2022/10/07(金) - 15:11
キャットアイが久方ぶりにリリースした新型サイクルコンピューターのAirGPS。発売開始のタイミングで実機を借りることができたので、詳細を確認していく。GPSを搭載し、センサーレスで速度や走行距離、走行ルートを記録できる新型デバイスを紹介しよう。
キャットアイがリリースした新型サイクルコンピューターのAirGPS。有線式のサイクルコンピューターも高い人気を誇ったキャットアイの新作は、GPSを搭載しながらも1万円という価格を実現させたバリューモデルだ。今回の記事では、ハードウェアとソフトウェアを実機に触れながら紹介したい。
ハードウェアはキャットアイの名作サイクルコンピューター“STRADA”の系譜を継ぐデザインだ。背面の電源ボタンに加え、モードチェンジのボタンが一つのみという研ぎ澄まされた設計は、ボディ表面の三連ドットの部分を押し込むと背面のモードチェンジボタンが押されるというもの。押すボタンの数や、ボタンに割り当てられた役割がミニマムなため、非常に使いやすいことが特徴だ。
ライド前に電源ボタンを長押ししデバイスを起動すると、自動的に「READY」と表示されるので、その状態でドットをワンクリックするだけで記録が開始される。ライドを終了するときは、電源ボタンで電源をオフにするだけで自動的にデータが保存される。ライド終了後にポチポチとボタンを押す作業が必要ないのは、非常に明快な操作方法といえよう。
ライド中もドットをクリックするだけで、画面下部のデータフィールドを切り替えられる。表示できる項目は走行距離やケイデンス、心拍数がメインで、パワーメーターには対応していないが、週末のサイクリングで距離や時間、走行ルートを記録したいという方には必要十分だ。ライドデータはスマホアプリを経由してストラバなどのSNSにもアップロードすることができるため、近年盛んなオンラインイベントにも参加しやすい。
アプリ(Cateye Cycling)に関しても非常にシンプルな作りで、ライドデータを網羅するダッシュボードから各ライドの詳細情報にアクセスすることが可能。サイコンで記録したデータを数値だけではなく、グラフでも表示してくれるため、ライド後にデータをチェックするのも楽しみになるはずだ。もちろんここで地図も確認することができる。
またアプリには「セキュリティ」といった項目から、サイクルコンピューターとの接続が切断された場合や、センサーが稼働した場合に通知が飛ぶ設定を行えたり、「ヘルスケアに転送」からはiOSのヘルスケアアプリとデータを共有することができたりと、使い勝手が増す機能も備えられていることがポイントだ。
AirGPSの固定方法はキャットアイが誇るフレックスタイトブラケット。お馴染みの方式は同社のライトを使用するユーザーであればその名を聞くだけで安心感を得られるほどの信頼性を有していることが特徴。オプションのアウトフロントブラケットにも対応しているため、ステムキャップの前に配置させることも可能。
充電ポートはマイクロUSBで、ランタイムは約10時間。付属するマニュアルは非常にわかりやすく、初めてのサイクルコンピューターという方でも使いこなせるはずだ。価格は9,900円(税込)。現在は実店舗限定での販売形式を予定している。
キャットアイ AirGPS
計測項目:速度、時間、ケイデンス、心拍数 ※ケイデンス、心拍の計測には別途対応センサーが必要になります
通信方式:GPS、Bluetooth
連続使用時間:約10時間
標準充電時間:約3時間(200mA)
ケーブル:マイクロUSB
サイズ:43 x 68 x 21 mm / 39g
防水性能:IPX7 ※JIS C0920に基づく保護構造
価格:9,900円(税込)
キャットアイがリリースした新型サイクルコンピューターのAirGPS。有線式のサイクルコンピューターも高い人気を誇ったキャットアイの新作は、GPSを搭載しながらも1万円という価格を実現させたバリューモデルだ。今回の記事では、ハードウェアとソフトウェアを実機に触れながら紹介したい。
ハードウェアはキャットアイの名作サイクルコンピューター“STRADA”の系譜を継ぐデザインだ。背面の電源ボタンに加え、モードチェンジのボタンが一つのみという研ぎ澄まされた設計は、ボディ表面の三連ドットの部分を押し込むと背面のモードチェンジボタンが押されるというもの。押すボタンの数や、ボタンに割り当てられた役割がミニマムなため、非常に使いやすいことが特徴だ。
ライド前に電源ボタンを長押ししデバイスを起動すると、自動的に「READY」と表示されるので、その状態でドットをワンクリックするだけで記録が開始される。ライドを終了するときは、電源ボタンで電源をオフにするだけで自動的にデータが保存される。ライド終了後にポチポチとボタンを押す作業が必要ないのは、非常に明快な操作方法といえよう。
ライド中もドットをクリックするだけで、画面下部のデータフィールドを切り替えられる。表示できる項目は走行距離やケイデンス、心拍数がメインで、パワーメーターには対応していないが、週末のサイクリングで距離や時間、走行ルートを記録したいという方には必要十分だ。ライドデータはスマホアプリを経由してストラバなどのSNSにもアップロードすることができるため、近年盛んなオンラインイベントにも参加しやすい。
アプリ(Cateye Cycling)に関しても非常にシンプルな作りで、ライドデータを網羅するダッシュボードから各ライドの詳細情報にアクセスすることが可能。サイコンで記録したデータを数値だけではなく、グラフでも表示してくれるため、ライド後にデータをチェックするのも楽しみになるはずだ。もちろんここで地図も確認することができる。
またアプリには「セキュリティ」といった項目から、サイクルコンピューターとの接続が切断された場合や、センサーが稼働した場合に通知が飛ぶ設定を行えたり、「ヘルスケアに転送」からはiOSのヘルスケアアプリとデータを共有することができたりと、使い勝手が増す機能も備えられていることがポイントだ。
AirGPSの固定方法はキャットアイが誇るフレックスタイトブラケット。お馴染みの方式は同社のライトを使用するユーザーであればその名を聞くだけで安心感を得られるほどの信頼性を有していることが特徴。オプションのアウトフロントブラケットにも対応しているため、ステムキャップの前に配置させることも可能。
充電ポートはマイクロUSBで、ランタイムは約10時間。付属するマニュアルは非常にわかりやすく、初めてのサイクルコンピューターという方でも使いこなせるはずだ。価格は9,900円(税込)。現在は実店舗限定での販売形式を予定している。
キャットアイ AirGPS
計測項目:速度、時間、ケイデンス、心拍数 ※ケイデンス、心拍の計測には別途対応センサーが必要になります
通信方式:GPS、Bluetooth
連続使用時間:約10時間
標準充電時間:約3時間(200mA)
ケーブル:マイクロUSB
サイズ:43 x 68 x 21 mm / 39g
防水性能:IPX7 ※JIS C0920に基づく保護構造
価格:9,900円(税込)
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