2022/09/19(月) - 18:21
平均50km/hを超える圧倒的なスピードで駆け抜けたソーレン・ヴァーレンショルト(ノルウェー)がロード世界選手権U23タイムトライアルで勝利。男子エリートを制したフォスに続いてノルウェー勢が強さを見せつけた。日本の留目夕陽は21位だった。
前日の男女エリートよりも3kmほど短い14.6kmのコースを約2周する、全長28.8kmで行われた男子U23タイムトライアル。男子エリートを制したトビアス・フォス(ノルウェー)が「テクニカルでトリッキー」というように、コースには多くの直角コーナーや急勾配の丘が登場。独走力だけではなく、ペース配分やバイクコントロールなど様々な要素が求められるレイアウトで争われた。
フィニッシュラインを1度通過するため44名の選手が5組に分かれてスタート。第1ウェーブから好タイムが連続するなか、U23男子で4連覇中のデンマーク代表カールフレデリック・べヴォルトが平均時速50kmに迫るタイムで駆け抜け、34分53秒というトップタイムをマークした。
このべヴォルトから早々にホットシートを奪ったのはレオ・ヘイター(イギリス)。今年8月よりイネオス・グレナディアーズに加入したヘイターは、3ヶ所の中間計測すべてでトップタイムを叩き出し34分37秒(平均49.918km/h)でフィニッシュ。しかし、そのタイムを全体の29番目に出走したソーレン・ヴァーレンショルト(ノルウェー)が更新した。
ウノエックス・プロサイクリングチームに所属するヴァーレンショルトは第1計測こそヘイターの6秒遅れだったものの、2周目に入ると驚異的なペースアップを敢行。平均時速50kmを超えるスピードを最後まで維持し、ヘイターのタイムを24秒上回る34分13秒を叩き出した。このタイムにアレック・セガールト(ベルギー)が肉薄する走りを見せたものの16秒及ばず、ヴァーレンショルトが男子U23のタイムトライアル王者に輝いた。
「勝利の秘訣はプレイステーションでF1のゲームをたくさんやったから。そこで学んだコーナリングが実際の走りに活かされた。このコースはコーナーが鍵になると分かっていたし、何よりトビアス(フォス)からコツを聞いていたんだ」と語るヴァーレンショルト。「トビアスのアドバイスは”登りのために力を溜め、下りで脚の回復に努めろ”というものだった。また2周目に向けて力を溜めてペース配分に気をつけた。とても良いレースになったよ」。
これでノルウェーは前日のフォスに続くタイムトライアル2連勝。U23カテゴリーの個人TTでヴァーレンショルトは、1998年に優勝したトル・フースホフト以来24年ぶりとなるノルウェー人王者となった。
また、U23の日本TT王者として臨んだ留目夕陽(EFエデュケーション・NIPPOデヴェロップメントチーム)は1周目こそ良いペースを刻んだものの後半に失速。トップから2分20秒遅れの21位でフィニッシュしている。
前日の男女エリートよりも3kmほど短い14.6kmのコースを約2周する、全長28.8kmで行われた男子U23タイムトライアル。男子エリートを制したトビアス・フォス(ノルウェー)が「テクニカルでトリッキー」というように、コースには多くの直角コーナーや急勾配の丘が登場。独走力だけではなく、ペース配分やバイクコントロールなど様々な要素が求められるレイアウトで争われた。
フィニッシュラインを1度通過するため44名の選手が5組に分かれてスタート。第1ウェーブから好タイムが連続するなか、U23男子で4連覇中のデンマーク代表カールフレデリック・べヴォルトが平均時速50kmに迫るタイムで駆け抜け、34分53秒というトップタイムをマークした。
このべヴォルトから早々にホットシートを奪ったのはレオ・ヘイター(イギリス)。今年8月よりイネオス・グレナディアーズに加入したヘイターは、3ヶ所の中間計測すべてでトップタイムを叩き出し34分37秒(平均49.918km/h)でフィニッシュ。しかし、そのタイムを全体の29番目に出走したソーレン・ヴァーレンショルト(ノルウェー)が更新した。
ウノエックス・プロサイクリングチームに所属するヴァーレンショルトは第1計測こそヘイターの6秒遅れだったものの、2周目に入ると驚異的なペースアップを敢行。平均時速50kmを超えるスピードを最後まで維持し、ヘイターのタイムを24秒上回る34分13秒を叩き出した。このタイムにアレック・セガールト(ベルギー)が肉薄する走りを見せたものの16秒及ばず、ヴァーレンショルトが男子U23のタイムトライアル王者に輝いた。
「勝利の秘訣はプレイステーションでF1のゲームをたくさんやったから。そこで学んだコーナリングが実際の走りに活かされた。このコースはコーナーが鍵になると分かっていたし、何よりトビアス(フォス)からコツを聞いていたんだ」と語るヴァーレンショルト。「トビアスのアドバイスは”登りのために力を溜め、下りで脚の回復に努めろ”というものだった。また2周目に向けて力を溜めてペース配分に気をつけた。とても良いレースになったよ」。
これでノルウェーは前日のフォスに続くタイムトライアル2連勝。U23カテゴリーの個人TTでヴァーレンショルトは、1998年に優勝したトル・フースホフト以来24年ぶりとなるノルウェー人王者となった。
また、U23の日本TT王者として臨んだ留目夕陽(EFエデュケーション・NIPPOデヴェロップメントチーム)は1周目こそ良いペースを刻んだものの後半に失速。トップから2分20秒遅れの21位でフィニッシュしている。
ロード世界選手権2022男子U23個人タイムトライアル結果
順位 | 名前 | タイム | 平均スピード |
---|---|---|---|
1位 | ソーレン・ヴァーレンショルト(ノルウェー) | 0:34:13 | 50.502km/h |
2位 | アレック・セガールト(ベルギー) | +0:17 | 50.087km/h |
3位 | レオ・ヘイター(イギリス) | +0:25 | 49.894km/h |
4位 | ローガン・カリー(ニュージランド) | +0:33 | 49.703km/h |
5位 | ミヒェル・ヘスマン(ドイツ) | +0:39 | 49.560km/h |
6位 | カールフレデリック・べヴォルト(デンマーク) | +0:40 | 49.537km/h |
7位 | エディ・ル・ユイットゥーズ(フランス) | +0:51 | 49.278km/h |
8位 | ラウル・ガルシア(スペイン) | +1:03 | 48.998km/h |
9位 | マティアス・ヴァチェク(チェコ) | +1:04 | 48.975km/h |
10位 | ロレンゾ・ミレージ(フランス) | +1:05 | 48.952km/h |
21位 | 留目夕陽(EFエデュケーション・NIPPOデヴェロップメントチーム) | +2:20 | 47.278km/h |
text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos
photo:CorVos
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