2022/10/12(水) - 08:57
多数のワールドチームや、チーム右京が参戦するツール・ド・ランカウイが開幕。首都クアラルンプールでの初日集団スプリントで、アスタナ・カザフスタンのトレーニー選手であるグレブ・シリツァ(ロシア)が勝利した。
アジア最高峰のステージレースとして歴史を重ねるツール・ド・ランカウイ(UCI2.Pro)がマレーシアで開幕した。コロナ禍での2021年大会中止を挟み、シーズン序盤から最終盤の10月半ばに開催時期をずらした2022年大会には近年最高と言える豪華チームがずらり揃い踏みしている。
参戦するのはUAEチームエミレーツなどUCIワールドチームが6(UAE、コフィディス、ロット、モビスター、EFエデュケーション、アスタナ)、UCIプロチームが4、さらにチーム右京を筆頭にするプロコンチネンタルチームと各国ナショナルチームが10チーム。
バリエーション豊かなステージが用意されているため、ヨン・イサギレ(スペイン、コフィディス)やジョージ・ベネット(ニュージーランド、UAEチームエミレーツ)といったクライマーや、フアン・モラノ(コロンビア、UAEチームエミレーツ)、ジャンニ・モスコン(イタリア、アスタナ・カザフスタン)といったスプリンター&パンチャー勢も東南アジアでのシーズン最終レースに参戦中だ。
中でもEFエデュケーション・イージーポストはヒュー・カーシー(イギリス)とエステバン・チャベス(コロンビア)を主軸に据えつつ、普段デベロップメントチームに所属する留目夕陽を出場メンバーに加えた。右京はレイモンド・クレダー(オランダ)と小石祐馬、石橋学、吉岡直哉、そして宇賀隆貴という布陣を組んでいる。
マレーシアの首都クアラルンプールを目指す開幕初日はスプリンター向けだが、フィニッシュ手前27kmと14km地点でそれぞれ頂上を迎える2ヶ所の2級山岳が関門。この日は9名逃げが決まり、アスタナ・カザフスタンやEF、モビスターがメイン集団のコントロールを担って距離を消化した。
残り20kmを切って逃げグループを吸収し、大雨降りつける中アンデル・オカミカ(スペイン、ブルゴスBH)を先頭に最後の2級山岳をクリア。アスタナトレイン率いる約50名が集団スプリントを繰り広げた結果、レイナルト・ヤンセファンレンズバーグ(南アフリカ、ロット・スーダル)の背後でタイミングを待ち続け、力強いスプリントを披露したグレブ・シリツァ(ロシア、アスタナ・カザフスタン)が勝利した。
記念すべきプロ初勝利を挙げたシリツァは、今年8月1日にトレーニーとしてアスタナに加入した22歳のスプリンター。デビューレースとなったアークティック・レース・オブ・ノルウェーでは初日にいきなり2位、続くツール・ド・スロバキア2日目にも2位。2018年のジュニアトラック世界選手権個人パシュート3位に入るなど、恵まれた体格とトラック競技で培った加速力を武器に結果を残し、注目を集めてきた。
「チームワークを結果に繋げることができて本当に嬉しいよ。最終盤は大雨でレースコントロールが難しい状況だったけれど、それでも自分のコンディションはすごくよかった。リーダージャージはモチベーションを上げてくれるし、明日もチャンスを狙っていきたい」と、翌日レースリーダーとして出走するシリツァは話している。
アジア最高峰のステージレースとして歴史を重ねるツール・ド・ランカウイ(UCI2.Pro)がマレーシアで開幕した。コロナ禍での2021年大会中止を挟み、シーズン序盤から最終盤の10月半ばに開催時期をずらした2022年大会には近年最高と言える豪華チームがずらり揃い踏みしている。
参戦するのはUAEチームエミレーツなどUCIワールドチームが6(UAE、コフィディス、ロット、モビスター、EFエデュケーション、アスタナ)、UCIプロチームが4、さらにチーム右京を筆頭にするプロコンチネンタルチームと各国ナショナルチームが10チーム。
