2022/09/25(日) - 21:43
距離266.9km、獲得標高3,945m。6時間16分08秒に及ぶ戦いは25km独走で決着。最終区間を最速で駆け抜けたレムコ・エヴェネプール(ベルギー)が、自身初となるエリートカテゴリーのアルカンシエルを獲得した。
8日間にわたって開催されたロード世界選手権オーストラリア・ウロンゴン大会を締めくくる男子エリートロードレース。世界チャンピオンを決める大一番に挑む50ヵ国169名の選手たちを迎えたのは、まさに南半球をイメージさせる真っ青なオーストラリアの空だった。
スタート時点で気温17度。正午すぎでも19度ほどという絶好のレース日和。総距離266.9kmコースの前半区間で距離8.7km/平均5%/最大勾配15%のマウント・ケイラを越え、マウント・オースレイとマウント・プレサント(距離1km/平均勾配7.7%/最大14%)の2連続登坂を越えるウロンゴンの周回コースを合計12周回。ピュアスプリンターを阻む獲得標高差3,945mのレースが始まると、積極的なアタック合戦を経て12名の逃げグループが先行した。
シモン・ペロー(スイス)やガイ・サジフ(イスラエル)、ルーカサス・オウシャン(ポーランド)、さらには現役ラストレースであることを発表したユライ・サガン(スロバキア)といったワールドツアー所属選手も含まれた逃げは順調にリードを広げに掛かる。強豪国がペースを落としながらコントロールするメイン集団では、集団最後尾という「いつもの場所」を出場選手中4番目に年長(38歳と4日)の新城幸也(日本)が位置取った。
そんな中、230km以上を残して集団後方を力なく走っていたマチュー・ファンデルプール(オランダ)リタイアの報せが入る。前夜に宿泊ホテルで騒いでいた子供を突き飛ばし、警察で事情聴取されたため寝ずに出走していたというファンデルプールの思わぬ脱落によって、オランダは作戦変更を余儀なくされている。
このまま平穏に周回コースに向かうかと思われたが、マウント・ケイラに入るとトマ・ヴォクレール監督が指揮を執るフランス勢がペースアップを敢行した。ロシアから国籍変更したパヴェル・シヴァコフやブルーノ・アルミライルの高速ヒルクライムによって、結果的にワウト・ファンアールト(ベルギー)やタデイ・ポガチャル(スロベニア)、ディラン・ファンバーレ(オランダ)、ロマン・バルデ(フランス)といった優勝候補がたっぷりと入った25名ほどの追走グループが出来上がる。こうした状況下で、コンディション未知数のディフェンディング王者ジュリアン・アラフィリップ(フランス)やレムコ・エヴェネプール(ベルギー)、そしてビニヤム・ギルマイ(エリトリア)といった優勝候補たちはドイツが牽くメイン集団に残ることを選択した。
無線使用が禁止されている状況下で、積極的なペースアップを試みる追走グループからは、すぐにサムエーレ・バッティステッラ(イタリア)とシヴァコフがアタックし、ピーター・セリー(ベルギー)、そして開催国オーストラリアのベン・オコーナー&ルーク・プラップが追従して先行。少人数の逃げを強豪国が10分以上のリードを与えて追うという、"いつもの"世界選手権とは異なる急展開で1周17.1kmのウロンゴン周回コースを駆け抜けた。
逃げと追走にメンバーを乗せられなかったドイツはニコ・デンツ(ドイツ)をアンドレアス・レックネスン(ノルウェー)と共にメイン集団から飛び立たせたものの、普段チームDSMのチームメイトであるデンツとレックネスンは、結局人数を擁してハイテンポを刻む前方グループに追いつくことは叶わなかった。
