2022/09/28(水) - 11:26
豪華メンバーが出場するクロアチア一周レースが開幕。初日の集団スプリントでジョナサン・ミラン(イタリア、バーレーン・ヴィクトリアス)が先着しプロ初勝利を挙げた。
2018年までツアー・オブ・クロアチアの名で開催され、2019年からは「CRO Race(クロ・レース)」として開催されているクロアチア1周レース。2022年大会は6日間のうち5日間はパンチャー向けの丘陵ステージが用意されているため、総合優勝争いは僅差の勝負になると目されている。
今年はヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、ユンボ・ヴィスマ)がツール・ド・フランス以降初の実戦として出場しているほか、イネオス・グレナディアーズはゲラント・トーマス(イギリス)やエリア・ヴィヴィアーニ(イタリア)といったメンバーをラインアップしている。
200km以上に渡ってドナウ川の支流ドラヴァ川沿いの平坦路を走り、最後の最後で3級山岳(距離3.2km/平均3.9%)を含む小周回コースを2周する第1ステージは晴れのち冷たい雨。逃げを吸収したのち、レースの主導権を握ったのはバーレーン・ヴィクトリアスだった。
バーレーンは3級山岳で高速ペースを刻み、2回目のダウンヒル区間で名手マテイ・モホリッチ(スロベニア)をアタックさせる。数秒のリードを得てラスト1km地点を通過したモホリッチだったが、徐々にリードを失ってフィニッシュ直前で集団の追い上げを許してしまう。チームメイトの逃げで脚を貯め、モホリッチが逃げ切れないことを悟ったチームメイトのジョナサン・ミラン(イタリア、バーレーン・ヴィクトリアス)が加速し、他チームのスプリンターを寄せ付けず逃げ切った。
東京オリンピックのチームパシュートイタリア代表として金メダルに貢献した21歳が、ロードキャリア初となる勝利。「信じられない勝利だよ。今シーズン序盤は思うようにいかなかった分この結果を待ち望んでいた。いつも表彰台には登っていたけれど、てっぺんは初めて。みんなに感謝したいし、明日もまたチャンスがあるので狙っていきたい」と、リーダージャージを射止めたミランは話している。
2018年までツアー・オブ・クロアチアの名で開催され、2019年からは「CRO Race(クロ・レース)」として開催されているクロアチア1周レース。2022年大会は6日間のうち5日間はパンチャー向けの丘陵ステージが用意されているため、総合優勝争いは僅差の勝負になると目されている。
今年はヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、ユンボ・ヴィスマ)がツール・ド・フランス以降初の実戦として出場しているほか、イネオス・グレナディアーズはゲラント・トーマス(イギリス)やエリア・ヴィヴィアーニ(イタリア)といったメンバーをラインアップしている。
200km以上に渡ってドナウ川の支流ドラヴァ川沿いの平坦路を走り、最後の最後で3級山岳(距離3.2km/平均3.9%)を含む小周回コースを2周する第1ステージは晴れのち冷たい雨。逃げを吸収したのち、レースの主導権を握ったのはバーレーン・ヴィクトリアスだった。
バーレーンは3級山岳で高速ペースを刻み、2回目のダウンヒル区間で名手マテイ・モホリッチ(スロベニア)をアタックさせる。数秒のリードを得てラスト1km地点を通過したモホリッチだったが、徐々にリードを失ってフィニッシュ直前で集団の追い上げを許してしまう。チームメイトの逃げで脚を貯め、モホリッチが逃げ切れないことを悟ったチームメイトのジョナサン・ミラン(イタリア、バーレーン・ヴィクトリアス)が加速し、他チームのスプリンターを寄せ付けず逃げ切った。
東京オリンピックのチームパシュートイタリア代表として金メダルに貢献した21歳が、ロードキャリア初となる勝利。「信じられない勝利だよ。今シーズン序盤は思うようにいかなかった分この結果を待ち望んでいた。いつも表彰台には登っていたけれど、てっぺんは初めて。みんなに感謝したいし、明日もまたチャンスがあるので狙っていきたい」と、リーダージャージを射止めたミランは話している。
クロ・レース2022第1ステージ結果
1位 | ジョナサン・ミラン(イタリア、バーレーン・ヴィクトリアス) | 5:31:48 |
2位 | サーシャ・モードロ(イタリア、バルディアーニCSFファイザネ) | |
3位 | ミルコ・マエストリ(イタリア、エオーロ・コメタ) | |
4位 | キム・ハイドゥク(ドイツ、イネオス・グレナディアーズ) | |
5位 | ガル・グリバール(スロベニア、アドリアモービル) |
個人総合成績
1位 | ジョナサン・ミラン(イタリア、バーレーン・ヴィクトリアス) | 5:31:48 |
2位 | サーシャ・モードロ(イタリア、バルディアーニCSFファイザネ) | +0:04 |
3位 | ケニー・モリー(ベルギー、ビンゴール・パウェルスソースWB) | |
4位 | ミルコ・マエストリ(イタリア、エオーロ・コメタ) | +0:06 |
5位 | キム・ハイドゥク(ドイツ、イネオス・グレナディアーズ) | +0:10 |
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