バリエーション豊かなステージが用意されているため、ヨン・イサギレ(スペイン、コフィディス)やジョージ・ベネット(ニュージーランド、UAEチームエミレーツ)といったクライマーや、フアン・モラノ(コロンビア、UAEチームエミレーツ)、ジャンニ・モスコン(イタリア、アスタナ・カザフスタン)といったスプリンター&パンチャー勢も東南アジアでのシーズン最終レースに参戦中だ。
中でもEFエデュケーション・イージーポストはヒュー・カーシー(イギリス)とエステバン・チャベス(コロンビア)を主軸に据えつつ、普段デベロップメントチームに所属する留目夕陽を出場メンバーに加えた。右京はレイモンド・クレダー(オランダ)と小石祐馬、石橋学、吉岡直哉、そして宇賀隆貴という布陣を組んでいる。
マレーシアの首都クアラルンプールを目指す開幕初日はスプリンター向けだが、フィニッシュ手前27kmと14km地点でそれぞれ頂上を迎える2ヶ所の2級山岳が関門。この日は9名逃げが決まり、アスタナ・カザフスタンやEF、モビスターがメイン集団のコントロールを担って距離を消化した。
残り20kmを切って逃げグループを吸収し、大雨降りつける中アンデル・オカミカ(スペイン、ブルゴスBH)を先頭に最後の2級山岳をクリア。アスタナトレイン率いる約50名が集団スプリントを繰り広げた結果、レイナルト・ヤンセファンレンズバーグ(南アフリカ、ロット・スーダル)の背後でタイミングを待ち続け、力強いスプリントを披露したグレブ・シリツァ(ロシア、アスタナ・カザフスタン)が勝利した。
記念すべきプロ初勝利を挙げたシリツァは、今年8月1日にトレーニーとしてアスタナに加入した22歳のスプリンター。デビューレースとなったアークティック・レース・オブ・ノルウェーでは初日にいきなり2位、続くツール・ド・スロバキア2日目にも2位。2018年のジュニアトラック世界選手権個人パシュート3位に入るなど、恵まれた体格とトラック競技で培った加速力を武器に結果を残し、注目を集めてきた。
「チームワークを結果に繋げることができて本当に嬉しいよ。最終盤は大雨でレースコントロールが難しい状況だったけれど、それでも自分のコンディションはすごくよかった。リーダージャージはモチベーションを上げてくれるし、明日もチャンスを狙っていきたい」と、翌日レースリーダーとして出走するシリツァは話している。
ツール・ド・ランカウイ2022第1ステージ結果
1位 | グレブ・シリツァ(ロシア、アスタナ・カザフスタン) | 3:43:43 |
2位 | アーランド・ブリクラ(ノルウェー、ウノエックス・プロサイクリング チーム) | |
3位 | マックス・カンター(ドイツ、モビスター) | |
4位 | リオネル・タミニオー(ベルギー、アルペシン・ドゥクーニンク) | |
5位 | マライン・ファンデンベルフ(オランダ、EFエデュケーション・イージーポスト) |
個人総合成績
1位 | グレブ・シリツァ(ロシア、アスタナ・カザフスタン) | 3:43:33 |
2位 | アーランド・ブリクラ(ノルウェー、ウノエックス・プロサイクリング チーム) | +0:04 |
3位 | サインバヤル・ジャンバルジャムツ(モンゴル、トレンガヌ・ポリゴンサイクリングチーム) | |
4位 | ピーラポン・チャオチェンクワン(タイ、タイランドコンチネンタルチーム) | |
5位 | マックス・カンター(ドイツ、モビスター) | +0:06 |
その他の特別賞
山岳賞 | サインバヤル・ジャンバルジャムツ(モンゴル、トレンガヌ・ポリゴンサイクリングチーム) |
ポイント賞 | グレブ・シリツァ(ロシア、アスタナ・カザフスタン) |
チーム総合成績 | モビスター |
text:So Isobe
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