150km地点でシヴァコフたち5人は11名となっていた先頭グループに合流。16名となったの逃げに対し、メイン集団はスペインとオランダが組織だってコントロールを担った。コースフェンスの無い登坂区間では観客の旗にジェイク・スチュアート(イギリス)が接触して転倒。距離を消化して8周目に入り、先頭とのタイム差が1分半に縮まった状態でフランス勢が攻撃再開。この動き乗じて今度は22名が集団を飛び立った。
フランスは3名(セネシャル、パシェ、バルデ)をこのグループに送り込んだものの、ベルギーもエヴェネプールを含め3名を乗せることに成功。ジャイ・ヒンドレー(オーストラリア)やナイロ・キンタナ(コロンビア)、マウロ・シュミット(スイス)、アレクセイ・ルツェンコ(カザフスタン)といった、各チームのエース/サブエース級選手が入った22名は、やがてバラバラになっていた先頭グループを全員捉えてなおメイン集団から逃げ続ける。結果的にスペインが必死に率いるメイン集団は、この動きを見逃したことで決定的な勝負のタイミングを逃してしまうこととなる。
ファンアールトやポガチャル、ギルマイ、アラフィリップ不在の25名が、傾き始めた太陽に照らされた周回コースを駆け抜ける。すると残り2周回に入るタイミングでブエルタ・ア・エスパーニャ覇者の証である赤いヘルメットを被るエヴェネプールがアタックし、ただ一人食らいついたルツェンコを引き連れて先を急ぐ。置き去りにされた後続グループは人数の多さも災いして追撃体制を整えることができなかった。
残り30kmを切ったタイミングで先頭2名と追走グループの差は20秒強。ファンアールトがアタックして絞り込むメイン集団は2分以上後方で、エヴェネプールとルツェンコはさらにリードを上積みしてラスト2周回の登坂区間へ。ハイペースでダンシングを続けるエヴェネプールにルツェンコが付いていけず、こうしてブエルタ覇者のラスト25km独走劇が幕を開けた。
独特の深いエアロポジションでハイスピードを維持するエヴェネプール。残り20kmを切って後続のルツェンコや、シュミットたち4名(第3グループ)との差は1分を越え、引き続きファンアールトがアタックし、アラフィリップが食らいつくメイン集団も差を縮められず。逃げ切りに向けて青信号を灯らせたエヴェネプールのリードは縮められるどころか、むしろ広がる一方。最後の登坂区間を1分28秒リードで越え、ダウンヒルとフィニッシュまで続く平坦区間に入った。
ブエルタ覇者のスピードに誰も敵わなかった。西陽に照らされて最終区間を走り抜けたエヴェネプールが「信じられない」ポーズを繰り返しながらフィニッシュへ。最後は両手をハンドルから離し、ジャージのベルギー国旗を示してからガッツポーズ。世界選手権史上7番目に若い、22歳と244日の新世界王者が誕生した。
ベルギーにとって2012年のフィリップ・ジルベールに続く10年ぶりのアルカンシエル獲得だ。エヴェネプールにとってはブエルタ制覇から16日後、世界選手権個人タイムトライアルで3位銅メダルに甘んじてから7日後の戴冠。新世代ナンバーワンオールラウンダーが、キャリア最大の勝利を掴み取った。
遅れてフィニッシュしたファンアールトに讃えられ、満面の笑みでアルカンシエルを受け取ったエヴェネプールは「1人で飛び出した場合、各々が限界まで牽引する。だから早い段階で僕の方がアレクセイ(ルツェンコ)よりも強いということがわかった。だから1人になりたかった。このような周回コースでは無駄にする時間はないのだからね。最後の丘(マウント・プレサント)はとても辛く、脚の感覚がなくなり爆発する寸前だった」と語る。
