くいくときもいかないときもあります。今年はグランツールに出れませんでしたが、全日本チャンオンジャージを獲得できて、来年もこのジャージを着て走ることができます。今後も目立つ走りができるように頑張りたいと思います。」と新城は笑顔でコメントした。







フリータイムは選手と話をしたり、サインをもらうチャンスということもあり、各選手に列ができていた。TOKYO 2020記念モデルのボトルやヘルメットにサインしてもらったファンは「一生捨てられない物がまた増えちゃいました!(笑)」と嬉しそうにコメントしてくれた。
会場でカメラを構えていると、スティーブン・ウィリアムズ(イギリス)に「僕もパーティーの様子を撮影をしてみたいから、そのカメラを貸してくれないか?」と頼まれ、カメラを貸して撮影をアシストしてもらう熱い展開に。その場でスティーブンの写真を確認してみると、ナイスな写真がたくさん。ライダーとしてだけではなくフォトグラファーの才能もあるようだ。


アフターパーティーの受付時に抽選ナンバーが記されたカードが配られ、抽選アプリを使用した抽選会が実施された。プレゼントはバーレーン・ヴィクトリアスのチームジャージやジャパンカップで使用したゼッケン、イタリアン時計ブランドのLOCMAN製の新城幸也2022全日本選手権優勝記念ウォッチ、新城をサポートするSEVのルーパー、チームウェアをサポートするウェアブランド「アレ」のサイクルウェアなど豪華賞品が用意されていた。
バーレーン・ヴィクトリアスの選手達は、司会の新城美和さんに伝えられた日本語の数字の読み方で、当選番号を読み上げていく。スティーブン・ウィリアムズ(イギリス)はメリダのキャップが当選した女の子の頭に合わせて調整してあげるなど、紳士的な一面も垣間見えた。




当選者と選手の記念撮影していると、聞き覚えのある番号がコールされ、筆者の私がLOCMAN製の時計を当ててしまった。まさかの事態に、辞退させてもらおうと申し出たのですが、会場からは暖かい拍手で迎えられ有難く頂戴することに。
一人の新城幸也ファンとして大切に使用させていただきます。ありがとうございます!



そして宴もたけなわとなった頃、バーレーン・ヴィクトリアスの選手とスタッフが壇上で挨拶をして、アフターパーティーは閉幕した。パーティーは2時間だったが、内容が盛りだくさんで、選手との交流もしやすかったため、ファンも大満足の様子だった。また、来年も開催されることを期待したい。


text:Michinari TAKAGI
photo:Michinari TAKAGI&Yuichiro Hosoda
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