シエルブルー鹿屋の伊藤雅和が、選手引退を発表した。9月25日(日)に開催されるJプロツアー「まえばし赤城山ヒルクライム」がラストレースとなる。



6月の東日本ロードクラシック修善寺大会を走る伊藤雅和(シエルブルー鹿屋)6月の東日本ロードクラシック修善寺大会を走る伊藤雅和(シエルブルー鹿屋) photo:Satoru Kato
シエルブルー鹿屋は、チーム公式SNSで伊藤雅和の引退を発表した。

伊藤は鹿屋体育大学卒業後、愛三工業レーシングチームに加入。2017年からはNIPPOヴィーニファンティーニで海外レースを中心に活動。その後2020年に愛三工業レーシングチーム復帰を経て、2022年にはプレイングマネージャーとしてシエルブルー鹿屋に加入。若手選手中心のチームで牽引役を果たしてきた。

以下、プレスリリースより。



伊藤雅和伊藤雅和 ©️CIEL BLEU KANOYA私、伊藤雅和は、2022年シーズンを持ちまして、選手生活を終える決意をしましたので、ご報告致します。

鹿屋体育大学を卒業後、選手として12年間プロ活動させてもらいました。

2011年〜愛三工業レーシングチームで6年間。
2017年〜NIPPO VINI FANTINI(イタリア)で3年間。
2020年〜愛三工業レーシングチームで2年間。
2022年〜シエルブルー鹿屋で1年間。


走る場所を与えてくれた愛三工業レーシングチーム、NIPPO VINI FANTINI、シエルブルー鹿屋。この3チームのお陰で、沢山のことを学びながら向上心を忘れずに、選手生活を全うできたと思っています。

チームだけでなくそこに関わる多くのスポンサー様や応援してくださる皆様、そして家族がいてくれたお陰で、今日迄の自分の選手生活が成り立っていたと認識しています。

愛三工業レーシングチームでは多くのUCIアジアツアーのレースを走った伊藤雅和(写真左・2020年マレーシアインターナショナルにて)愛三工業レーシングチームでは多くのUCIアジアツアーのレースを走った伊藤雅和(写真左・2020年マレーシアインターナショナルにて) (c)Nobumichi KOMORI2019年NIPPOヴィーニファンティーニから出場したツール・ド・北海道では、長時間の集団牽引を見せた2019年NIPPOヴィーニファンティーニから出場したツール・ド・北海道では、長時間の集団牽引を見せた photo:Satoru Kato

今後はシエルブルー鹿屋と関わりながら、鹿児島を拠点に日本一、世界を目指す選手の育成のお手伝いができたらなと考えています。

またどこかのレース会場で、皆様にお会いできたら嬉しいです。

これまで伊藤雅和の競技生活に携わって頂いた、全ての皆様に心より感謝致します。
本当にありがとうございました!


text:Satoru Kato

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