サッカーから自転車競技に転向して以降、世界選手権ロード&個人TT両制覇を筆頭に無敵の強さで2018年のジュニアカテゴリーを総ナメにしたエヴェネプール。鳴り物入りでドゥクーニンク・クイックステップ入りした2019年もクラシカ・サンセバスチャンを制し、その後も1週間のステージレースで総合優勝を量産。2020年終盤のイル・ロンバルディアでは谷底に落下する落車で骨盤骨折と肺挫傷を負ったものの、そこから回復期間を経て2021年も次第にコンディションを回復。完全復活した2022年はヴォルタ・アン・アルガルヴェ総合優勝を皮切りにリエージュ〜バストーニュ〜リエージュ制覇、ナショナル選手権個人TT制覇とサンセバスチャン2勝目で乗り込んだブエルタでは2週間以上マイヨロホを着用し続けて総合優勝に輝いたばかりだった。
アルカンシエルは夢だったかという問いに対して、「もちろん。ただ残念なのはもう10月だということ。(来年の世界選手権は7月開催なので)アルカンシエルを着用できる期間が短いということはとても残念だよ」と前置きしつつ、「もちろん世界選手権はずっと夢見てきた目標だ。モニュメントやクラシック、グランツールで優勝し、世界選手権まで優勝できるなんて。今年は勝てるレースは全て勝った気持ちがするよ。こんな素晴らしいシーズンは2度とやってこないと思う」とも。アラフィリップから引き継いだアルカンシエルに、例年よりも少ない11ヶ月間袖を通すこととなる。
歴史ある自転車大国がついに栄冠を取り戻したその2分21秒後、27名のスプリント勝負を制したクリストフ・ラポルト(フランス)が2位に入り、開催国オーストラリアの期待を背負い走ったマイケル・マシューズが3位銅メダル。エヴェネプールに引き離されてもなお単独で粘り続けたルツェンコは24位。日本から単騎参戦した新城幸也(バーレーン・ヴィクトリアス)は39位だった。
選手コメントは別にお伝えします。
8日間にわたって開催されたロード世界選手権オーストラリア・ウロンゴン大会を締めくくる男子エリートロードレース。世界チャンピオンを決める大一番に挑む50ヵ国169名の選手たちを迎えたのは、まさに南半球をイメージさせる真っ青なオーストラリアの空だった。
スタート時点で気温17度。正午すぎでも19度ほどという絶好のレース日和。総距離266.9kmコースの前半区間で距離8.7km/平均5%/最大勾配15%のマウント・ケイラを越え、マウント・オースレイとマウント・プレサント(距離1km/平均勾配7.7%/最大14%)の2連続登坂を越えるウロンゴンの周回コースを合計12周回。ピュアスプリンターを阻む獲得標高差3,945mのレースが始まると、積極的なアタック合戦を経て12名の逃げグループが先行した。
シモン・ペロー(スイス)やガイ・サジフ(イスラエル)、ルーカサス・オウシャン(ポーランド)、さらには現役ラストレースであることを発表したユライ・サガン(スロバキア)といったワールドツアー所属選手も含まれた逃げは順調にリードを広げに掛かる。強豪国がペースを落としながらコントロールするメイン集団では、集団最後尾という「いつもの場所」を出場選手中4番目に年長(38歳と4日)の新城幸也(日本)が位置取った。
そんな中、230km以上を残して集団後方を力なく走っていたマチュー・ファンデルプール(オランダ)リタイアの報せが入る。前夜に宿泊ホテルで騒いでいた子供を突き飛ばし、警察で事情聴取されたため寝ずに出走していたというファンデルプールの思わぬ脱落によって、オランダは作戦変更を余儀なくされている。
このまま平穏に周回コースに向かうかと思われたが、マウント・ケイラに入るとトマ・ヴォクレール監督が指揮を執るフランス勢がペースアップを敢行した。ロシアから国籍変更したパヴェル・シヴァコフやブルーノ・アルミライルの高速ヒルクライムによって、結果的にワウト・ファンアールト(ベルギー)やタデイ・ポガチャル(スロベニア)、ディラン・ファンバーレ(オランダ)、ロマン・バルデ(フランス)といった優勝候補がたっぷりと入った25名ほどの追走グループが出来上がる。こうした状況下で、コンディション未知数のディフェンディング王者ジュリアン・アラフィリップ(フランス)やレムコ・エヴェネプール(ベルギー)、そしてビニヤム・ギルマイ(エリトリア)といった優勝候補たちはドイツが牽くメイン集団に残ることを選択した。
無線使用が禁止されている状況下で、積極的なペースアップを試みる追走グループからは、すぐにサムエーレ・バッティステッラ(イタリア)とシヴァコフがアタックし、ピーター・セリー(ベルギー)、そして開催国オーストラリアのベン・オコーナー&ルーク・プラップが追従して先行。少人数の逃げを強豪国が10分以上のリードを与えて追うという、"いつもの"世界選手権とは異なる急展開で1周17.1kmのウロンゴン周回コースを駆け抜けた。
逃げと追走にメンバーを乗せられなかったドイツはニコ・デンツ(ドイツ)をアンドレアス・レックネスン(ノルウェー)と共にメイン集団から飛び立たせたものの、普段チームDSMのチームメイトであるデンツとレックネスンは、結局人数を擁してハイテンポを刻む前方グループに追いつくことは叶わなかった。
150km地点でシヴァコフたち5人は11名となっていた先頭グループに合流。16名となったの逃げに対し、メイン集団はスペインとオランダが組織だってコントロールを担った。コースフェンスの無い登坂区間では観客の旗にジェイク・スチュアート(イギリス)が接触して転倒。距離を消化して8周目に入り、先頭とのタイム差が1分半に縮まった状態でフランス勢が攻撃再開。この動き乗じて今度は22名が集団を飛び立った。
フランスは3名(セネシャル、パシェ、バルデ)をこのグループに送り込んだものの、ベルギーもエヴェネプールを含め3名を乗せることに成功。ジャイ・ヒンドレー(オーストラリア)やナイロ・キンタナ(コロンビア)、マウロ・シュミット(スイス)、アレクセイ・ルツェンコ(カザフスタン)といった、各チームのエース/サブエース級選手が入った22名は、やがてバラバラになっていた先頭グループを全員捉えてなおメイン集団から逃げ続ける。結果的にスペインが必死に率いるメイン集団は、この動きを見逃したことで決定的な勝負のタイミングを逃してしまうこととなる。
ファンアールトやポガチャル、ギルマイ、アラフィリップ不在の25名が、傾き始めた太陽に照らされた周回コースを駆け抜ける。すると残り2周回に入るタイミングでブエルタ・ア・エスパーニャ覇者の証である赤いヘルメットを被るエヴェネプールがアタックし、ただ一人食らいついたルツェンコを引き連れて先を急ぐ。置き去りにされた後続グループは人数の多さも災いして追撃体制を整えることができなかった。
残り30kmを切ったタイミングで先頭2名と追走グループの差は20秒強。ファンアールトがアタックして絞り込むメイン集団は2分以上後方で、エヴェネプールとルツェンコはさらにリードを上積みしてラスト2周回の登坂区間へ。ハイペースでダンシングを続けるエヴェネプールにルツェンコが付いていけず、こうしてブエルタ覇者のラスト25km独走劇が幕を開けた。
独特の深いエアロポジションでハイスピードを維持するエヴェネプール。残り20kmを切って後続のルツェンコや、シュミットたち4名(第3グループ)との差は1分を越え、引き続きファンアールトがアタックし、アラフィリップが食らいつくメイン集団も差を縮められず。逃げ切りに向けて青信号を灯らせたエヴェネプールのリードは縮められるどころか、むしろ広がる一方。最後の登坂区間を1分28秒リードで越え、ダウンヒルとフィニッシュまで続く平坦区間に入った。
ブエルタ覇者のスピードに誰も敵わなかった。西陽に照らされて最終区間を走り抜けたエヴェネプールが「信じられない」ポーズを繰り返しながらフィニッシュへ。最後は両手をハンドルから離し、ジャージのベルギー国旗を示してからガッツポーズ。世界選手権史上7番目に若い、22歳と244日の新世界王者が誕生した。
ベルギーにとって2012年のフィリップ・ジルベールに続く10年ぶりのアルカンシエル獲得だ。エヴェネプールにとってはブエルタ制覇から16日後、世界選手権個人タイムトライアルで3位銅メダルに甘んじてから7日後の戴冠。新世代ナンバーワンオールラウンダーが、キャリア最大の勝利を掴み取った。
遅れてフィニッシュしたファンアールトに讃えられ、満面の笑みでアルカンシエルを受け取ったエヴェネプールは「1人で飛び出した場合、各々が限界まで牽引する。だから早い段階で僕の方がアレクセイ(ルツェンコ)よりも強いということがわかった。だから1人になりたかった。このような周回コースでは無駄にする時間はないのだからね。最後の丘(マウント・プレサント)はとても辛く、脚の感覚がなくなり爆発する寸前だった」と語る。
サッカーから自転車競技に転向して以降、世界選手権ロード&個人TT両制覇を筆頭に無敵の強さで2018年のジュニアカテゴリーを総ナメにしたエヴェネプール。鳴り物入りでドゥクーニンク・クイックステップ入りした2019年もクラシカ・サンセバスチャンを制し、その後も1週間のステージレースで総合優勝を量産。2020年終盤のイル・ロンバルディアでは谷底に落下する落車で骨盤骨折と肺挫傷を負ったものの、そこから回復期間を経て2021年も次第にコンディションを回復。完全復活した2022年はヴォルタ・アン・アルガルヴェ総合優勝を皮切りにリエージュ〜バストーニュ〜リエージュ制覇、ナショナル選手権個人TT制覇とサンセバスチャン2勝目で乗り込んだブエルタでは2週間以上マイヨロホを着用し続けて総合優勝に輝いたばかりだった。
アルカンシエルは夢だったかという問いに対して、「もちろん。ただ残念なのはもう10月だということ。(来年の世界選手権は7月開催なので)アルカンシエルを着用できる期間が短いということはとても残念だよ」と前置きしつつ、「もちろん世界選手権はずっと夢見てきた目標だ。モニュメントやクラシック、グランツールで優勝し、世界選手権まで優勝できるなんて。今年は勝てるレースは全て勝った気持ちがするよ。こんな素晴らしいシーズンは2度とやってこないと思う」とも。アラフィリップから引き継いだアルカンシエルに、例年よりも少ない11ヶ月間袖を通すこととなる。
歴史ある自転車大国がついに栄冠を取り戻したその2分21秒後、27名のスプリント勝負を制したクリストフ・ラポルト(フランス)が2位に入り、開催国オーストラリアの期待を背負い走ったマイケル・マシューズが3位銅メダル。エヴェネプールに引き離されてもなお単独で粘り続けたルツェンコは24位。日本から単騎参戦した新城幸也(バーレーン・ヴィクトリアス)は39位だった。
選手コメントは別にお伝えします。
ロード世界選手権2022男子エリートロードレース結果
1位 | レムコ・エヴェネプール(ベルギー) | 6:16:08 |
2位 | クリストフ・ラポルト(フランス) | +2:21 |
3位 | マイケル・マシューズ(オーストラリア) | |
4位 | ワウト・ファンアールト(ベルギー) | |
5位 | マッテオ・トレンティン(イタリア) | |
6位 | アレクサンドル・クリストフ(ノルウェー) | |
7位 | ペテル・サガン(スロバキア) | |
8位 | アルベルト・ベッティオル(イタリア) | |
9位 | イーサン・ヘイター(イギリス) | |
10位 | マティアス・スケルモース(デンマーク) | |
39位 | 新城幸也(日本) | +3:01 |
text:So Isobe
photo:CorVos
photo:CorVos
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